道外出身で、北海道の自然に惹かれて定住したご主人。
登山やスキーなどアウトドアが趣味の奥様。
二人が暮らす住まいは、住宅街にありながら、我が家の前が山へのスタート地点です。
札幌市内なのにまるで森の中の暮らし。そんなK邸にお邪魔させていただきました。玄関を開けると見上げるほど高い天井。
玄関の広い土間に目を落とすと、クマの足跡やお花の形の石が...。
奥様の山の道具も土間床暖房で乾かせるように工夫されています。
「リビングからすべてのお部屋につながるほぼワンルームのような開放的な家」
が基本になりました。
2階からの眺め。森の緑と室内の木の質感、家具が醸し出す雰囲気。
断熱・気密性能の高さ。そして住宅街なのに家の中は森の中の様な静けさです。
リビングとキッチンユーティリティーは回遊型。行き来がしやすいのも魅力です。
キッチンの壁にはレンガ貼り。ユーティリティは壁一面の収納がありました。
2階にはご主人のお気に入り、小さな書斎があります。
リビングが見下ろせる向きに置かれた椅子に腰かけてみると...2つの窓から山が。
撮影日に初めて奥様が座られて、この書斎の粋な仕掛けに驚いていました。
2階の夫婦それぞれの寝室は、カーテンでゆるやかに仕切られています。
銅管で作ったカーテンレールに、薄手の白いカーテンはパリのアパートのイメージ。
目立ちませんが随所に収納もたっぷり。各部屋にはロフトもあります。
ご主人は気が向いた時にアコースティックギターを奏で、
奥様は登山のトレーニングをしたり、それぞれの趣味を楽しむスペースです。
1階からは中庭にも出られます。道路側からはスノコ状の塀で囲われて、外からの視線を遮っています。
敷地内の傾斜をうまく活かし、少し低いここ場所だけ中庭のような落ち着く空間です。
夏場は日よけのためにタープを吊り、天気の良い日はバーベキューや食事を楽しんでいます。
洗面台も素敵な雰囲気を醸し出しています。これは大工さんの手作り。
壁面のタイルは奥様のリクエストです。
シンクの下にはあえて棚を作らず、フリーな収納スペースにしました。
ガレージも拝見。天井にはカヌー、奥の壁には奥様の山の道具がぎっしりです。
この2階には屋根裏部屋もあります。
日曜大工がプロ級の腕前のご主人の作業部屋になっています。
奥様が「昔の小学校をイメージした」と言う朱色の壁。
周囲の緑にもマッチし、ほどよく主張する色です。
アウトドア好きの奥様は、晴れた冬の日はスキーブーツを履いたまま家を出発し、
裏山でバックカントリースキーを満喫しています。
以前は、家を建てる願望は全くなかったというK様夫婦。
知人から「いい家を作っている会社があるよ」と聞いたのが丸三ホクシン建設でした。
丸三ホクシン建設で手掛けた家の写真の数々も魅力的でした。
無垢の木などナチュラルな素材を・・・
年月を重ねるほど風合いが良くなるものを・・・
この点でご主人と丸三ホクシン建設の住まい作りは一致しました。
ご主人は車で探し回って見つけた住宅街の角地で台形の土地。
設計面はホクシン建設さんとしっかり話し合いました。
一方、「ホクシンさんの家はどこを見ても素敵」と惚れ込んだ奥様。
2カ月にわたって隔週ペースで打合せを行い、オープンハウスも見学し参考にしました。
最初の提案からご夫婦の希望にぴったり合っていたといいます。
「私たちの中にある感性が、ホクシンさんにあるという感じでした」と奥様は振り返ります。
住み始めて3年目。
「この家に住んでから、暮らしがシンプルになって余計なものは買わなくなった」と奥様。
「もう10年くらい住んでいる気分」と言うほど、ご夫婦が望んでいた生活スタイルに馴染んでいます。
2015年12月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。