「若い頃に建てた二世帯住宅が、築20年を過ぎた頃から寒くなってね。次に建てる時は暖かい平屋の家、と心に決めていたんです」
そう話してくれたのは、帯広中心部からもほど近い幕別町に新築住宅を建てたSさんです。住宅会社を決めるにあたり、見学した公開住宅は約50軒ほど。その中から断熱・気密性能に信頼性を感じたプラスワイド(清水英貴社長)を選びました。
天井高3.5mという開放的なLDKは「日がたくさん入るので冬でも昼間は暑いくらい」と奥様。
「掃除の手間がかかるサーキュレーターは付けたくなかったので、天井を高くすると熱が上に逃げてしまわないか心配だったけれど、清水さんが”魔法瓶のような家だから大丈夫ですよ”って。実際に温度センサーをつけてチェックもしてみましたが、頭上と足元、また各部屋での温度差も少なく快適に過ごせています」
見た目も暮らしやすさも抜群な造作家具
二軒目の家だからこそ、細かな点までこだわったのが「お手入れしやすく、楽に暮らせること」。生活感の出やすいダイニングはリビングと離し、来客時も落ち着いて過ごせる間取りにしました。
キッチンは掃除のしやすいステンレス製。収納部は手持ちの食器や器具を書き出し、時間をかけてデザインした造作棚です。
「炊飯器の水が垂れたりしても大丈夫なよう、天板は木製ではなく防水性のあるシート貼の仕上げで製作をお願いしました。よく使うものをすぐ取り出せるようになり、調理も楽ですね」
クリナップの自動洗浄つき換気扇は「掃除の手間が格段に少なくなる」と奥様おすすめの設備です。
(写真左)脱衣所には脱いだ服を上から入れられる棚を造作。洗濯機上部の棚はソープ類の定位置です。銭湯のようにかごにいれて浴室に持ち込むスタイルで日々のお手入れも楽々。
(写真右)トイレの造作棚はすべてがぴったりと収まった奥様のお気に入り。水跳ねが気にならないよう、手洗いの周囲には防水性能のあるキッチンパネルを貼りました。
神棚の棚受けも造作です。「清水社長に相談すると”じゃあ、造りましょうか”と。気兼ねなく相談できるところも嬉しかったです」(奥様)
収納たっぷりで掃除・片付けも楽々
「年齢的にも落ち着いた印象にしたかった」という外観は、シンプルで飽きのこないデザインです。
寝室は天井、壁ともにシックな色合いに。就寝前の時間をゆったりと過ごします。
前の家は収納が少なく、物が散乱しがちだったというSさん。今回の家づくりでは収納を多くしたい、というのも大きな要望でした。
特に来客を迎える玄関ホールにはシューズクロークの他に数カ所の収納を用意。すっきりと片付きやすい空間となっています。
(写真左)たっぷりとした玄関収納には趣味の道具などを入れて。
(写真右)パントリーは食品、調理器具などのほか冷凍庫も収納できる造りにしました。
暖かさとコストパフォーマンスが決め手
家づくりについてのお話を伺いました。
住宅会社選びはどのように行いましたか。
特に条件を絞らずに多くの会社を見ました。プラスワイドとは、たまたま買い物帰りに公開住宅の旗を見かけて立ち寄ったのが出会いです。たくさんの会社を回りましたが、清水社長はUA値やC値といった断熱性能についてかなり詳しく話してくれました。
性能について納得できる説明があったんですね。
プラスワイドの家の性能の高さは具体的な数字で出ていたので説得力がありました。全棟気密測定しているという点にもこだわりを感じましたね。標準仕様で長期優良住宅だというのも特徴で、性能を高くすると値段も高くなるよというのではなく、コストパフォーマンスに優れていたのも魅力でした。
間取りはご自身でデザインされたとか。
5年くらい前から「次の家ではもっとこうしたいな」と考え始めて。『イエスマイハウス』というフリーソフトで図面を作り、清水さんに相談して、ほとんど原案通りに建ててもらいました。回遊動線や収納の位置など、自分たちの生活に合わせた間取りですごく暮らしやすいです。
家づくりを通してのご感想をお願いします。
一番楽しかったのはキッチンの造作食器棚をデザインしたこと。自分たちで絵を描いて、使いやすいようにと工夫したものが形になるのはやっぱり嬉しかったですね。暖かくて暮らしやすくて、住み心地ももちろん大満足。日々心地よさを感じながら暮らしています。
写真 Commercial Photo / Movie SWITCH
建築概要
1階床面積 | 107.57平方メートル(32.5坪) |
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延床面積 | 107.57平方メートル(32.5坪) |
構造・工法 | 木造枠組み壁工法(2×6) |
断熱(壁) | 高性能グラスウール140mm+付加断熱30mm |
断熱(天井) | 吹込グラスウール400mm |
断熱(床) | 高性能グラスウール200mm |
断熱(窓) | YKK APW430 |
換気 | 第三種換気システム |
暖房 | パネルヒーター+寒冷地エアコン |
2022年12月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。