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デザイン・自然素材・造作など魅力満載 帯広・cubeチセの住宅事例まとめ【後編】


十勝・帯広で自然素材、塗り壁、無垢材、古材、自由設計の注文住宅でアンティークの雑貨や家具が似合う「ヨーロッパの田舎風」の家づくりが得意なcubeチセ。

前編に続き、施工事例まとめを設計者であり、アンティークの雑貨・家具店「アンティーク・チセ」も運営する末守恭子さんに伺ってご紹介していきます。

事例8 アンティークなたたずまいの農家住宅/清水町KU邸 



2009年完成、清水町のKU邸です。結婚を機に、ご実家の敷地内にマイホームを建てることになり、アンティーク好きなお母さまと奥さまの希望で、cubeチセに設計施工を依頼いただきました。



スウェーデン製の玄関ドアには、アイアンの飾りと鋲をつけました。



洋風瓦の雨よけ屋根に木製の鎧戸、花台のある窓辺の景色は、まるでヨーロッパの片田舎のよう。



リビングに入る風除ドアは、奥さまが札幌まで見に行き、気に入って購入したものです。



木製の小窓がお洒落な吹抜のリビング。照明などにもこだわっています。



木製の手すり子が印象的なリビング階段。右手はキッチンで、カウンターテーブルも備えています。お子さんのちょっとした勉強スペースにもなり、子育て世代におすすめです。



ダイニングはキッチン横に独立しています。カウンタースツールは100年物のアンティーク。ダイニングセットや照明器具もアンティーク・チセで揃えたお気に入りです。



アンティーク調に仕上げた特注のキッチンと食器棚。自分たちだけのとっておきの家具がそろうのもcubeチセの魅力です。



食料品や飲料品のストックに便利な食品庫も完備しています。



キッチンカウンターの横には、ご主人が集めているアメリカのミルクガラスメーカー・ファイヤーキングのマグを飾る専用棚も取り付けました。



農業を営むKUさんのお宅は、土や泥などの汚れを持ち込まないよう、裏口玄関を設けています。左が玄関、右が勝手口です。



2階にはご夫婦がそれぞれ趣味を楽しむためのスペースをつくりました。左手が車の模型などを飾ったり、レトロなスロットマシーンを置いたご主人のスペース、右手前が奥さまの裁縫スペースになっています。



室内ドアに使われているアンティークのドアノブは、ご主人のお母さまが海外旅行の際に集めていたもの。オリジナルドアを建具屋さんに依頼するcubeチセだから実現した、こだわりポイントです。

事例9 広々とした敷地で理想の家と庭を実現/東川町SA邸



2011年完成のSA邸は旭川の隣町、東川に建っています。十勝地方からは車で3時間、cubeチセの施工エリアにはあたりませんが、地元では理想の施工会社が見つからず、困っていたSAさんからご要望をいただき担当させていただきました。



景観計画のあったこの地域では、屋根や庭づくりにも一定の規制が設けられています。元々三角屋根を希望していたSAさんのお宅は、庭に面したテラスにコラム柱をあしらった美しい三角屋根のお住まい。「羊と鋼の森」の映画ロケにも使われました。



住宅には別棟のガレージをつくっています。屋根のドーマーやテラスのフレンチドアなど、海外テイストをふんだんに採り入れた仕様です。



玄関ホールから、アンティークのステンドグラスを入れたドアを開くとリビングです。



リビングの壁面の一部はシャビーな塗装をほどこした羽目板を貼っています。



ダイニング・キッチン、その奥にユーティリティーが続いています。



左/造作の洗面化粧台は、SAさんの希望を元につくりました。
右/壁一面に羽目板を使ったトイレ。

事例10 愛犬と暮らす「好き」を形にした住まい/幕別町HO邸



幕別町HOさんのお宅は三角屋根にクリーム色の塗壁で、アプローチも美しく整備されたスッキリとした印象の住宅です。



左/玄関には土間続きにシューズクロークがあります。
右/カーブを描いた腰壁の奥には手洗いを用意。生活空間に入る前に手洗いを済ませることができる、アフターコロナの新生活様式にもピッタリなプランです。



吹き抜けのLDK。無垢フロアの木目の効果で、より広くおおらかな空間に感じます。



奥さまの希望を反映した造作キッチンは、壁側に調理台を設け、シンクをリビングと対面に。タイル仕上げの長い作業台は料理やお菓子作り、ちょっとした飲食に重宝しそうです。



