函館市や北斗市、七飯町、八雲町といった道南エリアで、中古住宅のリノベーションが注目されています。
道南エリアの精鋭工務店グループ・e-housing函館(イーハウジング函館)は、中古住宅を新築並み、あるいはそれ以上の性能に再生させる「ZEH(ゼッチ)リノベーション」に取り組んでいます。
目次
大手にはまねできない「地元による、地元のための家づくり」
イーハウジング函館の歴史は2003年にさかのぼります。道南エリアは大手ハウスメーカーや不動産系住宅会社が強く、地域性を生かした暖かい家が手に入りにくい状況でした。
そこで、「地域に合った高性能な住宅を適正価格で提供しよう」と志を共にする地元の工務店が集結。
仕入れルートや建材・設備を可能な限り統一することで、高品質を維持しながら工事原価の削減に成功しました。この「知恵と団結」こそが、現在のZEHリノベーションを支える経済的な基盤となっています。
実証モデルになったT邸が転機に
イーハウジング函館がZEHリノベーションへ本格的に乗り出すきっかけは、中古住宅をリフォーム・リノベーションした多くの人が直面する冬の寒さ・夏の暑さによる不快感と、年々高騰する光熱費という課題にありました。
メンバーのノースランドホーム山野内建設(八雲町)が、2017年に八雲町でフルリノベーションしたT邸は、北海道の住宅業界が抱える「建材費高騰」と「施主の経済的負担」を解決するための実証モデルとして公開されました。
Before(左上)とAfter(右)
【T邸の特徴】
・性能の追求:間取り変更を最小限に抑えて、改修費を断熱・気密の強化に投入。UA値0.26という高い断熱性能と太陽光発電パネルにより「光熱費実質ゼロ」を実現
・圧倒的なコストメリット:中古住宅の取得費と改修費を合わせても、高性能な新築を建てるより大幅にコストを抑えられた
見学会では「このリノベーション住宅が良い」という声が相次ぎ、これにより新築よりも安く、かつ高性能な住宅を求める切実な消費者ニーズを確信しました。
北海道で「ZEHリノベーション」を選ぶ圧倒的な合理性
一般的な性能の住宅で30年間暮らした場合、光熱費総額は莫大になります。
ZEHリノベーションならこの負担を実質ゼロに近づけることができ、長期的に見てとても大きな節約になります。「新築のZEHより安く、かつ立地の良い高性能住宅に住む」。これがイーハウジング函館の提案する新しい活路です。
地域の「空き家問題」を解決し、未来を守る
道南エリアでも深刻化する空き家問題に対し、地場工務店による古い住宅を再生させる取り組みは、地域の活力維持につながっています。
このように「高騰する新築費用への対策」「家計の負担削減」「空き家問題の解決」という複数の課題を、独自の技術力で解決しようとしたことが、この事業の原点になっています。
【実例紹介】ZEHリノベーションで進化を遂げた住まい
Case 1:築23年の「寒さと結露」を克服
・フルリノベーション(函館市S邸・2019年施工)
イーハウジング函館メンバーのマルサ佐藤建設(函館市)が手掛けたS邸は、深刻な寒さと結露に悩まされていました。
Before
After
既存の基礎と柱・梁の再利用により建設費を抑えながら、断熱・気密性と耐震性を高めるZEHリノベーションを選択。
新築住宅と同等以上の性能を誇るNearly ZEH(ニアリーゼッチ)仕様のスマート電化住宅へと劇的な進化を遂げ、冬の光熱費を3分の1以下に抑えることが可能に。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
Case 2:部分リフォームでも性能向上
大規模なリノベーションだけでなく、部分的な改修でも住まいの性能を向上させることができます。以下は、メンバーの福地建装(北斗市)による施工事例です。
・外窓交換「カバー工法」(函館市N邸・2025年施工)
函館市に暮らすNさんは窓からの冷気が気になり、ペアガラス窓からトリプルガラス窓に交換しました。
外壁塗装を行ったばかりだったので、外壁をそのまま使うカバー工法を選択。これにより、トリプルサッシの断熱性能強化だけでなく、結露の軽減も期待できます。
・給湯機の入れ替え(函館市K邸・2025年施工)
函館市のK邸は、電気温水器を撤去し、エコキュートへ入れ替えました。
光熱費の削減と、停電や断水時に生活用水として使用できることが魅力です。
いずれも国の住宅補助金制度を賢く活用しています。「先進的窓リノベ2026事業」といった住宅補助金は予算枠があるので、申請のタイミングが遅れないようにしたいですね。こちらのコラム記事も参考にしてみてください。
→札幌でリフォーム・リノベーション【2026年版・住宅補助金解説付き】
まずはイーハウジング函館の家づくりを体感してください
イーハウジング函館メンバーのモデルハウスを厳選してご紹介しています。下記の記事をご覧の上、ぜひ足を運んでみてください。
2026年06月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。