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青森県や秋田県は、冬は寒く雪も多いし日射量も多くない。多くの方は、冬は家の中が寒くて、灯油代もたくさんかかるのが当たり前だと思われていませんか?
しかし、高断熱・高気密で省エネ性能、住環境の良い家なら、家の中に寒い空間がない、光熱費が劇的に安くなる、結露やカビなどの悩みがない、ヒートショックなどの危険も減り、住宅の寿命も延びる、などさまざまなメリットが生じて、冬の暮らしが快適になります。
青森・秋田エリアで、木造新築戸建て住宅を建てられる方、住宅リフォームを検討中の方は、住宅の断熱気密、省エネ性能が重要なポイントだと思います。
今回は、住宅の寒さ、光熱費負担問題を解決できたご家族の体験談と、その住宅会社の取組をご紹介します。
ハイスペックの断熱性能で家じゅうが暖かく快適 秋田県仙北市I邸/村上工務店
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Iさんご夫婦が入居したのは2022年1月のこと。前の家では底冷えがして寒さが身に染みていたという奥さまでしたが、入居後は「愛用のフリースのパジャマでは暑くて寝られないぐらい。冬でも暖かく過ごせました」と快適に過ごしています。家の中では基本的に、年中薄着で過ごしており、Iさんは冬でも半袖短パンという日もあるそう。
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約23帖のリビングダイニングは吹き抜けがあり、広くて開放的な空間です。1階の暖かい空気が吹き抜けにある室内窓から2階へと流れてきて、家じゅうどこでも暖かく快適です。
リビング上部の吹き抜けには、南側と東側に窓があり、外からの採光でバツグンの明るさ。
「天気が良い日には、日が当たるだけで部屋の中が暖かい」という奥さまの言葉からも、断熱性能の高さがうかがえます。
趣味とインテリアを楽しむ、ピロティの上にインナーテラスのある家 秋田県仙北市I邸
一定の室温で年中快適に過ごせます 秋田県大仙市S邸/村上工務店
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今年6月の入居後、初めての夏を過ごしたSさん一家。エアコンの操作をしなくても、どこの部屋も一定の温度で涼しく快適だったそう。また、朝晩は肌寒くなる取材に訪れた10月下旬でも「半袖で過ごせるぐらい暖かいんです」(奥さま)と高断熱・高気密の住宅性能の良さを実感中。これから迎える厳しい冬も、暖かく快適に暮らせそうです。
全館空調を生かした洗濯乾燥室など家事楽でおしゃれな平屋 大仙市S邸/村上工務店
冬の暖房もエアコン1台で 青森県田舎館村S邸/小野住建
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小野住建は高断熱高気密住宅を推進する新住協のQ1.0住宅マスター会員(キューワン)で、暖かく過ごせる家づくりでは定評があります。Sさんの家でも壁にグラスウールを200mm充填し、窓はすべてトリプルガラス入りサッシを採用。住宅の気密性能はC値0.4です。
暖房は、ランドリースペースに設置されたエアコン1台で全館暖房を行っています。基礎断熱されている床下に向けてエアコンで暖かい空気を送り込み、その空気を各部屋のグリルが取り込む仕組みです。
小屋裏には夏の冷房用に、もう1台エアコンを設置しています。
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厳しい寒さの青森ですが、Sさんはこの家で過ごす冬も「快適です。遊びに来た友達は暑いと言います」と笑います。窓が大きいこともあり、陽射しが入ると特にリビングは暖かくなるそう。「息子は冬でも半袖短パンで過ごしていますよ。一年を通して一定の室温が保たれていて、冬はもちろん、最近は暑さと湿度が厳しい夏も寝苦しさなどまったくありません」。
オール電化の家ですが、冬の寒い時期でもひと月に3万円まではいかず、光熱費は月平均2万円以下で済んでいるそうです。(2022年11月現在)
杉板よろい張りがかっこいい平屋の家 青森・田舎館村・S邸/小野住建
家全体を通して温度差のない空間に 秋田県大仙市K邸/村上工務店
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断熱仕様は、村上工務店のすすめでハイスペックなものにしました。基礎は押出スチレンフォームを外側に50ミリ、内側に100ミリで施工。壁には高性能グラスウールを120ミリに押出スチレンフォームを50ミリ付加し、天井には500ミリのブローイングで断熱を行いました。
まさに北国の高断熱仕様です。
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空調(暖冷房)には、ビルトインタイプの全館空調を採用しました。Kさんは当初、戸建住宅への効果に半信半疑でしたが、実際に暮らし始めて約1年。夏と冬を一通り過ごしてみたところ「家が全体的に暖かいし、大仙の暑い夏も涼しい。1階と2階の温度差もほぼなく、とても快適です」と話します。
