省エネ&家事のしやすい注文住宅 北見市I邸・株式会社光栄建設

理想の新居・注文住宅が完成

転勤が多く、これまで数軒の社宅を移り住んできたIさんファミリー。「窓のすきま風や結露は大きな悩みでした。ホームセンターですきま風を防ぐ材料を買って窓に貼ったりと工夫しながら、いつか暖かくて、生活動線やデザインなど、思い通りの我が家を建てたいと思っていました」と奥さま。

2016年3月。念願叶って北見市内に新居が完成しました。住宅の省エネや家事動線、日当たりや収納力、老後を見据えた利便性の良い立地条件など、住まいに関する様々な要望を盛り込みました。

設計・施工を担当したのは、SHS外張断熱工法という断熱技術に北見エリアでいち早く取り組み、北海道SHS会の副会長を長年務めるなど、住宅の断熱性能向上を牽引し、地中熱ヒートポンプや太陽光発電など創エネ分野でも先進的な取組を行ってきた北見の工務店・株式会社光栄建設です。



玄関は断熱ドア。北見はマイナス20℃を下回ることもある地域です。「以前暮らしていた家では、玄関の採光用の窓に結露が発生し、氷の彫刻のようになっていました。この家では玄関の寒さも結露も解消しました」と奥さま。



玄関の正面はキッチンや脱衣室につながり、左はリビングや和室に向かう回遊型の動線になっています。



玄関の右手には、大きなシューズクロークもあります。



リビングの窓からは明るい陽射しがたっぷり。取材に伺ったのは、寒さ厳しい北見の2月でしたが、奥さまは「朝から夕方まで、リビングとダイニングの窓から陽が入るので、吹雪で日射が少ない日以外は、日中は暖房をほとんど使いません。冬なのに室温を下げたくて窓を開けることもあるほどです。夏は夏で、真南の日射が入らないように庇を作ってくれたので暑さが和らぎます」と言います。



ダイニングとキッチンは奥様と光栄建設の田坂さんが打合せをして収納や動線、クロスの柄まで一つひとつ厳選しました。



キッチンの背面収納は、調理用品などを踏まえて十分な量を確保。そして写真右側は2階にあがる階段、脱衣所、そしてパントリー(食品庫)につながります。



キッチンの裏にあるパントリー(食品庫)。断熱性能が高い家のため、冷蔵庫内以外に食品の保存に適した低温の場所がありません。そこで、あえて外気を取り入れる「涼しい場所」としてパントリーを設置しました。

この日のパントリー内の温度は12℃。人参やタマネギなどの野菜、ワインなどの飲み物などをストックしておくのに重宝しています。夏場は、外気をそのまま取り入れると暖か過ぎるので、一度、地下のピットを経由することで10℃ほど温度を下げた空気をパントリーに取り入れています。もちろん庫内はしっかり断熱されています。

掃除負担を軽減 日射しを踏まえた階段の向き



キッチンの横にある階段の位置にもこだわりが・・・。

リビングやダイニングには大きな窓があり、その光が階段のステップに当たる位置関係にあると、そこに少しでも埃があると、埃が光って目立つので、気になって1日に何度も拭き掃除がしたくなります。そう考えた奥様は田坂さんに相談・・・。



リビングからの日射は階段の横の壁に当たるように階段の入口を変更しました。奥さまは「掃除や整頓、調理の負担などは、家の動線や収納場所、床材選びなど、工夫次第でかなり軽減できることを実感しました」と振り返ります。

適材適所の収納も重視

各部屋に、適材適所の収納があることもポイントです。



洗面脱衣室の棚の高さなどは家族の身長や、カゴの幅なども踏まえて設定しました。



収納用のカゴはどれも同じ製品に見えますが、実はスイートデコレーションや無印良品、ニトリなどで用途に応じて買いそろえました。タオルや下着などを収納するカゴは蓋つき、買い置きの洗剤などは蓋なしのカゴなど、違いがあるのです。



2階ホールの収納も多めに作りました。長男が結婚して子どもを連れて宿泊に来るので寝具を増やしたりといった嬉しい想定外もあり、収納は多めに用意しておいて良かったと実感しているそうです。



息子さんの部屋。本人の要望も踏まえ石壁風のクロスで男らしい雰囲気。



ワンピース、ドラゴンボール、ハイキューなどお気に入りのフィギュアがコレクションボードに綺麗に陳列されていました。

1階、2階の間取り計画



ご夫婦は、老後を想定して1階に寝室を配置することも検討しましたが、そうなるとお仏壇のある和室を1階に配置することが困難でした。お仏壇のお手入れは毎日のことだから、できれば1階に配置したい。



どちらを優先するか迷っていた時に、介護福祉士でもある次男の「階段の上り下りも運動になる。バリアフリー重視とは言っても、元気なうちは2階で寝起きして、階段の上り下りをするのも良いのでは?」という一言で、1階に和室、2階に寝室という配置に決まりました。

和室は、い草の匂いが苦手だったため、和紙でできた畳を採用。ふすまも洋風にして和室感を減らしました。



リビングとダイニングは木製の柵で適度に仕切りました。



2階ホールの突きあたりには、奥さまが育てている観葉植物専用のスペースがあります。高気密高断熱の住宅だと、室温が安定するので観葉植物の生育もしやすくなります。枝を編み込んだ三つ編み仕立てのベンジャミンもありました。木製の柵は、白く塗装することで軽快さを出しています。

家づくりの経緯

家づくりのきっかけは?

