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旭川圏で自然素材&エコ住宅なら藤井工務店

藤井工務店とは?


皆さんは、どんな家で、  
どんな暮らしがしたいですか?  

例えば、  
暖かく暖房費も少なくて済む家。  
自然素材の風合いを楽しめる家。  
窓越しの雪景色と薪ストーブ。  
花や樹木、野菜を育て収穫も楽しめる庭。  
バーベキューやカフェタイムを楽しめるウッドデッキ。  
エネルギーを自給できる太陽光発電。  
家族のライフスタイルや動線を大切にできる、住宅会社とじっくり作り上げた思い入れの深い注文住宅・・・

もしあなたが、旭川近郊に暮らし、こんな家づくりに心惹かれるなら東神楽町の工務店「藤井工務店」は注目に値する住宅会社です。

ご自宅を訪問

藤井工務店の社長、藤井光雄さんは、住宅の建材や機器などを施主にお勧めする際に、予め、自宅に採用し快適、有用だと思えたものを提案しています。

そこで、ご自宅と事務所にお邪魔しました。 旭川駅から約12キロ。東神楽町に藤井工務店の事務所と自宅、ご両親の住む家がありました。 さっそく藤井さんと、「ずんぐり」「むっくり」という2匹のゴールデンレトリバーがお出迎え。緑豊かな庭の奥には、三角屋根の事務所が見えています。



敷地は約600坪。広々とした空間に事務所と自宅、ご両親の自宅と3棟の建物があります。 藤井さんは関東出身。学生時代に訪れた北海道が好きになり、北海道で暮らしたいという思いで約20年前に旭川に移住しました。

職業訓練校、そして地元工務店で7年間大工の腕を磨き、2級建築士の資格も取得。看護師の聡美さんと結婚し、北海道らしさを満喫しようと東神楽町で宅地を購入しました。現在の住まいは藤井さんが自分で設計施工した住宅です。



まず案内してくれたのは、ご両親が手入れをしている花いっぱいのお庭。自然に近い雰囲気の庭に、と考えて樹木や草花が配置されています。



自然豊かな庭には小さな山も。当初は何もなかった造成地でしたが、自宅建設と同時に植え始めた樹木も10年以上経ち、木陰が涼しい、森の中のような空間になりました。



庭のお花だけでなく家庭菜園も。ミニトマトやトウモロコシ、アスパラガス、小松菜など、いろんな野菜が育っています。枯れ葉や堆肥で土作りを続けるうちに、実り多い家庭菜園になりました。

なぜ外壁に自然素材を?



藤井さんは、自宅と事務所の外壁にカラマツの板を使っています。製材の角を面取りし、天然成分でできている浸透型防汚保護剤(ウッドロングエコ)を塗り、釘で壁に貼り、再度ウッドロングエコを塗ります。

施工後、年数を重ねると雨が当たるカ所は色あせが進み、色が灰色っぽくなります。しかし腐ることはなく、色の変化がむしろ味に・・・。生木なので、自然な乾燥収縮で反ったり、隙間が空いたりしないのかと心配する人もいますが、実際は壁に打ち付けた釘の方が強く、メンテナンスなしでも問題なく、むしろ自然素材の味わいが増しています。

藤井さんに、サイディングなどではなく、なぜカラマツの板を外壁に使ったのか聞きました。

藤井さん「サイディングは雨風や紫外線などの影響で、年数が経過すれば性能面、そして見た目も劣化しメンテナンスが必要になります。工業製品は廃盤になることもあり、外壁全部を貼り換えなければならないケースもあります。それに比べ、カラマツの製材なら耐久性も強く、永く使い続けられ、地元の山にもありますから、いつでも何年経っても調達できます」

記者「こうしてみるとカラマツの外壁は色の変化も良い味わいになりますね」



藤井さん「ヨーロッパの住宅は外壁にサイディングを使うことがほとんどありません。自然素材を使った方が美しく、自宅、そして地域の景観の上でも良いからだと思います」

記者「外壁の選択肢は他にもありますか?」



藤井さん「敷地内にある両親の自宅は、1階はモルタルのはきつけ仕上げです。色粉をモルタルに混ぜ込んでいるので、年数を重ねても色の変化が少ないので、変化を好まないのであれば、左官仕上げをオススメします。左官は、年数を重ねると若干色味は変わりますが、サイディングの様に表面が剥がれる色ムラなどはありません。ほとんどメンテナンスをしなくても、長い年数、美しさを維持できます」

太陽光発電やウッドデッキも



庭には8畳ほどの屋根付きのウッドデッキもありました。お天気の良い日に家族で食事やティータイムなども楽しめます。



自宅には太陽光発電と太陽熱温水器のパネルも設置されています。太陽光発電は最初に設置コストがかかりますが、省エネ性能の高い住宅を建てた上で設置すれば、10年以内で設置コストを回収できる上に、その後も発電を続けるので、売電が収入になります。何よりも、自宅で消費するエネルギーを自給できる、環境に優しい暮らしができる。ということで太陽光発電も藤井工務店は積極的に提案しています。

