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決め手は「人の温かさ」。吟味した間取りで農繁期も快適に/足寄町Hさん


今回お話を伺ったのは、足寄町で農業を営むHさんです。「社長や社員の皆さんの温かな人柄に惹かれて」と選んだのは池田町・帯広市に事務所を構える赤坂建設。「農繁期にも落ち着いて暮らせる家」を目指し、動線と間取りをこだわり抜いた農家住宅をご紹介します。

農繁期の来客もゆったりと迎えられるLDK



雄大な自然を背景に建つH邸。外壁には、接合部分にシーリング目地が入らない外壁材「フュージェ プレミアム」(ニチハ)を選びました。仕上がりの美しさに加え、変色のしにくさもポイントです。



表玄関はツリーを飾っても余裕の広さがあります。

奥さま 農繁期は頻繁に買い物に行けないため、まとめ買いで大荷物になることも多いのですが、そういった物や子どもたちの部活の道具を置いてもストレスなく行き来できる広さで助かっています。



LDKはTVスペースを凹んだ形に仕上げ、間接照明とアクセントクロスを用いてモダンな印象に。



農繁期は農作業のお手伝いをする方を迎えることも多いというHさん。キッチンとダイニングの間にはほどよい距離を設け、高さのあるカウンターで手元が隠れるスタイルを採用しました。

奥さま 農繁期に頑張らなくても生活できる家にしたいという希望があり、完璧に片付けるのが難しい時でも人を迎えられる設計にしてもらいました。カウンターのおかげで、食事の支度をしながら子どもたちが勉強するのを見守ったり、話を聴いたりできるのも気に入っています。



写真左/造作のFAX台兼収納の下にはロボット掃除機の出入り口が。

写真右/キッチンには奥さまのデスクがありました。お子さんの学校からの連絡など、「大事なものを仮置きできる場所」をつくったことで、忙しい生活の中でも心のゆとりが生まれたそうです。

来客時には扉を閉めてプライバシーを確保



リビング隣の洋室は、将来的には畳を敷き、仏間として使用する予定です。現在は主に洗濯物を干す家事室として使っています。



この部屋から浴室・洗面所までは一直線の間取り。リビングにお客さんがいても、この洋室の引き戸を閉めることで「ゲストを迎えるエリア」と「ファミリーエリア」とを分けられる造りです。



写真左/洗面所への通路には、収納に加えて家族のバスタオルを干せるスペース(写真手前)も作りました。

写真右/洋室の奥には廊下や階段へと続くドアが。家族が入浴してそのまま2階の個室へ、という流れがスムーズな間取りになっています。



「家族で過ごす1階を広く、気持ちよく過ごせる空間にしたかった」と奥さま。洗面室には大きな鏡を取り付け、家族の使用時間が重なってもゆったりと過ごせる広さになっています。

たっぷりストックのできる大型パントリー+保冷庫



ダイニング周りは、農繁期にサッと食事ができる動線を意識した造りです。テーブルのどちら側にいてもキッチンや冷蔵庫へのアクセスがよく、カウンター下の収納には箸やふりかけ、薬など、食前や食後に必要なものがまとまっています。



写真左/リビングからは見えない位置にマグネットボードが。お子さんたちの学校のプリントなどはここでチェックしています。

写真右/キッチン脇の勝手口はごみを外に出したり、冷蔵庫やパントリーに保管したい荷物を搬入したりと大活躍なのだそう。



写真左/キッチンの隣にはオープンタイプの大きなパントリーがあります。部活のかさばる水筒などをサッと持ち出せる動線の良さも便利。中央のドアは保冷庫です。

写真右/保冷庫内は冷蔵庫と同じ温度。冬場は外気を取り込み、設定した温度に自動で保たれます。容量たっぷりで、たくさん買い置きしても安心です。

広々裏玄関には風除室をプラスして清潔に



農家住宅で重要とされるのが裏玄関です。出発前や帰宅後の着替えがスムーズにできるよう、洗濯機を置いたうえで十分な面積を確保しました。風除室(写真左側)にもラックを設置し、汚れのひどいものは家に入る前に脱ぐことで、室内に砂を持ち込まず、清潔に保てるようになっています。



2階は寝室と個室です。ホールには内側が収納になる椅子と造作の本棚がありました。



1階トイレ(写真左)にはニッチ型の収納や手洗いが。インターネットで購入したという鏡もおしゃれです。2階トイレ(写真右)にはラベンダー色のアクセントクロスを採用し、やわらかい雰囲気に仕上げました。

「暮らしやすさが一番。性能や設備にはこだわって正解でした」

家づくりについてのお話を伺いました。



Q 赤坂建設との出会いは?

奥さま 帯広や音更で10社以上の住宅見学会などを回りました。当時は子どもが幼かったので、見学会では室内を触ったり汚したりしないかと毎回ハラハラで……。なかなか落ち着いて検討できない中、赤坂建設さんでは「お子さんは私たちが見ていますから、どうぞご夫婦でゆっくり見学していってください」と言ってもらえてとても嬉しかったんです。
我が子に温かい声をかけながら見守ってくれたのが赤坂社長ご本人と知った時は驚きました。「農家住宅に詳しくて頼りになる」という評判を友人から聞いたのはその後です。



Q 動線や収納の位置など、吟味された間取りが魅力的です

奥さま 農繁期の生活や子どもたちの部活など、色々な生活パターンを考慮して間取りを作りました。物が多いのでどうやってすっきりと収納するか悩みましたが、「どこに何を入れるか」をあらかじめプランニング担当の高山辰也さんと相談して決めていたので、イメージ通りスムーズに暮らせています。



Q 高山さんは整理収納アドバイザーでもありましたね。打ち合わせはいかがでしたか?

奥さま 打ち合わせでは3Dパースで完成イメージを見せてもらえたことが役立ちました。ソフトを操作すると視線の角度も変えられ、実際に家の中を歩いているように体験できるんです。おかげで「裏玄関はもう少し広いほうが良い」と気づくことができました。



Q 住み心地について教えてください

奥さま 足寄は寒いので、一階は全部屋床暖房を敷き、断熱も標準にプラスした仕様にしてもらったのですが、すごく心地良くて夫も子どもたちも喜んでいます。
「インテリアは後から変えることができますが、設備は変更が難しい。迷ったら性能や設備にお金をかけることをおすすめします」という高山さんのアドバイスに感謝です。家族が自然とリビングに集まる家になりました。

<建築概要>



1階床面積 99.37平方メートル(30坪)
2階床面積 61.11平方メートル(18.44坪)
延床面積 160.48平方メートル(48.44坪)
構造・工法 木造枠組み壁工法(2×6)
断熱(壁) 高性能グラスウール16K 140㎜
フェノールフォーム25㎜
断熱(屋根) 吹込み用グラスウール18K 350㎜
断熱(基礎) 外:押出法ポリスチレンフォーム3種bA 50㎜  
内:押出法ポリスチレンフォーム3種bA 25㎜
断熱(床) 高性能グラスウールHG16K 235㎜(2Fオーバーハング床部分)
吹込み用グラスウール18K 184㎜(1F)
断熱(窓) PVC樹脂サッシLOW-Eトリプル・ペア併用
換気方法 第3種換気システム
暖房方法 エコフィール

2026年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社赤坂建設の取材記事