「シックな雰囲気にしたいねというのは、結婚前から話していました」そう語るTさん夫妻の自宅は、玄関ドアを開けると奥様のアルトサックスが迎えるモダンなデザイン。
今回は、
1.シックで統一感のあるデザイン
2.太陽光発電で光熱費削減
3.遊び心のある家づくり
4.夫婦それぞれの書斎
5.何も諦めない、納得の家づくり
といった点を中心に、帯広市のプラスワイドの清水英貴社長のプランニング、そして腕の良い大工さんたちの家づくりをご紹介します。
将来を見据えてソーラーパネルを搭載
全国有数の日照時間を誇る清水町。南西向きの屋根にはソーラーパネルを乗せました。今後電気自動車を使うようになった場合には、簡単に充電器の設置ができるように配線してあります。
「燃料費が年々高くなる中で、太陽光発電の発電効率やコストは年々改善されています。太陽光発電や蓄電池は、おすすめしたい設備の1つです」(清水社長)
サックスと共に空間を引き立たせるのが奥様お気に入りの照明です。玄関ホール近くには手洗い場とトイレを配置しました。
インテリアの一部のような洗面台。来客用の手洗い場を設けたことで、奥の洗面所は家族のプライベートな空間となっています。
玄関とLDKの間には和室の客間を造りました。ご主人が飲み会の後に「自宅でもう少し」という時にも気兼ねなく過ごせるようになっています。
インテリアはカラーを絞り、造作で統一感のある仕上がりに
インテリアはグレーと黒を基調に落ち着いた雰囲気で統一。天井は吹き抜けにし、落ち着きと同時に明るさと広がりを感じられる空間になっています。
「吹き抜けのおかげで空気の流れができ、暖房はエアコンだけで済んでいます。余計な暖房器具がなく、壁面がすっきりとしているのが嬉しいです」
キッチンはトクラス社のもの。日本で初めて人造大理石のキッチンを作ったメーカーです。背面の食器棚は同じ面材を使って造作しました。「セットの棚よりもリーズナブルで、統一感のあるデザインにしてもらえました」とお二人も大満足の仕上がりです。
浴室と脱衣所・ランドリールーム(写真上)はファミリークローゼットにつながっています。「洗濯・乾燥が終わったらすぐに収納できるのでとても使いやすいです」
洗面所(写真右下)ももちろん造作です。
スキップフロアに小さな書斎…愛着深めるオリジナルの間取り
階段の途中にはスキップフロアが。
リビングに面したデスクの下には足を入れられるようになっています。
「せっかく注文住宅を建てるなら少し遊び心のある造りにしてみたいと思っていたんです。子どもができた時に喜ぶかな、なんて思っています」
手摺りから抜ける光が美しい2階ホール。2階には夫婦それぞれの書斎があります。「自分だけの空間も欲しくて造りました」
1.5帖と小さく、壁に囲まれているからこその心落ち着く空間になりました。
「社長も大工さんもフランクで気さく。何でも言えました」
家づくりについてお話を伺いました。
プラスワイドとの出会いについて聞かせてください。
色々な会社の住宅を見学する中で、デザインについても性能についてもしっかり説明してもらえたのがプラスワイドでした。見学したのは自分たちの好みとはテイストの違う家でしたが、清水社長は「どんなテイストの家でも建てられますよ」と言ってくれて。契約の決め手は社長の人柄ですね。フランクで話しやすいのも良かったし、自分のこだわりを押し付けたりせず、私達の意見を尊重してしっかり聞いてくれるところに惹かれました。
清水社長が大工出身というのもプラスワイドの特徴ですね。
打ち合わせ中に寸法や仕様など「これはいける」「ここはこうしたほうがいいよ」など細かいところもパッと判断して説明してくれたので心強かったです。造作の話の時にはその場で図面を書いてくれたりもしました。
現場の大工さん達も若くて気さくな雰囲気で、工事中に見に行くとクローゼットの高さなど「どの位置がいいですか?」と聞いてくれたりしましたね。
屋根にはソーラーパネルを搭載されています。発電の具合はいかがですか?
そうですね、5月に売電したのは約2万円くらい。かかった電気代を差し引いても1万円弱のプラスになっています。雪の積もる時期の発電はまだ経験していませんが、十勝は冬の日照条件も良いのでがんばってくれたらと思っています。
住み心地について。
以前の寒かった家と比べると本当に快適です。家事もしやすく、特にキッチンが広くて調理しやすくなったのが嬉しいですね。この家を建てるにあたって、私達は諦めたものは何もないんです。間取りの使いやすさ、広さ、デザイン、すべて含めていい家になったなあと満足しています。
写真 Commercial Photo / Movie SWITCH
2023年09月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。