Story 取材記事

子どもの代まで価値ある家を探し出会ったエコットハウス 札幌市Oさん


高断熱・高気密の高性能で、耐候性の高い次世代レンガや、風や温度差といった自然の力だけで空気をキレイに保つパッシブ換気床下暖房システムを採用しているエコットハウス(松浦建設)。住み始めてからの修繕費を抑える家づくりにも取り組んでいます。

ご夫妻、9歳の息子さんと3歳の娘さん4人家族のOさん。「子どもたちに価値のある家を残したい」という思いで住宅会社を探し、「ここだ」と思ったのがエコットハウスでした。Oさん夫妻に話をお聞きしました。

各社の話を聞いて家を見て、自分たちの目と耳で情報収集

O夫妻の家づくりは、賃貸でお世話になった不動産会社の紹介で土地を確保したことから始まりました。施工会社を探す際は、ハウスメーカーから地場の工務店までを対象にして、モデルハウスやオープンハウスを回り、話を聞いて家の勉強をしたそうです。

ご主人 目と耳で家づくりを勉強するうちに見えてきたのは、自分が家に求めることでした。特に工務店は、それぞれの会社に家づくりの特徴があります。私は、高断熱・高気密のしっかりした家さえあれば、設備はシンプルな方が良いと考えるようになりました。



次世代レンガと緑色のコロナルーフは相性抜群。中央に見えているのは、パッシブ換気の排気筒。機械換気は使わずに自然の力で空気を循環させています。

各社で話を聞きながら、ご主人の中で一番しっくりきたのがエコットハウスの考え方。家の性能や間取りはご主人、内装は奥さまという役割分担で家づくりは進みました。

階段を中心に玄関とLDK、ユーティリティーを配した回遊式の間取り

まずはLDKと洗面ユーティリティー、バスルームを備えた1階から見せていただきます。



風除室の玄関ドアは、家族のラッキーカラーである緑色を採用。3畳のシューズクローゼット付きの玄関から、LDKと洗面ユーティリティーに繋がる回遊式の間取りです。



対面キッチンのダイニング側の腰壁には、収納棚を造作してもらいました。



奥さまが大好きな吹き抜けの空間。子どもたちが寝た後や家事の合間に、窓から見える空を眺めながら休憩する時間がお気に入りです。冬でも床はぽかぽか暖か。床に寝転ぶのもお気に入りです。



水回りはキッチンから洗面ユーティリティー、バスルームまで一直線に配されています。キッチンの床は、足に優しい厚みのあるフロアを選びました。



シンクの前にあるニッチは、調味料や洗剤を置ける高さがあるので大活躍。ダイニング側からは見えません。身長や家事動線を踏まえ、ご主人がメジャー片手に棚の高さや奥行きを細かく算出したので、キッチンに立つ奥さまも、リビングのテレビが見える絶妙な設計になっていました。



シンク前のニッチやダイニング側にしつらえた造作棚に、大工さんの職人技が光ります。



キッチン横にあるパントリーは、階段下を活用。キッチン側の他に、玄関のシューズクローク側にも扉を付けて、出し入れしやすい仕様にしました。買い出し後の収納にも便利です。



洗面化粧台と収納鏡はサンワカンパニー製を採用。収納力のある棚も造作しました。バスルームの壁は、O邸のラッキーカラーの緑色をアクセントにしました。

高断熱・高気密とパッシブ換気で家全体が同じ室温に

リビング階段から繋がる2階には、フリースペースと主寝室、子ども部屋があります。



吹き抜けに面した開放感のあるフリースペース。いずれスタディスペースとして使えるように、奥行き75センチの大きなカウンターを造作しました。



こちらは主寝室。小上がり式にしてマットレスを敷いています。框部分のガラリはパッシブ換気の通気口。1階床下から取り入れられた外気は、各部屋に設けられたガラリを通って循環し、最終的には2階フリースペースの天井の排気口を通して排気筒から排出されます。

エコットハウスのパッシブ換気システム
 【札幌】パッシブ換気を推奨する理由(エコットハウス) (ecot-house.jp)



青色が大好きな息子さんの部屋。二面採光でクローゼットも付いています。

O夫妻にお聞きしました

Q.どんな家を造ろうと思いましたか?

ご主人 各社の社長や営業の方から話を聞いて家の勉強をしていくうちに、家そのものがしっかりしていれば余分なものは要らないと思うようになりました。それに、機械換気や太陽光パネル、蓄電池のように、付随した機械設備を取り付けるほど、いずれメンテナンスや買い換えが必要になり、ランニングコストが多くかかります。



少年野球チームに入った息子のために、駐車スペースにはバッターボックスを希望しました。足元に土を入れた本格仕様です。

Q.松浦建設に惹かれた理由は?

ご主人 松浦建設さんの家づくりの考え方は、とてもシンプルです。高耐久のコロナルーフ、メンテナンスフリーの次世代レンガ、自然の力を活用するパッシブ換気を採用した丈夫な家を、大工さんの手で造り、住み始めてからのメンテナンスコストを抑える家づくりをしています。

金属屋根やガルバリウムの外壁よりもイニシャルコストはかかりますが、将来のランニングコストが抑えられます。

子どもたちに財産として残せる家を建てたいという想いがあったので、高耐久でメンテナンス費用を抑えられることは大きな決め手になりました。


エコットハウス公式サイトより


会社のホームページで強調されていた家づくりのキーワードと、実際にお会いした松浦社長の話にブレがなかったので、「これで勝負している会社なんだ」と実感できたことも信頼に繫がりました。細かい希望がたくさんあったので、他社では「できません」と一蹴されてしまうことも松浦建設さんは受け止めて考えてくださいました。

Q. 引っ越してから4カ月。住み心地はいかがですか?

奥さま 高断熱・高気密のおかげで、室内にいるとかなりの大雨でないと雨音に気づかないほどです。冬でも玄関から寝室まで家全体が同じ室温に保たれているので、ドアを開け放していても、ひんやりした空気を感じる場所がなく快適です。外出する服装を選ぶ時は、一回外に出て外気温を確認するほどですよ。

【記者の目】

Oさんは、新居を構える土地を決めてからすぐに、引っ越し後に通う子どもたちのバレエ教室や少年野球チームを見つけておいたそうです。家づくりのエピソードや間取りに家族への思いやりが感じられる、とても素敵なお宅でした。


2025年01月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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