北斗市のIさんファミリーは、
1 「住宅を建てる人が気づくべき問題点」を読み
2 中古住宅を購入
3 断熱気密、窓サッシ、換気システムなど光熱費に関わる部分は改修
4 太陽光発電と高効率機器も設置
5 外壁、キッチン、風呂、洗面台、クロスなどは交換。間取りなどは変更せず予算を抑える
6 補助金400万円獲得
で、予算は抑えつつ、光熱費を抑えられる家を実現しました。どのようなリノベーションが行われたか、Iさんにお話を伺いました。
ー家づくりのきっかけは?
子どもが生まれたので子育て環境を整えたいというのが動機でした。最初は、戸建て住宅というのは、デザイン面の違いはあっても、基本的には同じような家だと思っていました。
そんななかで、函館には、新築住宅で2000万円以下という安い家を提供している住宅会社があって、安いのは魅力的だけど、一方で4000万円近い住宅もあって、この価格の差は何なんだろうと不思議に思い、違いを調べ始めました。
ーそこで山野内建設に気づいたのですか?
そうです。「函館 工務店」とか「リノベーション」など、いろいろなキーワードで検索して、いろんな住宅会社のサイトを見て回りました。そんななかで
函館で住宅を建てる人が 気づくべき問題点
というページの中で、住宅ローンが安く済んでも、光熱費負担や、将来的なリフォーム費用などで結局家計が大変になる、そのことを忘れている人が多い、ということが書かれていました。
そこで、山野内建設のモデルハウスに見学に行って、そこで山野内社長に、詳しい話を伺った結果、中古住宅をZEHリノベーションすることで、建設費も光熱費負担も抑えるという方法があるということを知りました。この方法なら、トータルコストも抑えられて、しかも利便性の良い立地の中古住宅を買えば、自分たちの要望が叶うと考えました。
ー中古住宅選びはどのように?
学校や職場、買い物などがしやすい立地で、建物そのものの状態もよくて、太陽光パネルを設置しやすい屋根の形をしている中古住宅を山野内建設の前田さんに探していただいて、その家を購入しました。中古住宅を買う前に、ZEHのリノベーションをするということは決めていたので、その費用も念頭に置きながら購入しました。
ーZEHリノベーションはどのような内容ですか?
断熱気密の内容は山野内さんにお任せしました。太陽光発電は8.9キロ乗せています。それによって光熱費実質負担がゼロになるという計算もしていただきました。
ー内外装や設備関係も改修しましたか?
壁の断熱改修の際に外壁や窓は交換しました。キッチンやお風呂、洗面台、クロスなども交換しました。暖房はパネルヒーターからエアコン1台で家全体を暖める方式に変更、給湯器も高効率機器に変更しています。間取りなどは変更しないことで改修費用は抑えています。土地建物の取得費1200万円と、リノベーションの費用、ZEH化の費用を合わせ、
逆にZEHの補助金が約400万円いただけことで、総額で約3000万円でZEHの住宅が実現できました。
ー目先の建設費やデザイン面ばかりでなく、光熱費を踏まえた家づくりはとても賢い選択ですね。
まだ住み始めていませんが、今後光熱費負担が抑えられることを考えれば、正解だったかなと思います。間取りを変更しないなど、費用を抑えるところは抑えましたが、それでも見た目も含めてガラッと変わったのも嬉しいです。
建築概要
屋根 | 高性能グラスウール16キロ200ミリ(下屋)2階天井セルローズファイバー400ミリ |
外壁 | ネオマフォーム111ミリ |
サッシ | トリプルLow-E |
換気 | 第1種熱交換換気システム |
気密性能 | C値0.4(リノベーション前は2.1) |
外皮平均熱還流率 | UA値0.21(リノベーション前は0.7) |
2025年04月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。