株式会社北海道住宅新聞社編集部の栗原です。住宅会社のサイト・ホームページ運営に関して、全国の工務店・ビルダー・ハウスメーカーなど住宅会社の方々に、ぜひ本業の助けになるウェブ戦略を導入してほしくて以下の文章を書きました。よろしくお願いします。
住宅会社サイトのよくあるパターン
住宅会社のサイトは主に1 トップページ
2 ポリシーや会社概要(ヒストリー・スタッフ紹介なども)
3 工法・設計・性能・デザイン・素材など自社の特長
4 施工事例・施主インタビュー・実績
5 お問い合わせフォーム
などが必須項目でこれらのページがどれだけ充実しているかがまず重要であり、その他に
6 住まい作りのフロー
7 モデルハウスなどの案内
8 予算・価格
9 ブログ
10 Q&A
11 保証など
12 土地・分譲情報
13 プラン提案
14 太陽光発電など創エネ分野
15 住宅ローンの話
16 造作家具やインテリア・エクステリアの提案力
17 その他ライフスタイル提案
などで構成されるというのが一般的なパターンです。
工務店・ハウスメーカーなど住宅会社のサイトで
これ以外の要素が入ることは少なく、
また、特に必須項目の方はかなりの確率で作成されます。
もちろん各社の個性もあります
トップページは、建てている家やその会社のイメージを訴求し、
良い家作りを行ってきていることが伝わるように
ビジュアル面やコピーで工夫を凝らします。
それぞれのページには、自社の特長を語る内容が1000字~2000字
位で書かれているケースが多いです。
案外パターンは一緒なのです。
ただ、不動産系の住宅会社は物件情報の掲載に力が入りますし、企画型の住宅会社はプランを全面に押し出すでしょう。
性能訴求系の住宅会社は断熱・気密・耐久性などを軸に据え、大工さんの技量を押し出す会社は大工さんのスキルの重要性。そして自社の誇れる大工さんを紹介する点を重視します。
設計・デザイン面で攻めたい住宅会社は、デザイナーや設計者が作り出す美しさやライフスタイルに合わせた提案力、などを訴求します。
価格訴求の住宅会社は、こんなに必要十分なプランが800万円!みたいな点を前面に押し出しつつ、これで十分だという安心面を説明します。
あるいはそういった工夫をしていない会社もあります。
そういった違いはあります。
また競合他社のサイトを見比べて、サイトの見た目などを違うものにしたいというようなことで自社オリジナルのデザインを求める住宅会社は多いですし
トップページでの個性がサイト制作で最も重要なのではないかという、ある意味では偏った考えの住宅会社も多く、サイトの見た目を良くすると集客力が高まるだろうという勘違いも少なからずあります。
そんなこんなで住宅会社のサイトを見て回ると、どこも「ぱっと見」がいろいろ違うわけです。でも中身はそんなに違わないのです。
それぞれの会社が独自性を持ったウェブサイトを作っているかのように見えますが、実は、住宅会社のサイトの構成要素はだいたい同じなんです。
住宅会社サイトで失敗しがちな点 そもそもコンテンツが弱い
私がいろんな住宅会社サイトを見て回っている印象では、7割の住宅会社は、検索エンジン経由での自力での集客力が非常に弱い。基本コンテンツを揃えても、ブログを多少書いたとしても依然として弱い。札幌など都市圏ではネットでの競争も激しいので、比較的力の入ったサイトも多いですが、旭川、帯広、釧路、函館、室蘭などの中核都市や、それよりも規模の小さなエリアにある住宅会社だと、もっと簡素なサイトばかりが目立ちます。
あなたは自社サイトに、何文字の文章があるかざっとでも言えますか?文字数だけで決まるわけではありませんが、
2000字程度の主要コンテンツが4本、
事例が2000字で5本、
ブログが1000字で30本
だとすればざっと48000字ですね。
これくらいはないと、そもそもお話にもなりません。そもそも自社の魅力をちゃんと表現できていないでしょうし、集客の軸となるページを作れていないだろうと思います。もちろんサイト構成や写真、sns活用など他の要素もいろいろありますが、
5万字にも届かない程度の住宅会社サイトではお話にもならない、と思います。
自社サイトに、最低でも5万字のコンテンツも用意できない。というのは、その会社が最初からネットの力を信じていないか、一度も恩恵を受けていない。だからサイトなんか、カタチだけ必要事項を揃えておけば良い、という感覚かウェブ制作会社にお任せなのかもしれません。
ブログネタにも困り、更新も滞っているし反響も薄い。そんな住宅会社が非常に多い感じがします。
ネット戦略ができている住宅会社は1割くらい?
