Column いえズーム コラム

小さな家づくり~ミニマム・狭小・無駄を省いた家5選


住まいは広く、多機能で、デザインにも凝って・・・というように、いろんな要望を足していく家づくりもありますが

敷地や予算の事情も踏まえ小さめに建てる
暮らしそのものから無駄を省くミニマムなライフスタイルにする
デザインから華美なものを排除し、シンプルなデザインにする
内装仕上げ材を省き現しのまま暮らす

という家づくりもあります。

数十年前よりも2世帯、3世帯同居が減り、子どもの人数も減り、またお盆やお正月などに親戚一同が集まるといった習慣も減る中で、住人や来客の人数自体も減っているので、子ども部屋や客間、玄関ホール、ダイニングなどに必要な面積は減る傾向にあります。

また、不要なものを断ち切り、モノへの執着心を減らすことで、家具や家財道具、衣類、生活用品などもたくさん所有せずに済む「断捨離」の発想を持てば、クローゼットや押し入れも小さくて済むでしょう。子ども部屋は大きすぎず、快適過ぎない方が引きこもり防止にもなるとも言われます。

土地代、建材費などが高騰する中では面積の小さな家を選択するのは合理的、経済的ともいえます。小さい家で快適に暮らす、ミニマム・狭小・無駄を省いた家づくりをご紹介します

夫婦でコンパクトに暮らす自然素材の家/雅建築企画



北海道のほぼ中央に位置する大雪山連峰「十勝岳連峰」の麓には、美しい天然水と写真で知られる東川町があります。メインストリートを真っすぐ進むと、真っ白な雪景色の中に板張りの住宅が浮かんでいます。東京で活躍するフォトグラファーの萬田康文さん夫婦の邸宅です。東川町に新居を建て、移住を実現しました。

萬田邸は、夫婦二人の住まいなので、洗面・脱衣所やトイレなどは、極力コンパクトにまとめています。一方で、友人を招いて料理をふるまえるクッキングスペースや本格的なキッチンにはこだわりました。

建築家のmonokraft・清水さん
「当初の要望を全部盛り込むと、今より1.5倍大きな家になり予算もオーバーしました。そこで、小さくても快適な家にするために家の面積を小さくしたり、照明器具の選定や施工方法、無垢の床材を材料のロスが少ないように貼るなどの工夫をしました」
記事はこちら 東京から東川へ移住 夫婦でコンパクトに暮らす自然素材の家

ステンレスと天板のみのシンプルなキッチン/シノザキ建築事務所



キッチンは奥さまの希望でステンレスと天板のみのシンプルな造りに。右奥にあるのは給湯器のエコキュートです。できるだけ自家発電でまかなうため、2階ウォークインクローゼット内に蓄電池も備えています。
じつはOさん夫妻、ガスも使わないことに決めたため、ビルトインコンロもレンジフードも付けていません。料理には遠赤外線調理ができるラジエントヒーターのコンロと薪ストーブを活用します。掃除もラクで空間もすっきり。ビルトインコンロを付けなかったことで、逆に特注品になってしまったとか。なんとも潔い決断です。
「でも後から付けられるよう、コンセントなどは入れ込んでもらっています」(Oさん)
記事はこちら 土間リビングから山並みを眺めるアウトドアな家 札幌市O邸

スキップフロアで快適な暮らしを実現/協栄ハウス



このモデルハウスは延床面積が約31坪。特に札幌圏は土地価格が高騰している中、限られた面積の中で、いかに快適な暮らしを実現するか、その選択肢の1つとしてスキップフロアになっています。

ダウンフロアになった部屋は半地下のようになった4.5帖の洋室に。中2階には洗面室と脱衣室のほか、浴室があります。1階は玄関ホール、LDK、客間、脱衣所、お風呂、トイレなど配置したい部屋が多くなりがちで、狭小地だとどれかを2階に移す、もしくはそれぞれの空間を小さくする、という選択が必要になります。しかし、このプランの場合、半地下の洋室の上に、脱衣所や洗面、お風呂を中2階に配置してあるので、1階にゆとりを確保できます。また、中2階は1階と2階のどちらからも行きやすく、生活に便利な動線が実現できます。
記事はこちら 札幌市東区にモデルハウス+宅地分譲/協栄ハウス

