Column いえズーム コラム

住宅の「設計」「デザイン」がスゴい事例まとめ(札幌ほか北海道)

住宅の設計力がスゴい事例まとめ

建て主の要望と設計者のアイデアが詰まった事例をまとめました

いえズーム(iezoom)は、年間100件以上、家を建てた方のご自宅にお邪魔して、取材撮影をさせていただいております。その中で、設計・デザインの力が凄いな!と感じる事例も数多くあります。建築家が設計した家はもちろんですが、ハウスメーカー、工務店の社内の設計者がプランした住宅にも素晴らしいものは多々あります。お客様の夢をかなえたデザイン、お客様の暮らしに関する課題を解決した設計、設計者のさまざまな配慮が住み心地や、暮らしの満足度に大きく貢献した設計などを中心にご紹介します。

スゴい設計・デザイン事例/札幌市・Oさん シノザキ建築事務所



設計を依頼したのはシノザキ建築事務所。 実現できる、できないは考慮せず、要望をなるべくたくさんリストアップして伝えたそうです。

リビングから見上げると、薪ストーブの煙突が気持ちよく吹抜けに延びています。リビングには腰掛けるところがいっぱいほしいと要望。 篠崎さんが提案したのは、キッチン&ダイニングの床から少し下がったステップフロアでした。段差の部分に腰掛けやすく、人がたくさん来ても座る場所に困りません。 玄関から薪の収納場所を通ってリビングの薪ストーブまでひと続きの土間になっていて、動線もスムーズです。キッチンは、高級感たっぷりのオールステンレス製。

キッチン収納の半分は造作にしたため、全体のナチュラルな雰囲気にうまく溶けこんでいます。分別ゴミBOXもカウンターの下にすっきり収納。ダイニングのテーブルは鉄板を埋め込んだオリジナル。 週に何度もホットプレートを使うので、煙を吸い込んで臭いと脂分をクリーンにできるLED照明「クーキレイ」をつけました。試しに使ったところ、みるみるうちに煙が吸い込まれて焼き肉の臭いもほとんどしなくなるそうです。


落ち着いた木のインテリア。薪ストーブだけで暖かい家に建て替え/札幌市・Oさん

取材記事 落ち着いた木のインテリア。薪ストーブだけで暖かい家に建て替え/札幌市・Oさん

シノザキ建築事務所のオープンハウスにお邪魔しました。 玄関ドアを開けると、ふんわり漂うのは薪の香り。新築によくある...

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スゴい設計・デザイン事例/石狩市K邸/笠井啓介建築研究所



玄関ホールです。奥行き8メートル近くある長い土間と、高さ約5メートルの吹き抜け空間が広がります。友人・知人が訪れるとまずこの玄関ホールで驚かれるそう。スケルトン階段が空間をより解放感あるすっきりした印象にしていますが、階段の踏み面は無垢材で、空間を無機質過ぎないナチュラルな風合いにしています。


デザイン+予算+要望を満たす札幌のおすすめ建築家/石狩市K邸

取材記事 デザイン+予算+要望を満たす札幌のおすすめ建築家/石狩市K邸

安心して任せられる建築家:笠井さん この記事は、 1 建築家にデザイン性の高い家を依頼したい 2 こだわりすぎて予算オ...

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Kさん 建築学科の同級生にはもちろん、建築を真面目に学んでいる同級生もたくさんいましたが、もし私が将来家を建てるなら、笠井さんに頼みたい、と思える何かが彼にはありました。デザイン、建築のセンスが優れているし、人柄も良かったのかなと思います。

住宅を間取りから考えると利便性は良くてもデザイン的には冴えない家になりがち(お客様の要望第1に考える工務店に多いプランニング方法)

住宅を外観デザインから考えると見た目は良くても使い勝手の良くない家になりがち(外観やデザインを重視する設計事務所に多いプランニング方法)

と言われたりしますが、笠井さんの場合は、お客様の要望をまずしっかり聞いたうえで、住宅を間取りやデザインだけでなく、縦の断面など、できるだけ立体的な視点で考えるそうです。