暖房・給湯・調理・一般電灯を含めた光熱費についても、冬季に多くて2万5000円ほど、夏季が7000円~1万円程度に抑えられています。「夏も冬も快適で、しかも経済的」とKさんの評価は上々です。
2階の寝室へと続く階段を上りながら、就寝時も室内環境の良さを実感するそう。夏は寝苦しさがなく、冬も寒さ知らず。「朝まで起きることがありません」とKさん。
北海道レベルの高断熱とカフェのような外観 大仙市K邸/村上工務店
通しと日当たりが良い昔ながらの家 秋田県大仙市S邸/村上工務店
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2019年夏に完成したS邸は、家の中心に玄関を構え、堂々とした佇まいの日本家屋です。「風通しと日当たりが良い昔ながらの家にしたかった」とSさん。奥さまも「流行に左右されないから」と、夫婦ともに和風を希望する中、地元密着の村上工務店に依頼しました。
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和室には廊下と双方向から出入りができる縁側を設けています。夏は自然と風が通るので「日中、あまりエアコンをつけることがありません」と奥さまも住み心地に満足しています。
若い夫婦が木にこだわった本格和風 秋田県大仙市S邸/村上工務店
雪対策を考えたモダンな高性能住宅 青森県藤崎町O邸/小野住建
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2019年6月に引き渡しが完了したO邸は200mm断熱のオール電化住宅。高断熱高気密住宅を推進する新住協のQ1(キューワン)マスター会員で技術力の高い地場工務店として知られる青森県平川市の小野住建が設計・施工を行いました。
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冬を越した感想をお聞きすると「家中暖かくて快適」と笑顔をのぞかせるOさん夫妻。年間の光熱費は16~20万円、冬の1番寒い時期で月2万5,000円程度とのことです。
「今の家の形が決まるまで図面変更が10回以上。途中で何がしたいかわからなくなり、迷走したこともありましたが、その都度、小野さんがいろいろな提案をして下さいました。明るくて居心地の良いリビングのある子育てしやすい家にとても満足しています」
漆喰壁のリビングがある超高断熱の家 青森県藤崎町・O邸/小野住建
家全体がいつも25℃!省エネ&快適な住まい 青森県弘前市K邸/小野住建
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Kさん 断熱・気密性能は、小野住建さんにお任せすれば間違いないと思います。外壁の軸間にグラスウールを105ミリ充填断熱し、さらに60ミリのカーボン入り高性能断熱材「ラムダボード」を付加断熱、屋根は高性能グラウスール 300mmを施工していただきました。寒さ厳しい青森でも十分な断熱性能です。
また気密性能は大工さんなど職人さんの知識・技術が重要な部分ですが、大工出身の小野社長の指導のもと、専属の大工さんたちが妥協のない丁寧な施工をしてくれています。
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実際、この家で3度、冬を過ごしましたが十分暖かいです。この家はオール電化なので、照明や家電、調理、暖房などは全て電気を使用していますが、1月2月など、一番寒い時期でも電気代が3万円程度で済みます。夏場は1万円程度なので、光熱費負担は年間で20万円を少し超える程度で済みました。
室温はどの部屋も、どの時間帯でも25℃からせいぜい1℃前後しか違わない温度になっています。暖房機は視界に入るところにはありませんし、温度調整も家全体で自動なので、普段、暖房や冷房、家の寒さや暑さを意識することなく快適に過ごしています。
家全体がいつも25℃!省エネ&快適な住まい 弘前市K邸/小野住建
無垢材&高断熱で快適な注文住宅 青森市浪岡H邸/小野住建
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Hさん 第1には断熱重視でした。そのほか私のほうで間取りの希望なども小野社長に提出しました。一生のうちに2度家を建てることはないだろうから、思いを全部叶えたいと思っていろんな要望をしたと思います。
冬は、どの部屋にいても暖かいというのが一番うれしいですね。むしろ驚いたのは夏の涼しさです。青森でも夏は暑い日がありますが、外から帰ってきて家に入ると、家の中は冷房もないのに涼しいんです。暑くないっていうのがいつも嬉しいと感じます。やはり断熱気密の性能が高いというのは素晴らしいと感じます。
無垢材&高断熱で快適な注文住宅 /青森市浪岡・H邸/小野住建
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