Column いえズーム コラム

すべての方にお勧めできる1冊


神奈川県鎌倉市に日本初の「パッシブハウス」を設計した森みわさんの著書『世界基準の「いい家」を建てる』がPHP研究所から7月に発行されました。


著者は住宅を超大型家電のようなものだと書いています。家電なのだから、エコ度(省エネ度合い)は当然表示できる。それができない「なんちゃって省エネ住宅」は「エコ」や「クリーン」やらをうたっていますが、何がどうして省エネなのかよくわかりません。北海道では高断熱・高気密は当たり前とされていますが、何がどう高断熱・高気密なのか、著者はそれがはっきりしないなら「なんちゃって」に過ぎないと主張しています。
読み進めると、森さんはべつに断熱オタクなわけではないことがわかります。子供を持つ母として、家族に安らぎの暮らしを提供するという側面を忘れてはいませんし、シックハウスにならない健康性も重要です。なにより、「断熱だけ」とか「デザインだけ」とかいったどこかだけが優れている住宅では長持ちしない。そのことが問題なのです。バランスがよい、そのバランスには建築費も当然含まれています。


「そろそろ家を」と考えたときにこの本を読んでください。きっと家づくりをいい方向に導いてくれるはずです。

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2009年08月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。