スゴい設計・デザイン事例/札幌市・Oさん/北渡建設



お子さんの誕生をきっかけにマイホーム購入を考えるようになったというOさん。実は他社のハウスメーカーと仮契約まで交わしていました。プランが進むにつれ何か希望を伝えるとひとつひとつがオプションという扱いになり、決まった枠組みの中で妥協したり、諦めたりする場面が続きました。「一体誰のために家づくりをするのか。一生に一度の大きな買い物なのだから、納得した家をつくりたい」と強く感じるようになったといいます。

そんな矢先、札幌良い住宅.jp(現在のIEZOOM)の中で北渡建設のホームページにたどり着き、和風建築の美しさに魅了されたOさん。早速公開中だったモデルハウスを訪れ、そこで担当の老川さんに出会います。

「この世の終わりみたいな顔で入って来たご主人にビックリしました。この人どうしたんだろうって。家づくりは楽しいはずなのに、すごく辛そうで。とても印象に残っています」と老川さん。ご主人はそのくらい家づくりに疲れ果て、希望を失っていました。

「気密・断熱・換気などの住性能の高さに加え、デザイン性も重視していました。もともと京都の町家などに興味があり、自宅にも和風モダンを採り入れたかった。おじいちゃんになってもカッコいい家が理想でした。担当の老川さんはイメージをその場でラフに描いてくれて、それがとても分かりやすく好印象でした」とご主人。ここなら希望する家が建てられる。契約していた会社と契約を解消し、北渡建設に依頼することを決めました。

「老川さんは私たちの24時間の行動をヒアリングした上でプランを出してくれ、コンセントやスイッチ、トイレットペーパーホルダーの高さなども一つひとつ実際に確認しながら決めてくれました。大変丁寧で思いやりのある対応でした」とOさん。


京町家風2階リビングの家 札幌市・Oさん/北渡建設

取材記事 京町家風2階リビングの家 札幌市・Oさん/北渡建設

札幌市西区。緑豊かな住宅街に北渡建設で新築したOさんのお宅を訪ねました。ご夫婦と設計担当の老川さんにお話を伺います...

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外観は京都の町家を連想させるようなモダンな造り。弾性塗り仕上げの外壁は2階が刷毛引き、1階はうずまきと凝った仕上げで、格子に見立てたルーバーはバルコニーの目隠しにもなっています。外観は京都の町家を連想させるようなモダンな造り。弾性塗り仕上げの外壁は2階が刷毛引き、1階はうずまきと凝った仕上げで、格子に見立てたルーバーはバルコニーの目隠しにもなっています。バルコニーは高い壁で囲われており、外からの視線を気にすることなくバーベキューや水遊びが楽しめます。開放感を出すために設けられた縦格子の一部は雪捨てのための扉も付いています。サッシは無機質な印象にならないよう無垢材でカバーされていて、細部まで丁寧な仕上がりです。畳スペースには京寺をイメージした円窓を提案。からし色の和紙を張った壁面によく映えています。窓越しに見える格子も良いアクセントになっています。

スゴい設計・デザイン事例/北海道大樹町E邸/石井建設



2016年、大樹町内に平屋の注文住宅を建てたEさん。過去に大学で建築を学び、東京で現場監督の仕事を経験した経歴があります。十勝にUターン後、現在は町内で建築関係の業務に携わっています。Eさんが検討した要望ポイントは玄関だけでも

客用と家族用の出入り口を分ける
コートの掛けられるSIC(シューズインクローゼット)
鏡を設置し、広がりを持たせる。鏡の裏にスリッパ入れ設置
ニッチと間接照明をデザインに取り入れる
外部にモノをかけるフック
框(かまち)を長くしたい。人が多くても安心
框の下に欠きこみを作り靴を収納
玄関土間はCOM素地としたい
人感センサー付きLED
断熱性の高いドア→D2仕様OK(価格検討)
床仕上げは玉砂利洗い出し、ポーチはタイル(剥がれ、欠けは出ないか?)