Iさん 転勤族で単身赴任もNGだった職場だったので、私自身は戸建て住宅を建てるという発想はありませんでした。でも妻は暮らしやすい家を建てたいと以前から考えていて、私の定年退職が迫る中で、妻の要望を受けて注文住宅を建てることにしました。



土地探しはどのように?

Iさん 夫婦とも北見出身で、親や友人も北見に多く、現在の職場もあるので北見で住む事に決め、北見で土地探しを開始しました。土地探しは、不動産屋さんに依頼してしまうと、じっくり検討できなくなると思い、自分たちで不動産サイトなどで検索したり、現地に車で見に行くなど、まずは家族で土地探しを行いました。

スーパーや銀行、北見市の中心部、現在の職場からも比較的近い場所で、土地の広さや、リビングに真南から陽が射す土地の向き、価格も・・・と条件を増やしていくと、なかなか希望にぴったり合う物件は見つからず、結局2年近い期間を土地探しに費やしました。



しかし最終的には、車の運転が難しくなる老後のことも踏まえ、買い物などの利便性を重視して土地探しを行っていたところに、土地情報が舞い込み、不動産会社のセクトさんの仲介で土地を購入しました。

住宅会社選びは?

ご主人 光栄建設の土屋隆幸社長は、高校時代の同級生。家を建てたいという相談を「つっちー」(土屋社長の高校時代のニックネーム)にして・・・。家づくりについては私より、妻の方が具体的な要望があったので、妻と光栄建設さんが主に打合せをしました。

奥さま 土屋社長はおっとりして優しい人柄で、どんな家を建てたいか、要望を話しやすい方です。打合せの序盤は、予算や家の構造、デザイン、間取りなど土屋社長と決めて、設計の細部やインテリアなどは光栄建設の田坂さんと打合せをして家づくりを進めていきました。



打合せはどのように?

奥さま まず間取りですが、家相では東か東南にキッチンがあると朝陽が入る一方、南からの強い陽は入らないので、食品の鮮度を保ちやすいなど、方位的に良いと知り、そこから検討を開始しました。

でも実際に購入した土地の形状を踏まえると、東南にキッチンを置くとお風呂や脱衣所などとキッチンが離れてしまうなど、制約が多い事情がありました。そこで、キッチン裏にパントリーを置けばキッチンは真南でも大丈夫と考えました。

家相は意識しつつ、生活動線や住み心地などの事情も踏まえて、光栄建設さんに配慮いただきました。実際に2年暮らしてみるととても快適です。

収納の位置やクロスの色や柄、照明などの選択では、どれを選ぶか迷うことも多く、いちど持ち帰って夫と相談したり、打合せが2時間以上になったこともありました。でも田坂さんは色々な選択肢も示しながら丁寧に対応してくれました。2階の木製の柵を白く塗装するといった細かな工夫は田坂さんのご提案です。



ご主人 要望を一言伝えると何とか叶えてくれる。そういう気配りは凄かったですね。

住み心地はいかがですか?

ご主人 一番驚いたのは家の暖かさです。住宅性能については光栄建設にお任せでしたが、期待以上で、家の中で寒い思いをすることは全くありません。

奥さま 光熱費は社宅に暮らしていた時より安く済んでいます。社宅と比べて、家の大きさは倍くらいあります。しかも社宅は全室暖房では無かったので、暖房していない部屋もありましたが、今は、家全体が暖房で暖かい状態です。食洗機を毎日使ったり、お風呂が大きくなったり、照明の数も増えていますが、そんな条件でも以前の家より光熱費が下がったのは凄いと思います。

※I邸は、断熱気密性能が高い外断熱工法のSHS工法を採用し、ガスで電気を作り、発電時の排熱を給湯や暖房の熱として有効活用する家庭用ガスコージェネレーションシステム「コレモ」も採用しています。



ご主人 お風呂の「酸素美泡湯」も良かったですね。ジェットバスよりももっと細かい酸素の泡で、乳白色のお湯に浸かると疲れが取れます。一番風呂で入っても肌がちくちくするような感触がなくてとても良かったです。



奥さま 階段下の空きスペースには、ゴミの分別収集したものや、買い置きした生活用品を収納できる場所があったり、トイレの扉も、もし車椅子生活になっても開閉がしやすい製品を導入したり。吹き抜けの2階部分は、家族構成が変化すれば、部屋にすることも可能だったりと、将来も含めた暮らしをきめ細かく想定した家を実現していただきました。土屋社長が家づくりの全体を、田坂さんが細かな部分で私たちの要望を丁寧に汲み取ってくれて、住み心地の良い家が実現できたんだと思います。

2018年07月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

この記事もおすすめ

人気記事