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DIYで暮らしを彩る、バイク愛好家のヴィンテージガレージハウス

CollaBoX(コラボックス)は、商品内容を充実させて2020年6月から新しい商品名・LIVPLUS SIMPLE(リヴプラス シンプル)に変更になりました。

 

シルバーの外観が雪に映える、江別市にお住まいの40代前半、Kさんご夫妻のお宅を訪ねました。いちばん左側にあるのはKさん念願のガレージ。リヴスタイルさんによる、規格住宅のコラボックスをベースにした注文住宅です。

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愛車のバイクやクロスバイク、マイカーも置けるガレージ
広いガレージスペースのなかには、磨き込まれたKさんのバイク、イタリアのDUCATI(ドゥカティ)とMOTO GUZZI(モト・グッツィ)がありました。じつはバイク愛好家のKさん、休日には十勝や函館、オホーツク地方など道内各地をツーリング仲間と日帰りでツーリングするのが楽しみ。奥さまとも、そのなかで出会ったそうです。

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ガレージには、奥さまのKawasaki Ninja(カワサキ・ニンジャ)250も。はじめは、Kさんのバイクの背中に乗せてもらっていたという奥さまも、おととしに普通二輪のバイク免許を取得して新しく購入。「自分で乗ってみると、加速するときや、風を切る感じが好きで」と、ますますツーリングが好きになったそうです。

ガレージの奥行きは7mと広く、車も1台止められます。インテリアはKさんが自作。家づくりは終わっていないのです。ガレージの奥には、クロークのある玄関に直結したドアもあるので、スムーズに室内へ移動できます。
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雪の季節はDIYで室内をビンテージ風にアレンジ
共働きのKさんご夫妻、マイホームを建ててからはツーリングへ出掛けるだけではなく、休日にはバイク仲間が遊びに来てお茶をしたり、ガレージのバイクを見ながらおしゃべりもするそうです。

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リビングの壁にはおしゃれな造作が、と思えばKさんのつくったものが多いそう。「リビングドアの右にある飾り棚は自分で製作しました。ネット通販や100円ショップの既製品と組み合わせたりもしています」。テレビボードは、リヴスタイルさんにイメージを伝えて、ベースになる大きな木板を張ってもらったそうです。

DIYも趣味なのですか?と尋ねると、いいえと首を振るKさん。「冬はバイクに乗れないですし、ちょうどいいんですよ。それに、自作したほうが安いですし」とも。最初にご夫婦でイメージを考えてからつくり始め、奥さまは色塗りを担当。「どんな仕上がりになるかと、いつもワクワクするんですよ」と奥さま。

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こちらも手作りのインテリアボード。右に掛けてあるランプは飾り用に買ったものですが、アウトドアの専門店、秀岳荘で買った実用品です。たまに、ダイニングテーブルにこのランプを置いて、ご夫婦で食事をするそう。

コラボックスをベースに、ここまで個性的に変えられる!
アイアンのオープン階段の壁、そして天井はコンクリート打ちっぱなしのようなグレー色に統一。照明やフロアもワンランク高い素材を採用して全体の雰囲気をまとめています。
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ステンレス製のキッチンは、Kさんご夫妻がサンワカンパニーの商品を希望して購入、リヴスタイルさんに設置してもらいました。鍋や食器などの収納容量もたっぷりで、使いやすく便利です。キッチン後ろの収納棚はリヴスタイルさんの造作、調味料棚はKさんの自作です。キッチンスペースの壁は、アメリカのトラディショナルな雰囲気を醸すサブウェイタイルを購入して貼ってもらいました。
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こちらはKさんの部屋。バイク乗りの個性的、機能的なアレンジが素敵です。
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2階の寝室にも、奥さまが好きな木のテイストの壁紙をアクセントにしました。
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吹き抜けに面した2階ホールは「カフェのような空間にしたい」と考えているKさん。まだテーブルは制作途中で、これから天板をビンテージ風に仕上げていくそうです。

階段の上から見たところ。吹き抜けがあるので明るさも十分に確保されています。
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家賃並みのローンで、愛車のガレージ付きは無理とあきらめていた日々
以前は、ガレージ付きの賃貸アパートに住んでいたというKさんご夫妻。友人たちがマイホームを持つようになってきて、「自分たちも家が欲しいな」と思いはじめたそうです。騒音の問題や寒さ、物を飾るのに壁に穴を開けられない不便さもありました。

譲れない条件は、愛車のバイクを保管できるビルドインガレージの家であること、そして毎月の家賃と変わらないぐらいのローンで済むこと。しかし、残念ながら候補に入った数社はすべて予算オーバーでした。また、建具などが選べない会社もあり、"自分たちらしい、個性的な家をつくりたい"と思っていたKさんは不満だったといいます。一部の営業マンの押しの強さにも抵抗がありました。
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「それが、リヴスタイルさんは営業トークがまったくないんです」とKさんご夫妻。「営業の電話もかかってこないので、逆にこちらから行かなければ何もないような感じでした。単刀直入にやり取りができましたし、こちらが希望を出すと『やるとしたら、これぐらいの費用がかかります』と答えてくれるので、納得した上での家づくりができました」。

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また、気づかないようなところもしっかりとサポートしてくれたそう。例えば、こちらがステンレスキッチンにしたいと言ったときも、『ステンレスは重さがあるから』と心配して床の強度を高めていましたし、最初は親との同居案があったのですが、何も言わなくても普通より階段の段数を増やして上り下りしやすくしてくれました。

前のアパートはFF暖房で、消しておくと冬は6度まで室温が下がることもあったそうですが、この家は冬も暖かく快適だとか。Kさん邸では暖房に都市ガスを使っていて、この冬、1ヵ月分の光熱費は、照明等の電気代を加えても3万円だったそうです。「リビングは自分たちにとってとても落ち着く場所。これから、ガレージや2階のフリースペースにも手を入れていきたいですね」とコーヒーを飲みながら語るお二人。大好きなバイクだけでなく、マイホームならではの、ご夫婦の楽しみが増えたようです。

記者の目
リヴスタイルさんは、豊富な規格住宅のプランがありますが、それらを基本にして、または"いいとこ取り"をして、毎月家賃並みのローンで注文住宅ができることに大きなメリットを感じました。テレビボードは自分たちでつくるけれど、ベースの板は造作してもらう、そういった細かなところまで対応してもらえる柔軟性も、オーナーにとってありがたいのでは。予算をアップしないと決まったパターンの家しかできない、ガレージは作れないなど、あきらめモードになっている方は、リヴスタイルさんに相談してみては。


2018年04月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社リヴスタイルの取材記事