など、たくさんあります。具体的な打ち合わせの過程で諸事情を踏まえて判断するので、全ての要素をもれなく取り入れたわけではありませんが、E邸の家づくりはこうしたお客様の要望を帯広の石井建設が丁寧に実現させ、さらに石井建設側の設計・プランニングのアイデアも併せて建てられました。


建築士が平屋の注文住宅を発注した工務店とは?/十勝・大樹町・E邸

取材記事 建築士が平屋の注文住宅を発注した工務店とは?/十勝・大樹町・E邸

住宅建築の専門知識がある建て主さん 2016年、大樹町内に平屋の注文住宅を建てたEさん。過去に大学で建築を学び、東京で...

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スゴい設計・デザイン事例/札幌市О邸 プルーデンスの家



英国のTVドラマ「シャーロックホームズの冒険」。日本でも1985 年からNHKで繰り返し放送されました。このドラマを子どものときに見て、ドラマの舞台のような重厚でクラシカルなインテリアに憧れた札幌市在住のOさん。家を建てるなら、19世紀ヴィクトリアン様式にしたいと考えていたそうです。

「たとえばイギリスから輸入した照明やスイッチパネルを使いたいと思っても、日本の電気用品安全法に基づくPSE表示のないものは使えないなど制約がすごく多かったんです」。困ったOさんは輸入住宅を専門に扱うプルーデンスの家に相談してみることにしました。「モデルハウスを訪ね、担当の美濃島さんとお会いし、要望を具体的に伝えたところ、たいていのことはできる、と言ってくれたので、お願いすることに決めました」

ホームズの時代はまだ電気のない設定。リビングにシーリングライトはつけず、壁面照明やスタンドライトにこだわりました。鋳鉄製の暖炉はホームズの部屋と同様のタイル装飾のものをイギリスから輸入。家具はアンティークショップなどで探しました。ドアや窓のケーシング、天井のモールディングなどは太くて豪華なタイプを選びました。天井高が2.7mと高いため、決して狭さを感じません。

「上質なものをメンテナンスやリメイクしながら長く使い続ける暮らしに魅力を感じるんです。イギリスでは築100年200年の建物を手入れしながら使っていますよね。電気のない時代の建物だから、室内に後付けのパイプが取り付けられたりしていますが、そういうのもいいんです、歴史ですから」。


シャーロック・ホームズの住居をイメージした家/札幌市O邸 

取材記事 シャーロック・ホームズの住居をイメージした家/札幌市O邸 

英国のTVドラマ「シャーロックホームズの冒険」。日本でも1985 年からNHKで繰り返し放送されました。このドラマを子ども...

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スゴい設計・デザイン事例/札幌市Hさん/SUDOホーム



市街地にありながら森の安らぎを感じさせる板貼りの家。お子様の学区内の利便性が高い環境で、プライバシーが確保された日当たりの良いリビングと建物で視線をさえぎったお庭が実現しました。「白を基調としたモダンなモデルハウスを見慣れていたのでインパクトがありました。新築に向けて心が動いたのもSUDOホームさんのオープンハウスと出会ってから。無垢のフローリングもそれまで訪れたモデルハウスのフロア材と肌触りがまるで違いました(ご主人)」。


SUDOホームの施工例 札幌のまちなかで木の温かみに触れる家

取材記事 SUDOホームの施工例 札幌のまちなかで木の温かみに触れる家

市街地にありながら森の安らぎを感じさせる板貼りの家。お子様の学区内の利便性が高い環境で、プライバシーが確保された...

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敷地を取り囲むように3階建ての住宅があるので日当たりが悪くならないか心配だったそうですが、隣家との間に庭をつくり、吹き抜けの高所から光を取り入れることで採光とプライバシーの問題を解消しました。「リビングが奥まった位置にあり、道路側に窓もないせいか車の音もほとんど聞こえません(ご主人)」。「アンティークのタオル掛けなどビンテージ感のある小物をいろいろ探してもらいました。細かいところまで丁寧に対応して頂いたと思います(ご主人)」。

スゴい設計・デザイン事例/札幌市・Kさん/アウラ建築設計事務所



旧車とバイクをこよなく愛するKさんが暮らす見晴らしの良いガレージハウス。愛車との時間を心ゆくまで楽しめる広々としたビルトインガレージ。夜景が美しい2階リビング。そして遠くの山々まで一望できる贅沢な屋上空間―。こだわり満載のマイホームで3度目の冬を迎えるKさんと設計者の山下一寛さん(アウラ建築設計事務所)にお話を伺いました。


愛車と過ごす「男の城」。クルマ好きが建てた絶景ガレージハウス 札幌市・Kさん/アウラ建築設計事務所

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旧車とバイクをこよなく愛するKさんが暮らす見晴らしの良いガレージハウス。愛車との時間を心ゆくまで楽しめる広々とした...

