札幌市内で今まで出たことがなかった場所にもヒグマが...
ここ数日、札幌市内でヒグマの目撃情報が相次いでいるそうです。
今日のニュース(YOMIURI ONLINEより)
6日午前3時20分頃、札幌市中央区宮ヶ丘の北海道神宮の第二鳥居前を通りかかったタクシー運転手が、大型のヒグマを目撃し、110番した。
クマは同神宮北側の住宅街を歩き回った後、山に逃げたとみられ、けが人はなかった。現場では午前8時頃、クルミの交じったフンが発見された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111006-00000542-yom-soci
また、西区西野などでも、これまでクマが出たことがなかった住宅街で目撃情報があるそうです。
市民の森や自然歩道は、相次いで閉鎖されています。
私の知り合いの札幌市内の農家さんにもクマが出没し、やむなく射殺されてしまったとか。
(札幌市のヒグマ出没情報)
http://www.city.sapporo.jp/city/kuma/index.html
札幌市には「ヒグマ対策委員会」が
ヒグマの目撃情報をインターネットで見ていたら、札幌市に「ヒグマ対策委員会」なるものがあることを初めて知りました。
ヒグマ出没への対応策とか、市街地に出没させないための「防除」の対策などを話し合う機関のようです。
札幌市ヒグマ対策委員会
http://www.city.sapporo.jp/shimin/kuma/iinkai/index.html
でも、札幌市のHPにも書いてはありますが、やはりクマが住宅街に出てこなくてもいいように、クマと人の居場所を棲み分けて共存できるのが、本当は一番いいんでしょうけれど...。
具体的な策は出されていないのが現状のようです。
さしあたり、私たちにできること...
上記のHPにもありましたが、ゴミのルールを守ることが大切です。
一度ゴミを味わったら(?)、またゴミを求めてクマが出てきてしまうそうです。
もちろん、カラス対策にもゴミのルールは本当、大切ですよね...。
(本当は自分の近所で声を大にして言いたい)
それでは、もしクマに出会ったら!?
私が子どものころは、「クマに会ったら死んだフリ」というのがお約束でしたが...。
・クマも人には会いたくないので、人がいることを知らせるために鈴などで音を出しながら歩く
・もし会ったら、クマの臨界(クマが危機感を覚える領域)である12メートル、子グマ連れなら20メートル以内に近付かない
・臨界に入ってしまったら、優しく話しかけながら後ずさりし、臨界から出る
クマに出会った時の参考URL
http://homepage2.nifty.com/kumamori/tsukinowaguma.htm
いざその場面に出くわしたら、そんなに冷静に対処できるかどうかはわかりませんが...。
野生動物との共存、本格的に考えなければいけない時が来ていますね。
2011年10月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。