私は札幌市白石区南郷通7丁目(有)中村薬局の薬剤師を、北海道大学薬学部で臨床教授、そして余市町で農家もしています。薬剤師はファーマシスト、農家はファーマーと言います。二足のわらじを履いていますので"ふぁーまー‘S"と自称しております。
皆さんは体調が優れなかったり、すっきりしないとどこか体の変調があるのではと気になりませんか?病院に行くまででもない気もしますし、時間がなかったりと段々と足が遠のきます。
そんな時に気軽に相談ができて、健康になる提案をしてくれる場所があります。「本当の健康」に関心がある方にお伝えしたい話がたくさんあります。
病気や体調不良だから薬?サプリメント?
体調が悪いと何か栄養素が不足しているのではと心配しがちですね。そこで、サプリメントや薬に手が伸びますが、自分の症状と原因がその薬やサプリメントに合えば問題がありません。もちろん、粗悪品や表示偽装したサプリメントは論外です。(でも結構、多いですよね。消費者センターへの相談でも多いです)
ところが、医療の現場では良かれと思って使ったつもりが色々なトラブルや副作用等で逆に体調を悪くする事も多く見られます。以前にもガンの患者さんが体に良いと言われているキノコのサプリメントを服用して、病院で受けたガン治療の足を引っ張ってしまって悪化した事例がありました。
そこで、北海道大学薬学部を中心に国内の専門家が集まり、今判っていますサプリメントの情報(中立なスタンスがコンセプトです)を提供する、「あるたな」と言う情報誌を年2回発行して医療機関にて配布しております。
私のところにも全国から相談の患者さんが見えられています。漢方薬のイメージは、臭い、苦く飲み難い、長く飲まないと効かないと言う方が多いと思いますが、実は違うのです。
それは、体にその漢方薬が合っていますと、ジュースを飲むようにはいきませんが、それなりに美味しく、良い匂いで飲める事が多く、数分後には、お腹や手足が暖まってくる感じを言われる方が多いです。それと体調が良くなってきますと今まで飲めた漢方薬が急に飲めなくなる事もあります。このように漢方って不思議な面もあります。
相談される時には予約か確認をお願いします。
健康は旬の地モノ食材から
体は、薬やサプリメントだけで出来ている訳ではありません。一番は食事です。人間は食事で他の生き物の命を頂いて生きています。生命力の高い、つまり活きの良い物を摂ると自分の生命力も高まります。
季節はずれの物や遠く離れた土地で摂れた物を食べてもカロリー的には満たされますが、体にとってはどうなのでしょう?昔から、旬で地物を食べると健康になって元気になると言われている理由がここにあると思います。
店頭に並んでいる野菜や果物は、消費者が手にする時に、丁度、熟したり見栄えの色が良くなるように、畑で早目に収穫する事が多いです。これとは違い、畑や果樹園で完熟した農作物を頂いた時に口一杯に広がる味は、普段、手に入れる事の出来ないおいしさです。
東洋医学では、体を温める食品、冷やす食品など分類をして食事からでも健康や病気の時に良い方法を提案しております。
自然の恵みをいただける健康
そこで、私自身が農業と食から健康を提案できる医療があるはずだと考え、模索をしてきました。紆余曲折を経て捜し求めた場所が私にとっては余市町でした。
今、計画をしています農地は、余市駅(JR)から数キロの場所。海が眼下に広がる傾斜地で、清々しい気持ちになれる空間です。(札幌から1時間ほどで来れますよ)
一部、自然に近い状態になっておりますので、コクワや山葡萄、きのこなどもあります。
そこで農作業をしていまして、ふと周りの大自然の風景を見回しますと、心も明るく元気になります。地下鉄駅の横で薬局をしておりますが、当薬局の薬草園として、患者さん達に使っていただく様に計画もしており、五感を通して心身が健康に元気になれる様に色々と提案をしたいと考え前進中です。
きっと、店主は天気が良い日には、余市町の薬草園に居るかもしれませんね。そして数年後には、その自然にマッチした建物が建って皆さんが笑顔で談笑して心にも体にも染みる美味しい農作物を食べている風景が目に浮かびます。
私の夢をかなえるプロセス(施設の完成)を、できればこのサイトで公表出来ればと思っています。こうご期待♪
プロフィール
003-0023 札幌市白石区南郷通7丁目北5番1号 (地下鉄「南郷7丁目駅」 3番出口から右に10秒) 011-861-2808 (有)中村 薬局 http://www7.ocn.ne.jp/~mineo/ 薬剤師 中村 峰夫2010年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。