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K邸の敷地は眺めが抜群な半面、車がすれ違うことができない細い道に面しています。しかもGL(敷地の高さ)が道路より1m高く、ビルトインガレージを設けるのがかなり厳しい環境でした。「方向転換もままならない場所にどうやってガレージハウスを造るかが1番の問題でした」と設計者の山下さん。 そこで、もとの地盤を掘り下げて道路との段差をなくし、1階にガレージ、2階に居住空間がある建物を、敷地の奥にはめ込むように配置。車が出入りしやすいよう車庫の前を広くあけ、車2台分の駐車場に。間口の大きいガレージを造る関係上、外階段に隠れて通りから見えない脇の方に玄関を置いたため、隠れ家っぽい雰囲気になりました。 駐車スペースの両サイドは既存のGLを生かし、コンクリート塀で固めて前庭に。以前からあったモミジも残しました。「植栽の伐採や建物の高さ等に一定の制限が定められた風致地区なので可能な限り樹木を生かす方向で設計を進めました(山下さん)」。

スゴい設計・デザイン事例/江別市K邸/ヨシケン一級建築士事務所



「プランは大きく3回練り直してもらいました」とKさん。途中で2階にバルコニーを付けたくてヨシケンさんに相談しました。三角屋根ということもあり、ちょっと設計上は難しくなるそうですが、ヨシケンさんの手にかかるとこのように!

「大手メーカーは注文住宅といっても、こちらの要望をじっくり聞くことに消極的でした。希望をかなえようとすると、予算オーバーになりますし」と困っていたKさんご夫妻にとって、「基本的にリクエストはすべてプランに採り入れます」というヨシケンさんは、とてもありがたかったといいます。

「うちは子どもが多いので、打ち合わせもなるべく効率的にしたいと思ったのですが、大手メーカーさんだと、担当は営業マンなので、設計に関することはいったん営業所に持ち帰って『答えは後から』になってしまう。その点、ヨシケンの吉田専務は実際に設計をされているので、『こういうことはできるか?』と尋ねると、その場で即答してくれるので、打ち合わせがスピーディーに進みました」とKさん。

ヨシケンさんが打ち合わせ時に作る住宅模型もとても役立ったといいます。「プランには、子どもたちの意見も採り入れました。でも、実際にどんな家ができるのか、図面だけではちょっとイメージしにくいですよね?模型だと立体的なので、子どもたちにも分かりやすく、イメージを共有することができました」


公園眺めながらヨガ!子どものアレルギーに優しい江別の木の家

取材記事 公園眺めながらヨガ!子どものアレルギーに優しい江別の木の家

Kさんは子育てに優しい街、江別が気に入って借家住まいをしながらで約4年間も土地探しを続けてきました。やっと見つけた...

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スゴい設計・デザイン事例/ニセコ町・Rさん 晃和住宅



2階リビングからは、蝦夷富士とも言われる優美な羊蹄山とニセコ連峰が見渡せるパノラマビューがR邸の自慢のひとつ。辺りには手付かずの緑がそのまま残されており、ウグイスの美しい鳴き声も聞こえてきます。みどり豊かなこの土地と出会ったRさんご夫妻は、ここの自然に溶け込むような家を建てたいと考えて住宅会社探しを始めたそうです。

ご主人のこだわりは天井を高くすること。三角屋根の形をそのまま生かし、野地板の現し天井にしたいと考えて、いくつか希望に合う住宅会社を探しました。その中でもインターネットで見つけた晃和住宅が建てる家を強く気に入って、ちょうどその頃真狩で進んでいた建築現場を見学。完成した家を見て「理想の家を建ててくれる会社だ」と感じたそうです。