地下鉄駅徒歩圏。狭小地でこだわりのマイホームをかなえる/イゼッチハウス北海道



O邸の敷地面積は約111m2 (33.6坪)、延べ床面積、約 94m2(28.5坪)のコンパクト住宅です。

〈スマイルの家〉は、コンパクトサイズの住宅に収納や家事空間などプラスの機能を充実させたイゼッチハウスの新商品。コンパクトな設計により、建物の費用を抑えることができるのでリーズナブルな価格設定を実現しました。必要な敷地も狭くてすむので土地の代金を軽減することもできます。
さらに同社の高い住性能によりUA値0.35を標準とした高断熱・高気密住宅。「マイホームをお手頃な価格で手に入れたい」とか「狭小地にマイホームを建築したい」というファミリーにおススメしたい商品です。

奥さま 家族の気配をいつも感じられ、1日のできごとを報告しあうなど、私たち夫婦にはとてもよい距離感。掃除もラクだし、光熱費も抑えられる。コンパクトサイズの家は私たちにとって心地よいサイズです。
記事はこちら お手頃でコンパクトな新商品でエキチカ生活!札幌市Oさん/イゼッチハウス北海道

35坪狭小地に建つ、明るく開放的な2階建コンパクトハウス/アシストホーム



アシストホームで念願のマイホームを新築し、昨年2月に入居したIさん。希望のエリアで手に入ったのは、「間口が狭く細長の狭小地」でした。限られた条件の下、敷地を無駄なく使い、建物、駐車スペース、そして念願だった庭も実現。玄関を一歩入ると、光あふれる住空間が広がっています。
記事はこちら 35坪狭小地に建つ、明るく開放的な2階建コンパクトハウス/アシストホーム

小さいからこそ豊かな暮らし 道産カラマツの家/水野建設



こちらのY邸は水野建設の提案する「ミニマムスタイルの家」を元に建てられた、延床面積26坪というコンパクトな住居。土地には余裕があり、もっと大きな家を建てることも可能でしたが、あえて小さな住居を選びました。

「大きいものを建てるのが嫌だったんです。実家の家は大きいぶん暖めるのが大変で、電気代も燃料代もかかる。掃除をする時間もかかる。無駄を減らしてその時間やお金を他のことに使いたいと思いました」
希望したのは「小さくて造りのしっかりとした家」。木の雰囲気が気に入ったという水野建設で「ミニマムスタイルの家」に出会い、求めていたものを感じたのだそうです。

小さな家だからこそ大切にしたかったのが開放感。仕切りのない玄関や壁のほぼ一面に広がる窓からの景色もあり、LDKは面積以上の広がりを感じられる空間になりました。
記事はこちら 小さいからこそ豊かな暮らし―道産カラマツの家/音更町Y邸 水野建設

シンプルな美しさを追求「ノイズレスデザインの家」/カントリーヴィレッジ



家づくりにあたり、Oさんには明確なイメージがありました。それは「余計なものを削ぎ落とした、シンプルな家」。
「シンプルだけれど格好つけるわけではなく、素朴さも残した家にしたいと考えていました。暮らしの場である家そのものが目立たないような家、というか。装飾を加えるのではなく、むしろ無駄なものを引いていくような家づくりがしたかったんです」(Oさん)
記事はこちら シンプルな美しさを追求「ノイズレスデザインの家」/ 十勝管内Oさん カントリーヴィレッジ

北欧モダンな街中のコンパクトハウス/昭和木材



雪対策としてアプローチを覆うようにカーポートを設置し、隣に2台分の駐車場を確保。そのため「建物に使えるスペースが敷地の半分程度に限られていた」とご主人はいいます。「子供が暮らしやすく、室内が広く見える家にしたいという希望が第一にありましたが、間取りに制約のあるハウスメーカーでは難しいと感じていました」。

延床面積約28坪のスペースを最大限に生かし、実際の面積より広がりが感じられるリビングとゆとりあるキッチン、ご主人の書斎などを実現しました。
記事はこちら 北欧モダンな街中のコンパクトハウス 旭川市・Mさん

内装の下地材をそのまま「あらわし」にした合理性/晃和住宅



2階にあるファミリーリビングは、あらわしの梁、柱や構造用合板に囲まれて、まるでコテージのようです。「友人たちにも、『ログハウスみたいだね』ってよく言われます」とOさん。このリビングが、「とても落ち着く」と好評だとか。テーブルやコーヒーを入れるカップも、アウトドア用のもの。キャンプ好きのOさんファミリー、「この木の質感を生かした"現し(あらわし)の家"こそが、自分たちの理想の住宅だったんです」。

「もし壁がクロスだったら釘を打つのもためらいます。その点、あらわしの壁や床なら、釘を刺しても抜いても気にならない。引っかき傷や家具のへこみも、また味わいになりますよね。それに棚などを自作するときも同じ木の板だから、色を塗らないで済むのもありがたいですよ(笑)」
記事はこちら アウトドア感覚で住むDIYしやすい木の家 札幌市・Oさん/晃和住宅株式会社


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