Story 取材記事

高断熱+太陽光発電の家に8年住んでわかったこと/函館市・S邸


理想のマイホームを建てて8年…。それくらいの年数を経過すると新築当初の興奮も薄れ、逆に毎日暮らしているうちに感じる愛着、そしてもしかすると不満などもあるかもしれません。

2012年に完成した函館のS邸。上の写真は当時のものです。およそ8年経過した今、改めて住み心地などについてお話を伺いました。

家を建てたきっかけは?

Sさん 子育て環境を整えたいというのが一番ですね。子どもが小学校に入る前に家を建てたいと思っていました。



夫婦どちらの実家にも近い場所に家があります。共働きなので、子どもが家に帰ってくる時間に親が不在がちですが、おばあちゃんが来てくれるので安心です。

ノースランドホーム(山野内建設)を選んだ理由は?

Sさん 私は前職が住宅設備関連メーカーで、今はインテリア関係の仕事をしていまして、仕事の取引先としてノースランドホームのことは知っていました。



山野内社長は、住宅性能の向上に熱心で、新しいこともよく勉強するし、すっきりした人柄で、何といったらいいかわかりませんが、魅力のある人です。

私が建築に関連する業種の人間だったせいかもしれませんが、山野内社長にお会いすると、ご自身が住宅性能のことなどで実践していることを

“今こんなこと考えているんだ。”
“良いだろう?”
“すげえだろう?”


って楽しそうに話す人です。今でもそうです。



そんな感じなので、私が持ち家を具体的に検討するずっと前の時期から、知らず知らずに、私も住宅の省エネなどに興味を持ち始めたというか、すごい人だなと思ったというか・・・気づいたらノースランドホームで家を建てるのもいいかなと思い始めたわけです。

そんな時に、ノースランドホームが、新しい挑戦を盛り込んだモデルハウスを建てるということになって…。

結局、モデルハウス公開後に割安で購入することになったという経緯です。

家づくりの段取りは?

Sさん 基本的にはモデルハウスを購入したので、山野内社長が考えた家です。とはいえ、



リビングにカウンターを付けてもらったり、



無垢の床材を使ってもらったり、



玄関まわりの飾り柱のデザインや建具、クロス、カーテンなどは要望をかなえていただきました。

高断熱高気密住宅の省エネ性能はいかがですか?

Sさん オール電化なので暖房、照明、家電など全部が電気代に含まれますが、年間17万円程度です。以前はもっと安く済んでいましたが、子どもが成長するにつれ、家電の使用が増えてこの数字です。

驚くほど安く家計も助かっています。8年前の家ですから、今、ノースランドホームが建てている家は断熱性能アップでもっと光熱費安いのかもしれませんね。



太陽光発電も搭載していますね

Sさん 当時はZEH(ネットゼロエネルギーハウス)という言葉もありませんでしたが、山野内社長は住宅の断熱・気密性能を高めて、太陽光で発電して、蓄電池や電気自動車に電力をためて、光熱費実質ゼロの家づくりを検討していました。

なのでこの家はある意味実験的な部分もあって、光熱費のデータ、太陽光発電の売電実績などを記録して山野内社長に報告していました。

今、ノースランドホームが建てるZEH住宅はソーラーパネルを10KW近く搭載しているようですが、我が家は8年前の家なのでその半分くらいしか載せていないということを踏まえてみていただきたいのですが、


電気料金 売電価格
2017年 158,393 132,867
2018年 169,334 126,799
2019年 158,968 130,830

こんな実績になっています。ソーラーパネルを少なめにしか搭載していないので売電価格は物足りないかもしれませんが、光熱費(電気料金)が安いので、経済的にはとても楽です。太陽光発電の規模を倍にしていれば光熱費ゼロどころか、収入を生む家になっていたと思います。

室内の温度環境はどうですか?

Sさん 一階の床下に暖房機を設置しています。床下暖房なので室内には暖房機はありません。2階は暖房機もありませんが、リビングにある階段から2階の冷気が下りてくるという感じもありません。家じゅう暖かい断熱性能があるということだと思います。2階で寝ていても、寒くないので掛布団を思わずはだけてしまいます。

8年経って気になる部分も出てきましたか?

Sさん 今すぐというわけではありませんが、外壁や屋根のメンテナンスは早めに気を付けたほうがいいのかなと思っています。

太陽光の売電価格が下がってくるので、蓄電池をいずれ設置することも必要かもしれません。日中は、太陽光発電の電力を使い、夜は蓄電池に貯めた電力を使えば、電力の自給に近づきますし災害時にも強くなりますよね。電気自動車を家の蓄電池がわりに使う件は、長距離の出張なども考えると、車自体の航続可能距離がもっと伸びてから、が現実的かもしれません。

2018年9月のブラックアウト(北海道全域の大停電)の際は、晴れていたのでテレビも見れましたしスマホやランタンの充電はできました。それだけでも大変助かりました。

S邸の省エネ性能などのスペック


屋根・天井 高性能グラスウール16キロ200ミリ
外壁 高性能グラスウール16キロ180ミリに押出法ポリスチレンB3100ミリ
基礎 押出法ポリスチレンBⅢ100ミリ両面
土間 押出法ポリスチレンBⅢ300ミリ
サッシ トリプルLow-E+ハニカムスクリーン(断熱ブラインド)
玄関ドア D2タイプ
換気 第1種熱交換換気システム
気密性能 C値0.3cm2/m2
太陽光発電 4.2KW
売電収入 年間約13万円
補助金 省CO2 150万円 函館市太陽光21万円

2020年03月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

ノースランドホーム・山野内建設の取材記事

函館圏の取材記事