この日は晃和住宅の担当者・杉林さんと、インテリアコーディネーターの井上さんにもお越しいただき、賑やかで楽しい取材となりました。井上さんは打ち合わせ当時のご主人の様子をこう話します。「Rさんの建築イメージはいつも明確で、全く迷いがありませんでした。奥様が何度もご主人に"Are you Happy?"と確認をとりながら打ち合わせを進めていたのが印象的です。」


羊蹄山とニセコ連峰を見渡せる三角屋根の注文住宅/ニセコ町・Rさん 晃和住宅

取材記事 羊蹄山とニセコ連峰を見渡せる三角屋根の注文住宅/ニセコ町・Rさん 晃和住宅

「Are you Happy?」 これは家づくりの打ち合わせで、ニュージーランド出身のご主人に奥様が何度も投げかけた言葉です。「...

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スゴい設計・デザイン事例/札幌市K邸 丸三ホクシン建設



玄関を開けると見上げるほど高い天井。
玄関の広い土間に目を落とすと、クマの足跡やお花の形の石が...。
奥様の山の道具も土間床暖房で乾かせるように工夫されています。
「リビングからすべてのお部屋につながるほぼワンルームのような開放的な家」
が基本になりました。

以前は、家を建てる願望は全くなかったというK様夫婦。
知人から「いい家を作っている会社があるよ」と聞いたのが丸三ホクシン建設でした。
丸三ホクシン建設で手掛けた家の写真の数々も魅力的でした。
無垢の木などナチュラルな素材を・・・
年月を重ねるほど風合いが良くなるものを・・・
この点でご主人と丸三ホクシン建設の住まい作りは一致しました。
ご主人は車で探し回って見つけた住宅街の角地で台形の土地。
設計面はホクシン建設さんとしっかり話し合いました。

一方、「ホクシンさんの家はどこを見ても素敵」と惚れ込んだ奥様。
2カ月にわたって隔週ペースで打合せを行い、オープンハウスも見学し参考にしました。
最初の提案からご夫婦の希望にぴったり合っていたといいます。
「私たちの中にある感性が、ホクシンさんにあるという感じでした」と奥様は振り返ります。

住み始めて3年目。
「この家に住んでから、暮らしがシンプルになって余計なものは買わなくなった」と奥様。
「もう10年くらい住んでいる気分」と言うほど、ご夫婦が望んでいた生活スタイルに馴染んでいます。


家の前からすぐ登山!自然大好きなご夫婦の家

取材記事 家の前からすぐ登山!自然大好きなご夫婦の家

道外出身で、北海道の自然に惹かれて定住したご主人。 登山やスキーなどアウトドアが趣味の奥様。 二人が暮らす住まいは...

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スゴい設計・デザイン事例/札幌市A邸/白田建築事務所



白田建築事務所が手掛けるエコロジカルな住宅は、「暮らしの質」を大切にするオーナーたちから大きな支持を集めています。今回ご紹介するAさんのお宅は、互いに単身の親子が暮らす2世帯住宅。1つの建物の左右に、プライバシーを尊重した別空間が広がっています。

吹き抜け窓から入る光は、ホールや階段室のほか、ハイサイドライトから寝室にも届く設計。階段室の細長の窓など、デザインにもこだわっています。「出来るだけ高い位置に窓を付け、そこから全体に光が行き渡るようなイメージで設計していきました」と白田さん。作業部屋の上に位置する中2階は、読書やテレビ、音楽鑑賞を楽しむスペース。リラックスチェアにオットマンを添えた寛ぎの空間です。屋根勾配を活かした2階主寝室は、特にクロス選びにこだわった空間。飽きのこないよう、壁は無地にして、天井に柄をもってきました。植物を模したウィリアム・モリスの図案です。

Aさんのお宅は、どこを拝見しても、「Aさんらしさ」が感じられる住空間でした。まるで必要と感じるものだけを厳選して豊かに暮らす、北欧のヒュッゲスタイルのようです。「暮らしの質」について考えると、住宅会社の選び方は自ずと変わってきそうです。


札幌で一人暮らしを楽しむ完全分離二世帯住宅/白田建築事務所

取材記事 札幌で一人暮らしを楽しむ完全分離二世帯住宅/白田建築事務所

白田建築事務所が手掛けるエコロジカルな住宅は、「暮らしの質」を大切にするオーナーたちから大きな支持を集めています...

