羊蹄山とニセコ連峰を見渡せる三角屋根の注文住宅/ニセコ町・Rさん


「Are you Happy?」

これは家づくりの打ち合わせで、ニュージーランド出身のご主人に奥様が何度も投げかけた言葉です。「あなたは幸せですか?」とも、「あなたは満足ですか?」という意味でも使われます。ニセコの自然に囲まれた、「幸せで満足」な家づくりを取材しました。



羊蹄山とニセコ連峰、遠くまで見渡せる眺望が自慢のリビング



2階リビングからは、蝦夷富士とも言われる優美な羊蹄山とニセコ連峰が見渡せるパノラマビューがR邸の自慢のひとつ。辺りには手付かずの緑がそのまま残されており、ウグイスの美しい鳴き声も聞こえてきます。みどり豊かなこの土地と出会ったRさんご夫妻は、ここの自然に溶け込むような家を建てたいと考えて住宅会社探しを始めたそうです。



家屋と同じ高さの林が、西側の窓に迫ります。葉脈まで見えそうなほどの至近距離。



ご主人のこだわりは天井を高くすること。三角屋根の形をそのまま生かし、野地板の現し天井にしたいと考えて、いくつか希望に合う住宅会社を探しました。その中でもインターネットで見つけた晃和住宅が建てる家を強く気に入って、ちょうどその頃真狩で進んでいた建築現場(札幌良い住宅での取材記事はコチラ)を見学。完成した家を見て「理想の家を建ててくれる会社だ」と感じたそうです。



IT関連のお仕事をされているご主人は、ニセコのパウダースノーを求めてニセコに移住。クリエイティブなお仕事のせいか、インテリアのセンスは抜群です。インターネットを駆使して1品選ぶにもかなりの時間をかけたとか。



この日は晃和住宅の担当者・杉林さんと、インテリアコーディネーターの井上さんにもお越しいただき、賑やかで楽しい取材となりました。井上さんは打ち合わせ当時のご主人の様子をこう話します。

「Rさんの建築イメージはいつも明確で、全く迷いがありませんでした。奥様が何度もご主人に"Are you Happy?"と確認をとりながら打ち合わせを進めていたのが印象的です。」

窓からの視界を最優先!自然に溶け込むグリーンなバルコニー



大学にいた頃、建築の勉強をしていたというRさん。打ち合わせ当時から建築のイメージがあふれ出していたというご主人ですが、やっと合点がいきました。

R邸のこだわりは、野地板の現し天井だけではありません。



愛犬コルと腰かけているのは、2階の室内から続くバルコニーの手前の部分。3畳ほどのスペースを1段下げたことで、ベンチのように座って使えるだけでなく、手すりの高さも下がるので、室内からの眺めが手すりで邪魔されないようにと考えたそう。なるほど!目からうろこです。



しかも、バルコニーや1階のウッドデッキはグリーンで塗装されているので、回りの木々の緑に溶け込んでいます。家と外の緑とが自然に融けあってつながっている。そんな感じです。



ご主人が一目で気に入ったというセラミック天板のアイランドキッチンです。傷つきにくく、熱いお鍋などを一時的に置いても変色しないそう。少しぐらいならラフに扱っても大丈夫そうですね。キッチンラックの裏側の壁は、Rさんご自身が黒板塗料を塗りました。



「かすみがかっている」とホワイトチョークで書かれていますが・・・これはいったい何でしょうか?と尋ねると「日本語の勉強です」と笑顔で答えるご主人。ラックに並べられたお手製の瓶詰や、無造作に並べられた獲れたてのトマトさえも、R邸ではすべてが計算しつくされたアートに見えてくるから不思議です。



畳スペースは憩いの場所。オープンでプライベートな空間



R邸は床の高さを微妙に変えて目線を意識した、こだわりの施工が際立ちます。奥にある和室やバスルームの空間は、一段高く設計されていました。一段上からの眺める山の景色は、先ほどまでのリビングからの眺めとは違って、山の麓の家々までよく見えます。



畳スペースは一見、仕切りが腰の高さぐらいしかなくてオープンな雰囲気です。現し天井がリビングとの空間に連続性をもたせています。一方で、畳に座った目線の高さでは、充分な囲まれ感があって和室の雰囲気があります。畳すれすれの低い位置にある窓からは、庭の様子がよく見えます。奥様が丹精込めて育てているという草花たちが、美しく眼下に広がっていました。



目隠し無しで開放感たっぷりのバスルーム。広大な景色を眺めながらの森林浴は、プレミアムなひとときを過ごせそうです。隣家からは数十メートル離れているため、バスルームの窓から見える人影といえば、遠くのニセコビレッジで雪山を滑走するスキーヤーくらい。そんなオープンな空間ですが、なかなか慣れないという奥様は、隠れながらの入浴タイムだとか(笑)。

地面を掘り下げて作る基礎が段差マジックのこだわりのはじまり



玄関とゲストルームをつなぐ廊下部分も1段下げています。ゲストルームの床の高さを下げた理由は、部屋からの景観にこだわったからです。



「家にいながらにして自然の中にいるようにしたかった。地面を掘り下げることで、座った時の目線で野花を見ることができる。」とご主人。自然の草花がそのまま借景として眺められます。ここにもRさん考案の段差マジックが隠されていました。



最初は平屋にしようかと考えていたご夫妻ですが、2階建てにしたことで、ここの土地の魅力を生かすことができたと大満足のようす。晃和住宅さんをいつも驚かせるような発想を持っていたというご主人。



晃和住宅にお願いした理由を奥様に聞いてみると「晃和住宅さんは依頼者の意向にあった家づくりをしていて、フレキシブルに対応してくれると思いました。彼はイメージと合わないと、なかなか"YES"と言ってくれませんでしたので、よく付き合ってくれたなと思って(笑)感謝しています。」



最後に家の出来栄えはいかがですか?とご主人に尋ねると、奥様が通訳してくれました。

「Everything you a Happy?」

「Yes,It's good!」



今後は仕事場にもゲストルームにも使えるような、ガレージ型の建物を庭に建てる予定とか。もちろん晃和住宅さんに頼むそうです。今までも、そしてこれからも長いお付き合いが続きそうですね。



記者の目



写真はご主人が撮ったR邸からの冬の朝です。とても美しいですね。R邸では季節によって太陽の沈む位置の違いがよくわかるとか。周りに高く迫るような建造物がないから感じられる、贅沢な体感だと思いました。

2018年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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