Column いえズーム コラム

わりと簡単! 札幌に春をつげるさかな・ニシンを刺身用におろしてみた

2月8日(日) 札幌のとなりまち、石狩市でるるる♪キッチンガーデンくらぶのお魚料理教室がありました。
魚の料理教室はいつも人気。特に男性に人気です。ツリをする人、包丁を持って料理人になった気分になりたい人、奥さまに命令された人?などが集まってきます。

自分はどうかと聞かれると、渓流釣りをするので小さめの魚の腹を開くことはできます。
はい、その程度。

この日は前日に水揚げされたニシンをナマのまま刺身にする挑戦。そして、これも旬のカスベ(エイ)の空揚げなどをつくりました。

魚をさばくのはですねえ、けっこう難しい。特に刺身用の三枚下ろしといわれるワザは、難易度が高いです。
石狩市厚田(あつた)の若き漁師・中井健太さんを講師にニシンのさばき方が始まりました。
「ん? 今までになくできそうじゃね!!」
そんなオイラの胸の内を察したのかどうかはわかりませんが、るるる♪を主宰するみーやんこと木村光江さんが
「へんしゅうちょー、やるのよ」とボクを呼び、デモキッチンに立たせたのでした。

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〈ニシンさま。魚よりどちらかというと数の子のほうが有名ですね〉
悩み、汗をかき、恥をかきながらもニシンを3匹加工。ちょっと自信がついた単純系のオイラは、うちに帰ってから女房に命じられるまま、再度挑戦したのでした。
その動画がこれ。
うろこ取りからおろし終わるまで、約9分。この半分の時間でできたら合格ですかね!?

うろこを落とす、お頭を落とす、腹を割いて内臓を取り出す(白子または数の子を取り出す)、三枚下ろし開始、おろした半身の皮をむく。
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〈もったいないほどに身がついた骨に注目。当然、女房はもっと上手だった〉

男のキッチンはいつも汗と涙と笑いでいっぱい。
うまくできないからおもしろいんですね。
このあと、おろしたサクを刺身用に薄切りにし、皿に盛りつけて食卓に載るわけですが、それは女房の仕事。
オイラ、早々に酒を飲んでしまいました。
中途半端な仕事ぶりがよくないです。

が、今回は女房に叱られることもなく、無事終了!
皆さんもスーパーにニシンを見つけたらぜひチャレンジしてくださいね。

おあじのほうですが、当然おいしいので挑戦してみました。
ニシンに似た魚ではサンマやイワシの刺し身があり、どれも新鮮さが命の珍味ですが、ボク的にはニシンが一番おいしいと思いました。脂がのりすぎず、光りもののクセが少なく、しかししっかりとした味が舌に残ります。ショウガ醤油がいいようです。

2015年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。