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スゴい設計・デザイン事例/札幌市・Tさん 拓友建設



本州の設計事務所と札幌のビルダーとのコラボによる、大きな吹抜けのある家。薪ストーブがある開放的なダイニングでオーナーのTさんご夫妻と設計者の宇津義和さん(茨城県・宇津建築設計事務所)、施工を担当した拓友建設(株)社長の妻沼澄夫さんにお話を伺いました。

北方型住宅や札幌版次世代住宅基準に早くから取り組んできた拓友建設の妻沼さんは、デザインや設計はその道のプロ=設計事務所 に任せても、「デザイン、プランに加え温熱環境の良いバランスのとれた家をお客さまに提供するという目標を共有できる設計者でなければ一緒に仕事できない」、と常々考えています。なぜなら、良い家はデザインだけでも性能だけでも成り立たないからです。

「宇津さんとのやりとりで、目指す家の方向性が同じと感じました。建物の構造や温熱環境を第一に考えている設計事務所さんだったんです」と妻沼さんは宇津さんとベクトルが同じであることを確認し嬉しくなったと言います。そして今回初めてのタッグが実現したのです。

温暖な関西での暮らしに馴染んできたTさんにとって1番の問題は冬の寒さと雪対策。「まず暖かく、雪かきしなくても外出できるように」などのリクエストを最大限に盛り込んで完成したのがビルトインガレージを備えた現在の住まいです。

「熱損失を少なくするため、バルコニーや庇のような突起物のないシンプルなデザインを提案しました(宇津さん)」。敷地が広いので、屋根形状は雪を1ヵ所に落とす片流れ屋根に。落雪で壁面が傷まないよう雪が落ちる側の外壁を地面と垂直ではなく斜めにしており、個性的なフォルム。外装は明るいレンガ色のタイル貼り。


眺めの良い大空間で薪ストーブライフ/札幌市・Tさん/拓友建設

取材記事 眺めの良い大空間で薪ストーブライフ/札幌市・Tさん/拓友建設

本州の設計事務所と札幌のビルダーとのコラボによる、大きな吹抜けのある家。薪ストーブがある開放的なダイニングでオー...

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スゴい設計・デザイン事例/恵庭市T邸/エコットハウス(札幌)



Tさんの奥様は子ども時代から無類の小鳥好き。特にセキセイインコが大のお気に入りで、広い一室に11羽のインコを飼育しています。小鳥部屋にはゲージが置かれていますが、日中はゲージの外に放ち、小鳥たちは自由に部屋の中を飛び回っています。

野生のセキセイインコは、多くて10万羽もの群れを成す野鳥。群れの最小サイズが10羽ということから、群れで暮らすインコ本来の生育環境をつくるため、11羽の多頭飼育をしているそう。
「窓を開けたスキに小鳥たちが逃げないように、網戸を閉めっぱなしにできる引き違い窓にしてもらいました」と奥様。他の部屋と異なり、小鳥部屋は一定の室温を保つために、個別換気・個別暖房にもこだわりました。


寒さに弱いインコのためにZEHパッシブ換気 恵庭市Tさん/エコットハウス

取材記事 寒さに弱いインコのためにZEHパッシブ換気 恵庭市Tさん/エコットハウス

恵庭市のTさんは、ご夫婦とお母さまの3人家族。子ども時代からの念願のマイホームの新築をエコットハウスのモデルハウ...

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小鳥部屋の床の一部は無垢材を使用し、奥様が小鳥と一緒にくつろげる専用スペースも設置。生き物がテーマのラジオ番組を聴きながら、小鳥とともに日々を生活しています。エコットハウスで建てる決め手となったのは、温度変化を嫌う小鳥たちにやさしい室内環境と、冬の停電時にも室温が下がりにくい高い断熱性能。機械換気を使わずファン音がない静かなパッシブ換気と、停電してもある程度自立した生活が送れる「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)※」が実現でき、北海道でもインコたちにとってほぼ理想の環境をつくることができたとTさん。「災害時や停電時にも自然の力で止まることなく動く’’パッシブ換気床下暖房システム‘’は、人より温度変化に弱い小鳥たちとって理想」とTさん。

スゴい設計・デザイン事例/旭川市S邸/旭川・アーケン

皆さん。男性の趣味は、家の中に収まらないものが多いということにお気づきですか?

