今日はわが家の収納について書いてみたいと思います。
マイホームを計画している方にとって、いちばんの「旬」がゴールデンウィーク。雪が融けて家探しスタート、という気分になるのがこの時期なのかもしれません。
5月3日、連休まっただ中。今日はわが家の収納について書いてみたいと思います。
基本は使う場所に収納を設置するという考え方。
玄関に靴箱とコート掛け。台所に吊り戸棚などのキッチンセットと食器棚(これは家具です)、そして床下収納(1畳分くらいの広さで一升瓶が置ける高さ)、このほかに食品保冷庫、さらに料理本を置く小さな本棚も。電話台の下に古新聞や小物を入れる収納。洗面台の近くに化粧品や薬、ドライヤーや掃除機、その他ほかに入らなかったものを入れる床から天井までの収納。トイレにトイレ用品を入れる収納。洗濯機と洗濯シンク(SK)の背面にバケツやゾウキン、洗剤を置く場所。お風呂の脱衣にタオル置き場。
このほかに、階段下を利用した来客用の布団と衣類を入れる押し入れ、そして本棚があります。
自分では比べられませんが、わが家を設計していただいた方は「収納が多い家」だとおっしゃっています。
そして、何となくはみ出したものを収納しているのが納戸です。
札幌の住宅を見ると納戸があまりないのですが、とかちの住宅はわりと良くついています。どんなものを入れているかというと・・・。
1.季節もの。 キャンプ用品やスキー用品、釣り用品、子供たちの遊具など。これらは物置でもいいのでしょうが、わが家は室内保管です。趣味が高じると道具を屋外に置きたくないものです。
2.大工道具。 日曜大工の仕事は大がかりなことばかりではありません。工具箱は室内にあったほうが便利だし、インパクトドライバーといった電動工具は室内でも使います。
3.なんと着物(和服)。 桐のタンスなど持っていないので、ふだんは着る機会がない着物が納戸にあります。このほかふだんは使わない衣類も。
4.装飾小物。 クリスマスツリーや、額装したポスター、リースなど。ひな人形と五月人形もあった。これらって大きくて意外と置き場所がないものです。まさに納戸に置くべき代表選手かも。
5.古いアルバムや大型の本。 置き場所に困りますね。かといって捨てられない。これらも納戸に置くべき代表選手でしょうか。
6.本来は物置行きのもの。 庭用具類は物置でしょうが、わが家は納戸にあります。
ざっとこんな感じです。マンションならトランクルーム行きの物たちでしょうか。
納戸の広さは4畳。幅(間口)1.8メートル、奥行き3.6メートルで、両側に棚があります。一方は棚の奥行き28センチ程度、もう一方はその倍の56センチ程度で、棚の高さは上に行くほど狭くなっています。下に背の高いものを収納できるし、同じ高さにしてしまうと「もうちょっと高ければ入るのに」ということが起きて具合が悪い、というのが設計者のアドバイスでした。
一番大切なのは、何かを買ったら何かを処分することだといわれます。そうして暮らせばものが増えない。でもやはり増えてしまいます。
わが家は年に1回から2回、納戸の片付けをします。
とりあえず納戸にぶち込む習慣がついてしまっていること、それとしばらく使っていないものは捨てること。そのためにときどき整理するのです。
先週の日曜日も女房と小1時間やりました。
いらないバッグ類、半分あいている段ボールなどを処分しました。そうするとまた収納力が復活する。不思議です。どんだけいらない物と暮らしているか・・・。
〈写真:上が奥行きのある棚、下が浅い棚。整理して1週間ですが、雑然・・・。納戸だから許してください。
上の写真、上から2段目の段ボール箱に和服が入っています。小生もとは着物屋なので、けっこうな訪問着が1着あったりして・・・。
下の写真にはアルバムや本が写っています。そしてどちらにもクリスマスツリーが。〉
2009年05月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。