手作りが恋しい季節となりました
小学生と中学生の息子たちがまだ幼稚園児だった頃、バザー用に色々小物を作っていた時期がありました。
ミニチュアのテーブルセットやドールハウス、イタドリ笛に松ぼっくりツリー・・・。あんなにつくったのに、今手元に何一つ残っていません。バザーに出す目的があっての事なので、当然といえば当然ですが。
あの頃は、贈答品の桐箱、さくらんぼの種、胡桃(クルミ)の殻、流木、貝殻etc・・・手作り小物の材料に、色々とためこんでいましたが、今はそれもしなくなっていました。
雪の季節もそう遠いことではないと感じたある日、道端にドングリを見つけて、ツリーをつくりたいなと材料探しを始めました。
材料を買ってきたものでも構わないのですが、今回は、木の実やスパイスを板に貼りつけたツリーも思い浮かべたりしたので、"採ってくる"方向に走ってしまいました。
目にも耳にも口にもよし!?秋を"採り"にタカラの山へ
札幌市はちょっと車を走らせるとすぐに山がありますよね(*^_^*)
今回は西区西野の山や木の多い公園、手稲山の登山道(入り口付近)などに天気の良い日に出かけて行っては、乾いた葉音を聞き、落ち葉の舞いを眺め、「これは桂の葉のにおい...」「あ、山ブドウ」「あ、きのこ」と散策8割、採集2割ぐらいでしょうか。集められた材料を見ながら、作る物を構想して、また必要そうなものを探す・・・。そんなことを繰り返しながら、材料となるタカラが集まったところで、さあ作ってみましょう。
あなたの秋色ツリーを作ってみませんか?
太い木の枝で骨組みを作って、細い枝を組み合わせる。ウドの実を何ヶ所かに集めて飾りつける。バラの実を長いものと短いものをとり混ぜて枝に組み合わせる。エノコロ草は一ヶ所にまとめてから結びつける。松ぼっくりやドングリ、ドライフラワーを付けて・・・出来上がり。気分によって、季節によって、あなたのオリジナリティあふれるツリーを作ってみませんか?
*あなたのアイデアの詰まったオリジナルツリーの写真と作り方を募集します!写真をhttps://www.iesu.co.jp/ghs/voice/までお寄せください。記事内で紹介します。
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今の季節の気分なのでしょうか。ぎっしりと賑々しく詰め合わせたものではなく、向こうが透けて見える木々の風景を写し取ったようなものになりました。
まだ秋といえる今なら、色づいた葉を加えてみたり、小さいイガ栗を飾ってみたり、クリスマスが近づけば、少しキラキラしたものや木製のオーナメントなどをプラスして、賑やかにしてもよいかな、と思います。お正月はどうしましょうか。
来春まで楽しめそうなツリーです。
編集者:泉山桂子
2009年11月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。