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雄大なオホーツク海を独り占めできるセカンドハウス 網走市 鈴木さん/光輝建設


生まれ育った街で、オホーツクの海を眺めながら暮らしたい―。そんな想いで現在新潟に居を構える鈴木さんが、オホーツク海のすぐ側にセカンドハウスを完成させたのが2022年の秋。今では毎月のように訪れ、木の温もりに満ちた部屋から窓の外に広がる大海原の風景を楽しんでいます。

生まれ育った港町で海を見ながら暮らしたい


網走の街並みとオホーツク海。冬は流氷観光で大勢の観光客も訪れる


網走で生まれ育った鈴木さんは、18歳の時に横浜に出て就職。その後、ご結婚されて今は奥様の実家がある新潟に居を構えています。
海の幸に恵まれた港町で、水産加工場が多く、別荘地のイメージはあまりない網走ですが、鈴木さんが再びこの地での暮らしに思いを馳せるようになったのは、ご両親の介護等で13年間にわたり毎月新潟から通い続けたことがきっかけでした。

自分が小さい時からクジラが捕れた記憶がある馴染みの海があり、お母さまも海の近くに暮らしていたこともあって、だんだんと海を見ながら暮らす時間を持ちたいという気持ちが強くなっていったそうです。「網走は東京から飛行機1本でアクセスできるし、知床や阿寒湖など道東の観光地に行くのも便利。病院やスーパー、コンビニも十分ある」と鈴木さん。利便性の良さも、網走にセカンドハウスを持つことにした大きな理由の一つでした。

木の香りがする室内に大きな窓と薪ストーブを


建て方が進むセカンドハウスの施工現場


セカンドハウスを建てるにあたって、海岸線沿いの土地を購入した鈴木さんは、施工業者を地場工務店の光輝建設に依頼。網走の気候や環境を十分わかっている地域密着の建設会社や工務店を調べている中で、断熱・気密性能が高く、冬暖かい家づくりを行っていることに加え、室内が山小屋風のイメージだった事務所の雰囲気や、澤田社長の精力的な仕事ぶりも決め手になったとのこと。

オホーツク海の雄大な風景を切り取ることができる大きな窓のほか、木の香りがする木板仕上げの暖かい室内空間や、炎の揺らぎを眺めてゆっくり流れる時間を愉しめる薪ストーブの設置などを光輝建設に伝えてプラン・仕様を決めていきました。プランについてはシンプルでスッキリしたものにしたいということで、ご自身でも考えて手書きしたりするほどこだわったそうです。

四季を通じオホーツク海の絶景を窓に映す


完成したセカンドハウス外観。外壁はダークグレーの木目調サイディングで仕上げている


そんな鈴木さんのこだわりがつまったセカンドハウスが完成したのは、2022年10月。ツーバイフォー工法による約40坪の2階建てで、外観はダークグレーの木目調サイディングで仕上げてウッディな雰囲気に。プランは鈴木さんのイメージ通り、1階に玄関とインナーガレージ、2階にリビング・ダイニングとキッチン、寝室、水回りが設けられています。


リビング・ダイニングの大きな窓からオホーツク海を眺める鈴木さん


“オホーツク海を眺めながら過ごす”という夢を叶えるのは、2階のリビング・ダイニングの大きな窓。幅が約1.7m、高さが約2mのFIX窓(はめ殺し窓)を2つ並べ、さらにその両側にも同じ高さで幅50cmの外開き窓が付いており、建物の前に広がるオホーツク海を独り占めすることができます。夏にはオホーツクブルーの海、冬には流氷の海と、季節によって変わる風景を映してくれるのはもちろん、両側の外開き窓を開ければ波の音も聞こえてきます。

眺めにこだわり電話線も視界の外に


当初は視界に入っていた電話線も高さを1m上げてもらい、
何も邪魔するものがないスッキリした眺望を実現


当初は大きな窓から建物の前の電柱にかかる電話線が見えていましたが、そこも妥協することはなかった鈴木さん。NTT東日本に交渉して電話線の位置を1m高くしてもらい、余計なものが視界に入り込むことなくオホーツクの海を窓に映せるようになりました。

また、家の前の道路は散歩する人や車も多く通るので、プライバシーの確保に配慮しブロンズガラスを採用。室内からの眺望を損なわずに外からの視線を遮ることで、絶景を誰にも気兼ねせずに楽しめる空間となりました。ちなみにこれだけ窓が大きいと冬の寒さや夏の暑さが気になりそうですが、そこは窓の性能に加えて外壁の断熱性能の高さもあり、1年を通じ室内を快適に保ってくれます。

室内は木の温もりに満ちて暖かく


リビング・ダイニングの一角には薪ストーブを設置


室内は壁と天井をウエスタンレッドシダー(米杉)、床を高級感ある茶褐色のアカシア無垢フローリングでコーディネートして木の温もりを感じられる空間に。「床のフローリングは、柔らかく、素足で歩いても暖かさが伝わるような木を選んでもらいました」と鈴木さん。特にインテリアとしても映える薪ストーブを設置したリビング・ダイニングは、森の中で焚き火をしながら大きな窓に映るオホーツク海に癒される雰囲気に浸れそう。


寝室も木の香りに満ちていて、ぐっすりと眠れそう


リビング・ダイニングから続く寝室も、同じく木の温もりに満ちた空間。120cm幅で3列に造作したオープンクローゼットの使い勝手が良いのも大きなポイントで、同じくキッチンにある食品庫も外気を入れて低温に保つことができるなど、滞在時にはとても重宝していると言います。


1.2m幅で3列のオープンクローゼットを寝室に造作


車2台分のインナーガレージでバーベキューも

暮らしやすさを考えた設計は、収納や食品庫などにとどまらず、1階の玄関からメインの生活空間となる2階へ上がるオープン階段も大きなポイント。横幅が約1.2mもあるのでとても上り下りしやすく、踊り場にある大きな窓からは庭に植えたヤマボウシの木を見ることができます。鈴木さんはガーデニングも始めたいと話しており、近い将来にはきれいな花や樹木がレイアウトされた素敵な庭を眺めることができそう。


暮らしやすさを高めている幅広のオープン階段(左)と、外気を導入して低温状態を保つ食品庫(右)


このほか、1階にある車2台分のインナーガレージは、移動に使う軽自動車を1台停め、もう1台分のスペースにはアウトドア用品などを置く場に。シャッターを開けてバーベキューを楽しむこともあるそうです。


車2台が入る1階のインナーガレージは車1台分のスペースにアウトドア用品などが置かれており、
バーベキューを行う場としても活躍している


海がある暮らしの良さを改めて実感


鈴木さんがホームセンターで購入したタイルなどで自作したエクステリアウォール。
ガーデニングなどもこれから徐々に行っていきたいと鈴木さんは言う


セカンドハウス完成後は、最初の冬を除いてほぼ毎月訪れて網走での暮らしを楽しんでいる鈴木さん。「大きな窓から見えるオホーツク海の眺めが良く、曇っていても雨が降っていても、すぐそばに海がある暮らしはいいなと感じています。この眺めと木の香りがとても心地よく、すごく暖かいので住まいとしてはほぼ満点ですね」と話します。

きっとこの冬は、薪ストーブを焚いた暖かいリビング・ダイニングから、流氷に覆われたオホーツク海を眺めて幸せな時間を過ごしていることでしょう。


波の音を聞きながらゆっくり流れる時間に身を任せることができるのは、
このセカンドハウスならでは


2024年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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