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寒すぎる家を卒業! モダン+高気密高断熱のFPの家 旭川市S邸/大丸ホーム


こちらが2018年2月に旭川市内に完成したSさんの新居です。この家の特長は、シンプルモダンなデザインと、そしてもう一つ、とても大切なポイントとして、住宅の断熱・気密性能にこだわった点があります。

とにかく寒い家は避けたい!

Sさんファミリーは、以前は賃貸アパートで暮らしていましたが、子育て環境も踏まえて、戸建て住宅に住みたいと考えました。そこで、築40年以上経過した戸建て住宅に賃貸で入居しました。

最初の冬に驚きました。雪が降り始めた頃から家の中が冷え切ってしまったのです。ストーブを20℃設定にしても、いつまでも室温は20℃にならないので昼夜を問わず燃焼しっぱなし。光熱費もかさみます。

2階には暖房機がなく、子どもは子ども部屋からリビングに避難してきます。家族全員リビングに集まって、毛布にくるまって寒さをしのぐほど、とにかく寒かったのです。

そんなSさんファミリーが新居を建てるにあたって最も重視したのは、住宅の断熱性能でした。ご主人は「私はモダン系デザインの家が好きだったので、以前住んでいた寒い家を経験しなかったら、新居はとにかくカッコいい家、見た目重視の家という点だけにこだわっていたと思います。ある意味では寒い家の経験があったからこそ今、デザインだけでなく、住宅性能面でも良い家を手に入れられたと思います」と話してくれました。では早速、S邸を拝見させていただきます。

シンプルでモダンな住まい

ご主人の要望通り、外観からシンプルモダン系のデザインです。



家全体は白を基調とした色合いですが、玄関前の壁は石目調のクロスでアクセントを付けました。



シャープな印象の鉄骨階段はご主人のリクエスト。

使い勝手の良い大満足のキッチン



S邸は延床面積は85・76平方メートル(25・9坪)とコンパクトです。でも大きな窓と吹き抜けがあるLDK(リビングダイニングキッチン)は開放感があります。そしてダイニングテーブルは小さいものを選ぶことで、リビングダイニングの空間が広く使えます。



なぜ、ダイニングテーブルが小さくて良かったのか・・・それはキッチンにカウンターを併設したからです。家族の朝食はカウンターで食べる習慣ができました。

奥様は「出来た料理をキッチンから直接カウンターに出せます。ダイニングで食事をした時も、子どもは食器をカウンターに持ってきます。共働きということもあって、夫は、仕事が早く終わった日は料理や掃除をしてくれることもあります」と話してくれました。



「キッチンはいろんな要望を実現できました。オートセンサーの水洗は料理で手が汚れていても水を出せるので便利です。ペンダントライトもお気に入りの製品を選べました」と奥様。



キッチンの背面収納はシステムキッチン用の製品ではなく、大丸建設の大工さんが造作しました。炊飯器や電子レンジ、お皿などをたくさん収納できる上に、扉を閉めれば完全に中は見えません。キッチンと背面収納の幅は冷蔵庫ドアの開閉も踏まえた適切な幅を大工さんのアドバイスも踏まえて決めました。



リビング併設の洋室。2階にも子ども部屋がありますが、今はまだ小学校入学前の息子さん。お母さんやお父さんの近くで遊びたい年頃です。



2階の子ども部屋。まもなく小学校に入学するので、学習机も完備!一年生用のドリルで勉強の準備も万端です。



主寝室。以前の家は、夜がとにかく寒くて縮こまって寝ていたそうですが、今は暖かい寝室が快適そのものです。

大丸ホームのFPの家を選んだ理由

Sさん夫妻は当初、大手ハウスメーカーの展示場なども見に行きました。ただ、予算やデザイン、間取り、そして家の断熱性能などについて、いろいろ質問してもビジネスライクな感じを受けたそうです。

また「新築戸建て住宅」の費用についても不安を感じていました。そんな時、ご主人が中学時代からの知り合いだった大丸ホームの田中裕輔社長のことを思い出しました。1年前のゴールデンウィークに、大丸ホームがリノベーション物件のオープンハウスを開いていたので見学に行きました。



ご主人は「新築じゃないのにこのデザイン、そして高い住宅性能になっていることに驚きました。リノベーションという選択肢、そして大丸ホームが推奨しているFP工法の断熱性能に興味を持ちました」と振り返ります。

ご主人は以前、知床の観光船の船長をしていました。ある日、エンジンの修理で造船所に居た時に、大きな地震、そして津波警報が発令されました。地元の漁師さんと同じく船に乗り込み、夜通し沖を目指しました。船と自分の身は守れましたが、海岸の家屋が津波で全壊しているのを見て衝撃を受けました。

以前暮らしていた寒い家、そして東日本大震災の記憶を踏まえると、住宅の基本性能がますます大切に思えてきました。ご主人は、動画で「津波で周囲の家が倒壊する中、FPの家だけ壊れずに、しかも断熱性能も落ちずに住み続けられた」という話も見ました。「FPの家は高性能で価格も安くはないが、暖かく丈夫ということは家族を守る家としては一番大事なことではないか」と考えました。

家づくりの細かな気配り

大丸ホームの田中社長と一緒に、子どもの学区内での土地探しを行ったり、住宅ローンの審査や家づくりの要望などもたくさん話し合いました。

「田中社長は『まず実現したいことを全部言ってください』と言ってくれました。断熱性能やデザイン、吹き抜けや鉄骨階段など要望を全部伝えたところ、プランと見積もりを示してくれて、そこから先は、大事な断熱性能などの面は落とさずに、建具のグレードを1つ落としたりといった工夫を重ねていきました」とご主人。



お風呂もモダンカラーで統一されています。お風呂のシャワーはスライドバー付き。高さを自在に調整でき、非常に使いやすい。

奥様も「住宅性能もそうですが、住み心地に関わるキッチンやお風呂などは満足できるように田中社長はいろいろ提案してくれました。予算を抑えつつも細かな部分でも良い提案をしてくれました。田中社長だけでなく施工担当の大野さんも、話し方はぶっきらぼうなんですが、私たちの思いを、照明の位置など細かな部分まで気に掛けて、しっかり実現してくれるとても良い人でした」と言います。



家づくりの打合せ回数も自然と多くなりました。面談での打合せだけでなく、ご夫婦と田中社長の3者でLINEグループを作り、壁紙やカーテンの色、ペンダントライトなどの検討もLINEで行いました。



ご主人は「私はロールカーテンの色はグレーが好きで、妻はモスグリーンを選びました。夫婦で意見が合わない場面もありましたが、そんな時は社長はさりげなく、私に奥様の意見を尊重する大切さも伝えてくれました。完成してから見てみると、モスグリーンで正解でした」と笑います。

最後に、S夫妻が大丸ホームのお客様アンケートに記入いただいた内容をご紹介します。



なお大丸ホームのその他の施工事例は公式サイトの
http://www.daimaru-ks.com/newhouse
を参照ください。


2018年03月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。