「OKグーグル。ダイニングの照明を付けて」。スピーカーに向かってこう話しかけると、ダイニングのペンダントライトがパッと灯る―。
エコットハウスではこんな近未来的な暮らしを体験できるモデルハウス『ミライヲ ヒラク イエ』を、札幌市清田区にオープンしました。
目次
インターネット・スマホと住まいが融合
このモデルハウスでは、パッシブ換気床下暖房システムや、次世代レンガ、1メートル断熱トリプルという、高い快適性と省エネ性を実現する工法・仕様に加え、インターネットやスマートフォンを利用して住宅設備や家電製品などの自動制御・遠隔操作が可能な“IoT”(Internet of Things=モノのインターネット)を提案しているのが大きな見どころです。
スマートスピーカーで家電・照明等を操作
採用しているIoTシステムは、LIXILの『IoT ホームリンク・ライフアシスト』(LIXIL)と、『TRee』(ツリー、コイズミ照明)。スマートスピーカーに向かって話すだけで、エアコンの運転や照明の光量・光色制御、カーテンの開け閉めができるほか、スマートフォンで外出先から玄関ドアの施錠や室内の様子の動画送信、エアコンのオン・オフ、浴槽のお湯張りなどもできます。
共働き・高齢世帯に大きなメリット
このシステムを利用することでどんな暮らしが実現できるのかと言うと、例えば共働き世帯では、室内のセンサーやカメラによって、お子さんが無事に学校から帰宅したかどうか、室内で安全に過ごしているかどうかを、スマートフォンに通知したり、撮影画像をメール送信してくれるため、職場にいても子供の様子がわかるのが大きなメリット。玄関ドアの解錠と連動してエアコンや照明を付けることもできます。
また、高齢者・要介護者がいる世帯では、家族が外出先からカメラを通して様子を確認できるし、高齢者・要介護者もスマートスピーカーに話しかけるだけで暖房・給湯や家電・照明などを操作できれば、室内を動き回ることもなく、身体的負担の軽減につながります。
外出先から玄関ドアもロックできる
さらにIoTシステムは、防犯上でも効果的です。警察庁の統計資料によると、2017年の住宅侵入窃盗のうち47%は鍵をかけ忘れての外出など、玄関・窓の無施錠が原因。家を出た後に鍵をかけてきたか、ちょくちょく気になってしまう人にとっては、スマートフォンから玄関ドアが施錠されているかどうかを確認することができ、もし鍵をかけ忘れていたとしてもその場で施錠することができるので、高い安心感を得られます。
主婦目線で使い勝手を高めたプラン
プラン・デザインを見ると、エクステリアは高い耐久性と自然素材ならではの風合いが特徴の“次世代レンガ”による外装仕上げが印象的。屋根はメーカー30年保証の石付金属瓦・コロナルーフを採用するなど、維持管理・メンテナンスの負担がほとんどかからないよう配慮されているのも、住まい手にとっては嬉しいポイントです。
室内に入ると、1階は階段を中心にダイナミックな吹抜けがあるLDKと玄関、水回りを回遊できる動線とし、キッチン背面には豊富な収納を用意するなど、主婦の動きやすさ・使いやすさへのこだわりが感じられます。2階は洋室3部屋に加えて、書斎や子供の学習コーナー・プレイルームなど多目的に使えるギャラリーホール、将来的にはトイレにできるよう給排水管を接続可能にした納戸などを配置し、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応。ギャラリーホールの壁はチョークで絵や文字を描くことができるなど、ちょっぴり遊び心も。
パッシブ換気床下暖房システムや1メートル断熱トリプルによって、1年を通じて快適な室内環境が保たれるほか、ガスマイホーム発電・コレモを採用したことで光熱費の低減も期待できそうです。
機能・利便性は今後さらに進化も
専務の松浦邦充さんは「住宅にもAI(人工知能)テクノロジーの応用が進みつつある中、今年の家づくりのテーマとしてモデルハウスに採用しました。これからもさらにいろんなことができるようになり、利便性も高まっていくのでは」と話しており、IoTシステムは今後も暮らしを賢くサポートするお勧めアイテムとして勧めていくとのこと。
エコットハウスでは、現在このモデルハウスを予約制で公開しています。予約はホームページからできるようになっていますので、ご興味を持たれた方は、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
2019年08月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。