リビング階段下にはワンちゃんスペースを設けています。



ご夫婦の希望で、リビング続きには掘りごたつのある和室も。



2階ホールの一角には家族共有のスタディスペースもつくっています。



和の設えから洋風アンティークまで。「好き」を形にした住まいは、家族みんなのとっておきになりました。

事例11 塔屋型エントランスのある吹抜の家/帯広市 T邸



2017年、帯広で完成したT邸です。塔屋型に仕上げたエントランスが印象的な外観です。



外壁は厚みのある塗壁仕上げ。エントランスの窓や出入り口も、角のない塗壁ならではの質感が建物の風格を増しています。



南面には庭に出られるテラス階段や、2階バルコニーを設けています。



玄関ホールには帰宅後やトイレの後に便利な手洗いを設けました。手洗いの重要性が再認識された今、こうした設計はおすすめです。



吹抜けのリビングは2階ホールと一体化した開放的な空間です。床は木目を生かした明るい色味に仕上げました。



リビングの吹抜窓は上下ともダブルハングと呼ばれる開閉式の窓を採用しています。開けることのない上部の窓にも同じデザインを採用するのは、デザイン上の統一感を重視したためです。



アールの下がり壁と明り取りの窓が可愛らしいダイニング・キッチン。リビングからはそれぞれ独立した造りですが、オープンタイプの対面キッチンでダイニングとつながっています。



可愛いレースのカーテンをあしらった食品庫のドアは、奥様のお気に入り。キッチンはコストと機能性を重視して既製品を採用しましたが、食器棚とお揃いの扉につけ替えることで統一感が生まれました。



窓際には、買ってきた食材を広げたり、作業をしたりするのに便利な家事カウンターも付けました。



タイル仕上げの洗面化粧台は、大人が2人並んで使えるゆったりサイズです。



2階ホールの腰壁には、記念にご家族の手形を付けました。塗り壁だからこそ出来る演出です。

事例12 段差を生かした空間設計が楽しい住まい/帯広市I邸



2014年築、帯広市内のI邸です。外観はシンプルモダンなスタイルで、正面をルーバーで目隠しし、アーバンな印象に仕上がりました。



夜になるとまた違った表情に。窓やルーバーから室内の灯りが漏れ、その姿が夕景に美しく浮かび上がります。

Iさまとの出会いは、私がアクセサリーショップを営むIさまのお店にアクセサリーの修理で訪ねたのがきっかけでした。

その後Iさまも当社がプロデュースするアンティークショップ「アンティーク・チセ」にご来店くださり、店内の内装や什器、家具などのお話に花が咲きました。後日Iさまがご自宅の新築をする際に、設計・施工にcubeチセを選んでいただいたのです。(cubeチセ末守さん)



建物の裏側から見たカーポートの様子。カーポートは車が2台余裕で停められる広さです。玄関はカーポート内に設置しました。

建物の裏側にはフェンスをグルっとまわし、ミニサッカー場のようなスペースになっています。



リビングから出入りできるデッキではお子さんが遊んだり、家族で焼き肉を楽しんでいます。一面に設えたルーバーは、デザイン的にも素敵ですが、プライバシーを保つ上でも大きな役目を果たしています。



リビングは周囲を小上がりに囲まれたユニークなデザイン。下部にコミック本を収納したいというご主人の要望で実現しました。



吹抜けホールから見下ろしたリビング。左手に見えるキッチンは、リビングよりも床高が低いスキップフロア構造になっていて、細長いダイニングテーブルに向って小上がりに座ると、ちょうどよい高さになるように設定しています。



キッチン側からは椅子を使い、家族みんなで食卓を囲めるようにとプランしました。大きなダイニンングテーブルは、そのほか子供たちの勉強や工作スペースとしてなどマルチに活躍しています。

テーブルの左手には電子レンジやごみ箱が収納できる便利なラックもつくっています。



キッチンの奥は右手に食品庫、左手の少し下がった場所に洗面があります。



洗面カウンターの左手は、ユーティリティーと浴室につながっています。



吹抜けの壁面には、幅いっぱいを使ってテレビ台を造作しています。上部には中2階・和室の開口部が見えています。



中2階の和室。奥には一段上がって板の間のような空間が続きます。お子さんが小さいうちは、家族全員がここで寝ることを想定してつくりました。

開口部(窓)には落下防止の柵や、就寝時に光を遮ることができるよう、雨戸のような建具も造作しています。



2階の子ども部屋は将来間仕切りできるようになっています。左手はプリンセスに憧れる女の子のスペース。右手は男の子のスペースです。



下がり壁の奥には造り付けのデスクとロフト型のベッドを備えています。



天井には蓄光のクロスを使っていて、夜になると満天の星空が広がります。

自分たちらしく、楽しい住まいを追求したIさんご夫婦は、現在もこの家での暮らしを満喫されています。

十勝・帯広を拠点に「ヨーロッパの田舎風」の家づくりを展開するcubeチセ。今回は設計担当の末守さんに、前・後編に渡り12事例をご紹介いただきました。

12棟それぞれの家づくりのストーリーを伺う中で感じたのは、何よりもオーナーとcubeチセの、密で丁寧なコミュニケーションです。

アンティークな雑貨や家具が似合うおしゃれな家は、設計力と施工力に加え、丁寧な対応力があってこそ形になったものでした。

Cubeチセのいえづくりについてもっと知りたい方は、事例まとめ【前編】もあわせてご覧ください。


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