私は22才くらいから現在まで約20年。
もっぱら取材ばかり。膨大な「遭遇」の連続でした。
最近の5年間だけでもいろんな取材がありました。
一部ですが例えば・・
1 津波対策に18㌔の防潮堤と遠隔操作水門、避難訓練を繰り返す浜中町。
2 世界遺産「熊野古道」で心身再生の観光戦略 和歌山県田辺市。
3 ゴミ収集職員が仕事の誇り、コスト意識、社会的意義を身につける兵庫県尼崎市。
4 東海豪雨経験を活かし、洪水の「気づき」「逃げどき」マップを作った愛知県清須市。
5 沈む夕日で年間55万人の集客を実現させる愛媛県の観光カリスマ若松進一さん。
6 写真甲子園や君の椅子など...出会いと挑戦の繰り返しで職員を育てる東川町。
7 市民向けの広報紙で「室蘭やきとり」「夜景」ブームを巻き起こした室蘭市の広報担当。
8 仕事の成績に応じて勤勉手当を増額・減額を積極的に行う茨城県牛久市。
9 人のいない商店街を年間200万人の人気商店街に育てたnpo法人長浜まちづくり役場。
10 近所が遠く友人と放課後遊べない農村地帯を走る子育て支援car。士幌町。
11 市民グループがパークゴルフ、冬季集住などに挑戦するnpoグラウンドワーク西神楽。
12 疲弊する地元医師を守る「県立柏原病院の小児科を守る会」の兵庫県丹波市。
13 島で「布団の上げ下げ」「家族で料理」を初体験する都会の修学旅行生。長崎県松浦市。
14 廃校を美術館や福祉施設などに活用する新冠町。
15 地域おこし協力隊員卒業生8人がマチで活躍する喜茂別町。
16 幼稚園児全員に、家庭料理を作らせる「義務食育」を導入する福井県小浜市。
17 在来作物を地域全体で守り活用する山形県鶴岡市。
18 職員提案制度で職員の自由な発想でまちおこしを行う新ひだか町。
19 全ての職員が具体的方針を立て実施、成功を積み重ねる兵庫県小野市。
20 住民も知らないマチの歴史や価値を掘り起こし特集する福岡県福智町。
21 笑いありの鮮烈なポスターでマチをprするせたな町
22 南西沖地震の教訓を「防災観光」に育てた奥尻町
23 生活保護受給者の再就職をボランティア活動から始めて実現させる釧路市
24 年をとっても挑戦したい。老年学「ジェントロジー」の実践。富良野市
25 おじいじゃんは山菜採り。おばあちゃんは山菜料理の食堂運営 白老町
26 限界集落の存亡危機に、シニア世代が応援、参加 富山市大長谷地区
27 磯焼けの藻場再生を企業と共同で対策。豊かな漁場を目指す神恵内村
28 道内随一の秘境小谷石の魅力を伝える仕掛けづくり 知内町
29 商店街の店主が講師になって住民とつながる「マチゼミ」苫小牧市
30 障がい者60人以上が働き、暮らし社会に関わる商店街 帯広市
31 待っていても客はこない。限界集落に押しかける商店街 岩手県花巻市
32 市民の悩みに何でも解決できる商店主たちの知恵。埼玉県秩父市
33 子どもが来ない商店街にゲーム「マチロー」を導入 滝川市
34 家畜糞尿を宝の山に 循環型農業のトップランナー 鹿追町
35 過疎地域の医療を守る 地域医療の改革 京極町
36 冷涼な気候を活かした農業起業に取り組む白糠町
37 展望無しの逆境が、6次産業の成功事例を生んだ 名寄市
38 安値で買いたたかれるタマネギの地域ブランド化 栗山町
39 外部専門家を招き住民の意識を変え、滞在型観光の実現を進めた弟子屈町。
40 越冬キャベツ、食用カボチャ種子で国内市場を切り開く 和寒町
41 木質バイオマスで木くずを資源に 下川町
42 子どもを地域全体で育てる別海スケートの挑戦 別海町
43 草野球の聖地 徳島県阿南市
44 北海道の大停電は凍死の危機も。寒さから市民を守る 登別市
45 合宿誘致で年間2万泊を実現する士別市のスポーツ競技者への官民のフォロー態勢。
46 「寒さ」をtwitterでアピール。結果ゼロ予算で「しばれフェスティバル」集客。
47 限界集落のコメをローマ教皇に食べて貰ってブランド化した石川県羽咋市。
48 住民同士の託児、イクメン活動で子育て環境を強化する芽室町。
49 3日で80万の集客、道北の食を結集させた旭川の「食べマルシェ」。
50 住民が道普請で公共コスト削減し少子化対策。人口増加する長野県下條村。
こんな事例が頭を駆け巡ります。他にもスゴイと思う事例はたくさんありました。
上記のどの事例にも、それより以前に出会った事例でも、アツい思いで、時には無謀にも挑む人がいました。そういう人に出会う度、記事を書くための取材、というだけでなく、熱意のようなものが私を刺激しました。
そんなこんなで今、自分にもできることないかなと思ってるるる♪キッチンガーデンくらぶの事務局をやっております。一度は自らプレイヤーになってみたかったのです。裏方でも十分達成感あります。
ああ、目に見える成果の影には実に地味な、いろんなことに辛抱しないとならないことがあるんだな、でも逆に凄く力を貸してくれる人も現れて、自分1人じゃ到底できないことが進んでいく驚きもあります。
理屈で堅苦しく考えてついつい肩に力が入っていたことが、参加してくれたお子さんの嬉しそうな様子やお母さんたちの声で全部報われた気になったり。いろんな経験させてもらってます。
るるる♪キッチンガーデンくらぶは、ボランティアの有志の活動と参加者の参加費、企業の協賛などで成り立っています。お力を貸していただける、コラボしていただける個人、企業は常時募集中です。是非よろしく御願いします。 http://rkgc.jp/
2014年10月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。