そういった次元をクリアし、写真や文章の質、ブログなどでの更新、アドワーズ広告やfacebook広告、リマーケティング広告などインターネット広告を使ってネット集客を図っている会社も数は少ないですがあります。
100社のうち10社の住宅会社はインターネット経由で「住宅受注」という戦場に参戦できています。
それらの会社は
いくつかの重要キーワードで競いあっています。
地名+住宅
地名+新築
地名+注文住宅
地名+工務店
などさまざまなキーワードがあります。
2世帯住宅・高断熱・自然素材などほかにもいっぱいキーワードはあります。
そこには熾烈な闘いがあります。
しかし、そもそもその戦場に
本気で参戦している住宅会社は全体の1割位
ではないかと思います。上位の顔ぶれは
限られているのです。
また、本業の住宅建設の方では、特段住宅性能や断熱に特化した住宅会社ではなくても、インターネット検索という戦場では「断熱」「省エネ」などのキーワードで地域内で一番先に出てくる住宅会社もあります。
ありとあらゆる住宅関連のキーワードで軒並み上位を占める住宅会社は、やはり、本業の実力にはさほど関係無く、ネット上で住宅見込み客の集客を実現し、そこから相当の受注を稼いでいるのです。
そんな戦場があるということすら知らない住宅会社も多く、せっかくの実力の高さがネット上には全然表現されていない、いわば「不戦敗」の住宅会社がいっぱいあるなかで、ごく一部の住宅会社は、その戦場で集客を実現しているのです。
こういう「住宅受注」という戦場の存在の重要性を知らないか活かしていない7割の工務店・ビルダー・ハウスメーカーがあって
その中には、性能の高い家を建てる住宅会社も顧客目線で満足度の高い住まいをプラン出来る住宅会社もあるんです。
そうした状況を、当社(株式会社北海道住宅新聞社)は何とか打開しようとして2008年に札幌圏の住宅会社約20社と連携して札幌良い住宅jpを立ち上げ、現在までコンテンツを投入し続けています。
札幌良い住宅を見て家づくりをしていただいても当社はその実数は把握していません。その人は住宅会社に直接相談しているので。でも札幌良い住宅を参考に家を建てたんですよ
と教えてくれる方もいます。
「札幌良い住宅jp」を見て家づくりを実現させたオーナー集
住宅会社を訪問した時に、札幌良い住宅経由でお客さんと商談が進んでいるよ、と教えてくれる住宅会社の担当者様もたくさんいますし、その信頼をきっかけに、その住宅会社のサイト制作も任せていただくことも少なくありません。ありがたいことです。
住宅会社が、家作りという本業部分の実力でこそ評価される、そういう状況を作るためには、本業で力のある会社が、宣伝力だけの会社に負けないように、ウェブでの戦闘力も高めないとダメなんです。
ですがウェブ制作会社が住宅会社である自社の魅力を表現できる文章や写真を用意してくれない、社内にもweb担当者がいない、本業が忙しくて手を着けられない、そもそもどういう風に原稿を書き、撮影してサイトにアップすればいいかというノウハウがない、といった事情があるケースも多々あると思います。
その点であれば、当社は持ち前の取材・編集・企画・ウェブ作成力で住宅会社のお役に立てます。ぜひご相談ください。力になれると思います。またサイト制作費自体は、過去に多くの住宅会社サイト制作の経験とノウハウがあるため、コスト面でも合理的な見積もり提案ができます。むしろサイト制作そのものは安く作り、浮いたお金で撮影・記事などコンテンツ面の充実を図ることができます。
もし御社が
社内で事例撮影&記事書きができない。
大工さんや社員などが自己紹介文を書くのが難しい。
ブログ更新も月1回がやっと。
自社の優れた点をうまく文章化できない。
というような状況でしたら、当社がお役に立てるかと思います。
詳しくは「株式会社北海道住宅新聞社 ホームページ制作代行」まで。
担当クリハラのメールはこちら。会社の電話番号は011-736-9811です。よろしくお願いします。
2017年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。