内装を構造面材で仕上げた木のぬくもり溢れる住宅が完成して公開中と聞き、晃和住宅さんが北広島市大曲で公開中のオープンハウスに足を運びました。
※このオープンハウスは、現在公開を終了しておりますが、別の完成住宅をご覧になれる場合がございます。ご興味のある方は恐れ入りますが、下記問い合わせ先まで一度ご連絡ください。
【問い合わせ先】
晃和住宅011-766-3373
担当:小川090-3117-4520
今回は施主様のご厚意で入居時期を延期し、約2カ月間の長期にわたってオープンハウスとして公開中。担当の杉林さんにお話を聞きました。
ホワイトのガルバリウム鋼板で仕立てられたさわやかな印象の外壁は、施主様の希望によるものだったそう。「真っ白な外観に対して、柱と扉をブラウンで統一しすることでアクセントになっています」(杉林さん)。
玄関に入ると、さわやかな木の香りがふわっと漂います。ほとんどの壁は針葉樹合板の現しを生かした仕上がりになっていて、やわらかな木目を見せることでナチュラル&シンプルな印象を与えます。
お住まいになるのは、30代のご夫婦とペットのわんちゃん、カメ。壁の仕上げはクロスを貼らずに針葉樹合板を現しにすることで汚れや傷が目立たず、ペットとともに快適に暮らせます。1階の壁は施主様がご友人と一緒に白く塗ることでコストダウンにつながっています。針葉樹合板は手を加えやすいので、将来的に自分で壁を塗ったり、柱と柱の間に棚を取り付けて収納にしてみたりと、DIY好きにオススメ。まさに、"自分で育てる家"です。
こちらのお家は認定低炭素住宅となっていて、国土交通省の地域型住宅グリーン化事業の対象住宅として補助金も受けています。
暖房は全フロアがなんと床暖房。木の蓄熱効果で、床暖房だけで冬場も十分あたたかいのだそう。
「土間にも床暖房がついているので、靴に雪がついたまま家に入ってきても融かしてくれますよ」(杉林さん)。
リビングは、天井が高く吹き抜けのように開放的な空間に。天井の梁と南東向きのあたたかな日が射し込む大きな窓が、心地のいい空間を演出し、ゆったりとした暮らしを連想させます。
キッチンはほかの部屋とは雰囲気がガラッと変わり、天井には鮮やかなイエローのクロス、シンクまわりにはカラフルなタイルが貼られていて、ワクワクした気分にさせてくれます。アパレル関係のお仕事をされている奥様のセンスが生かされた、オシャレで個性的な仕上がりです。
キッチンはI型キッチンに腰壁を造作して対面キッチン風に。ここでもコストダウンにつなげています。
階段下のスペースを生かしてわんちゃんの部屋も完備。換気扇がついているので、においも気になりません。
洗濯・脱衣所スペースの壁は、珪藻土入りの左官材を使って施主様ご自身で塗った、あたたかみのある質感。
その横にある浴室は、扉を引き戸にし、通常よりも一回り大きい1.25坪サイズに。というのも、カメの水槽を洗いやすいように考えられたもの。随所にペットと快適に暮らすためのアイディアが組み込まれています。
2階に上がると、まず目に入るのはオープンな造りの奥様の書斎スペース。棚の高さは簡単に変えることができ、本を飾って収納できるようになっています。
「奥様が無印良品の壁掛式CDプレーヤーを取り付けたいというご希望があったんです。壁が合板現しになっているので、好きなものを簡単に取り付けられますよ」(杉林さん)。
書斎の隣には主寝室があり、奥には広々としたウォークインクローゼットが。ご夫婦ともに物が多いということで、このほかにも隙間を生かした収納スペースがたくさんありました。
施主様と晃和住宅の出会いは手稲区星置で公開していたモデルハウス。木の現しの壁に魅了された施主様が、何度も晃和住宅のモデルハウスに足を運び、1年かけて完成しました。設計は、星置のモデルハウスと同じ白田さんが担当。
木のさわやかな香りと気持ちのいい光が入る、まるで日だまりのような空間。家族がこれから紡いでいくストーリーとともに、どのような家に育っていくか、とても楽しみです。
<今回のオープンハウスについて>
9月上旬まで見学できますが、見学は事前予約制です。
ご希望の日時を晃和住宅さんへ連絡した上で訪問して下さい。
詳しい場所などは、見学予約時に知らせてもらえるそうです。
※公開は既に終了しております。
【問い合わせ先】
晃和住宅011-766-3373
担当:小川090-3117-4520
2016年07月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。