Story 取材記事

土間と薪ストーブのある家/帯広市Kさん クリプトン


帯広市中心部に建つK邸は、角地であることを活かし、開放的な外観をもつモダンスタイルの住宅です。

K邸は
1.吹き抜けのように天井が高いリビング
2.土間と薪ストーブ、オーダーソファーで快適空間
3.薪ストーブで光熱費大幅削減
4.SNSを参考に、理想のデザインを実現
5.施主支給で思い通りの家づくり
6.冬暖かく、夏涼しい高断熱住宅
が注目ポイントです。

造作ソファと土間でくつろぐダウンリビング



薪を運びやすくするために、玄関土間とリビングの土間も扉一枚でつながっています。
玄関ホール周りにはシューズクロークやコート掛けなどもあり、片付けしやすく、またすっきりとした印象です。



お子さんが成長しても家族が顔を合わせる機会を大切にしたいという思いから、階段はLDKの中央に配置しました。



天井高3.3mの広々としたリビングスペース。ここにはKさんが一番の要望に挙げたという薪ストーブと土間があります。土間とフロアをつないでいるソファは造作です。
「最初は掃除のしやすいフラットな土間を考えていましたが、社長からダウンリビングにしたらどうかと提案していただいて。かっこいいねとお客さんに褒めていただくことも多いです」



ベルギーのDovre(ドブレ)社の薪ストーブは竹市社長と一緒に薪火屋(帯広市)で選んだもの。「丸みを帯びたフォルムがかわいい」とすぐに気に入ったそうです。

「実家も薪ストーブだったんです。夜しかつけていませんが、一台で家中が暖まります。電気代高騰の影響を受けず、家計も助かっています」

ソファの奥には約4帖ほどのフリースペースもあり、子どもたちが収納からおもちゃを出し入れして自由に遊んでいます。



「キッチンを中心とした回遊動線で、帰宅後も洗面やリビングへとアクセスしやすくとても気に入っています」
カップボードの上には白のサブウェイタイルを貼りました。キッチンの腰壁にはニッチを作り、小物の置き場とすることで、ディスプレイとしても使いやすく、また片付きやすいLDKに。

白、黒、グレー、グレージュと色数を絞ったインテリアが統一感を感じさせます。



「施主支給をやらせてもらえたのは嬉しかったですね。照明やスイッチ、スイッチプレートなど、細部までこだわって決めることができました」



脱衣室から独立した洗面スペース。家族が浴室を利用している時でも洗面台が使えるのでとても便利です。



洗濯関係の家事を一箇所で済ませられるよう、ランドリールームは広めに作りました。洗濯機の隣には靴や汚れ物を洗えるSKシンクを設置。「お風呂場でものを洗うということもなくなり、快適です」

細かな仕上がりも妥協せず思い通りに



床材の境には樹脂製の見切りが入るのが一般的ですが、その厚みが気になっていたKさん。社長に相談し、金属製の見切り材を入れることですっきりとした印象に仕上げました。



SNSで海外の家なども参考にし、トイレや廊下などのスペースも雰囲気ある空間に。



寝室はアクセントクロスと間接照明で落ち着いた雰囲気に仕上げました。「照明は複数箇所につけ、子どもの寝かしつけの前にはゆったりと過ごせるよう少し暗めに、など使い分けています」




「ホテルのような雰囲気にしたくて、クロスとクロスの壁見切を金色にできませんかと相談したんです。真鍮で仕上げてもらい、思い通りの部屋になりました」

「わがままを言っても、予算内で叶えようとしてくれた」

家づくりについてのお話を伺いました。



家づくりはどのように始まりましたか?

以前はアパートに住んでいましたが、子どもが成長してきて、生活の音なども気になってきたのをきっかけに家づくりを考え始めました。時間がかかったのは建築会社選びよりも土地探し。ネットで探しても、大きなハウスメーカーが買い占めていたりすでに売れていたり…。

結局、不動産屋さんに足を運んで探しました。何度も通った結果、ネットに出す前に連絡をもらえて購入できたのが今の土地です。その頃にはもうクリプトンで建てようと決めていました。



先に住宅会社が決まっていたんですね。選んだ決め手は?

国道におしゃれな建物ができたな、と思っていたらそれがクリプトンの事務所だったんです。見学会へ行ったらすごくおしゃれで、自分たちが建てたいと思っていた感じの家ばかりで。

他のメーカーも色々見ましたが、やりたいことを伝えると金額が跳ね上がってしまったり難しいと言われたりすることが多かったんです。クリプトンさんはデザインが魅力的で、わがままを言っても予算の中で叶えようとしてくれたので「ここしかない」という感じでした。



プランの打ち合わせはどうでしたか?

打ち合わせは何でも言える雰囲気でした。最初の段階では要望をとにかく全部伝えて、竹市社長の家を見せてもらったりしながら検討していきました。プランが固まってからも「あれもいい、これもいい」とちょこちょこ変更をお願いしてしまったのですが、それも快く受け入れてもらえてありがたかったです。



住み心地はいかがですか?

もう少しで2年になるんですが、冬の暖かさ、夏の涼しさは抜群ですね。冬暖かいのはもちろんですが、夏も土間がひんやりしているので暑くないんです。軒があるので日差しもほどよく、本当に快適に過ごしています。デザインをお客さんに褒めていただくことも多く、素敵な家になって良かったなと思っています。

建築概要



1階床面積  66.66平方メートル(20坪)
2階床面積 49.68平方メートル(15坪)
延床面積 116.34平方メートル(35坪)
構造・工法 木造(枠組壁工法)
断熱(壁) 高性能グラスウール 16k 140mm+付加断熱 ウレタンボード30mm
断熱(天井) ロックウール吹込断熱65K 295mm
断熱(基礎) 押出法ポリエチレンフォーム2種 25mm
断熱(窓) LOW-Eペアガラス(北窓トリプルガラス)
換気 第3種換気システム
暖房 薪ストーブ、床暖房、パネルヒーター

写真 Commercial Photo / Movie  SWITCH


2023年07月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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