日本ではガレージは、車やバイクを収納する車庫、という定義かもしれませんが、ガレージライフの本場アメリカでは、車をしまうだけではなく、車を整備したり、日曜大工の工具を置いて作業する作業場、さらには趣味を心置きなく楽しむ秘密基地的な意味あいもあるそうです。



カルフォルニア系デザインのガレージが欲しかったご主人。アーケンの藤原社長に相談し、旭川の積雪荷重にも耐える、しかもデザインの良いガレージを購入しました。スノーボードやスキーなどのアウトドア用品は壁に設置、保管できます。自転車やキャンプ用品も壁に掛けられます。そしてこのガレージの奥には部屋があります。ガレージ内部に、木造で小屋を作ったのです。好きなスポーツのグッズなども並ぶお気に入りの空間です。

ちなみにこのS邸はガレージの工夫以外にも奥様がおうちサロンを開催しやすい設計、リビングとダイニングの間に熱帯魚のインテリア水槽を配置するといった設計上の工夫であふれています。


後編 楽しいガレージライフ&インテリア水槽 元断熱職人のこだわりご自宅ご紹介/旭川・アーケン

取材記事 後編 楽しいガレージライフ&インテリア水槽 元断熱職人のこだわりご自宅ご紹介/旭川・アーケン

前編は、奥さまがご自宅で離乳食の教室を開くための家づくりをご紹介しました。 前編 おうちサロンのできる家づくり 離乳...

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スゴい設計・デザイン事例/帯広市K邸/cubeチセ(キューブチセ)



「ヨーロッパの片田舎に建つ使い込まれた住宅の何とも言えない味わい深さが好き」そう語るKさん。2019年春に、Kさんご一家のアンティーク小物が似合うシャビーでお洒落なマイホームが完成しました。

おじいさまの家で使っていたレトロなちゃぶ台が西欧風のインテリアに不思議と馴染んでいます。フローリングは無垢のパイン材、窓は耐候性と断熱性に優れた木製輸入サッシを使用。

「長く、お洒落に、快適に暮らせるように、古くなったらみすぼらしく見えるものではなく、年月とともに味わいを増していくものを選びました。その方が大がかりなメンテナンスの必要がなく、長い目で見てコストを抑えられるのではないかと思います(Kさん)」。


憧れのヨーロピアンカントリーをアレンジ 帯広・cubeチセ(キューブチセ)の家

取材記事 憧れのヨーロピアンカントリーをアレンジ 帯広・cubeチセ(キューブチセ)の家

西洋の古民家を思わせるヨーロピアンスタイルの住まい。無垢の木が醸し出す素朴な暖かさが持ち味の新居で初めての夏を過...

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さいごに

建て主のデザインや動線、性能、価格などに関する要望、そして土地や予算、家族構成などを踏まえ、自由設計の注文住宅で最善の住宅を建てるとなると、家づくりにおいて設計者の知識、経験、ヒアリング力、コーディネート力、さらには設計施工も踏まえた総合的な力が必要になります。

建築家はもちろんですが、工務店、ハウスメーカーの設計者でも、それぞれ力量や熱意、経験値に違いはありますし、建て主との相性も大いに影響すると思います。設計が良いだけでなく、現場監督や大工さん、塗装などの技能者の力があってこそ良い家が建つという面もあります。ぜひ、ご自身にあった設計者をじっくり探していただければと思います。(編集部)

おまけ



余談ですが、家づくりはご夫婦やご家族、設計者、施工者、営業マンなどさまざまな関係者による合作のような面があります。自分の思いだけで自由に作った家、というのは現実的にはなかなか難しいと思います。その点、住宅会社の社長が、自宅を設計し、現場監督し、施工した家などは、ある意味、本当の自由設計かもしれません。ということで、住宅会社社長や社員が建てた自邸まとめ ももしよければどうぞ


目次

2020年06月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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