薪ストーブが暮らしを豊かに



記者「リビングに薪ストーブがありますね。薪ストーブの魅力は何ですか?」

藤井さん「薪ストーブの原料である木材は、樹木の成長過程で大気中のCO2を吸収します。薪として燃やせばCO2は排出されますが、その前にCO2を吸収しているので理論上はプラスマイナスゼロになる『カーボンニュートラル』です。地球環境に優しい暖房であることが1つめの魅力です。薪ストーブの炎を眺める心地良い時間も大きな魅力です」

記者「私も薪ストーブライフに憧れます。でも維持管理の手間は大変ですか?」

藤井さん「当社の住宅は断熱性能が高いので、朝の室温は寝る前よりも3℃程度しか下がりません。さほど寒くない部屋で薪の焚きつけができます。薪の調達は、当社で家を建てたお客様は、住宅建設で出た端材を1年間程度は使えます。薪は販売している会社もあるし、地域とのご縁で薪を安く入手できることもあります」



藤井さん「毎朝薪をくべるのが大変、というお客様にはペレットストーブもご提案しますし、ガスや灯油のセントラルヒーティングも対応できます」



記者「薪ストーブにもいろいろ種類がありますね?」

藤井さん「私の自宅ではバーモントキャスティング社の薪ストーブを使っています。燃費が凄く良いメリットがあるのですが、薪ストーブ初心者には、慣れるまでは操作が難しい面があります。モルソー3440CBという薪ストーブは炎がよく見えて、燃えやすい、操作が楽で誰でも上手に使えるメリットがあります。リスのレリーフも付いていたりインテリア性も人気です。いろいろな種類をご提案できます」

記者「藤井工務店の施工事例を見ると、吹き抜けを採用するケースが多いようですね」

藤井さん「吹き抜け空間を作るメリットは、開放感だけでなく、子育て世代で家族の様子をリビングに居ながら感じることができる、リビングにある薪ストーブ1台で2階の個室も含めて暖かくできる点もあります」



記者「土間の採用も多いですね」

藤井さん「土間も同様で、土間空間にゆとりがあるとアウトドアスポーツや菜園づくりペットとの生活など、屋外での楽しみとの連動という面でも便利です」

品質・価格・満足度について

「外壁に自然素材」
「大きな屋根付きのウッドデッキ」
「太陽光発電」
「薪ストーブ」などのお話を伺いました。

他にも「300ミリ断熱」や「無垢フローリング」「オーダーの家具やキッチン」「断熱性能の高いトリプルサッシ」など、藤井工務店の標準仕様は高品質な製品が数多く使われています。

しかも、藤井さんは新築注文住宅を着工する前に、およそ半年ほど、施主と住まいづくりについてじっくり打ち合わせを重ね、目指すライフスタイルや好みを伺い、それをプランに落とし込む丁寧な設計も行っています。

記者 「こんなに建材などにこだわるとコストが高くなるのでは?」



藤井さん「決してそんなことはありません。それにはいくつか理由があります」

藤井さん「1つめは、外壁の自然素材や薪ストーブ、オーダーのキッチン、太陽光発電など他社では特別仕様扱いになるものも、当社では標準仕様として長年にわたってお客様におすすめし、施工や検証を重ねてきた実績があります。ノウハウが蓄積されているのでロス無く施工でき、良い品質で納品できます」



藤井さん「2つめは、新築注文受託の受注を年間6棟に限定している点です。 当社は施工面では2人1組の大工が4カ月で1棟の新築住宅の大工工事を経て、6カ月の工期で丁寧に建てます。1組の大工チームが年間3棟。大工は2組いるので年間6棟の家を建てることができます。当社の家づくりを理解する腕の良い大工が施工を担当するので、施工品質が上がり、外注費は抑えることができます。当社の大工は建具やタイル工事などもでき、お客様の要望を踏まえた造作もできます」



藤井さん「3つめは、太陽光発電やトリプルサッシ、無垢のフローリングなど、お客様の幸せにつながると確信できるものについては利益率を削ってでも見積もりを安く提案しているという点です。もし私とお客様の思いが一致できるなら、納得の住まいが予算内で実現しやすいということです。例えば省エネ性能の高い家を建てれば、住み心地の良さ、そして光熱費負担の少なさも、何年も暮らしているうちに実感できます。そういう思いも込めてご提案しています」



藤井さん「社内スタッフは大工4人の他に、設計も担当する社長の私。看護師で福祉住環境コーディネーター2級・宅地建物取引士の妻は、照明やブラインドの提案や、高齢の方やハンディキャップのある方への住環境提案なども担当します。小さな工務店なので、人件費や宣伝広告費も少なく、適正価格で家を建てられます」



今回は、藤井光雄社長の自宅取材を通じて、住宅性能や自然素材や太陽光発電、薪ストーブなど、藤井工務店の特長とこだわりの中に、どのような思いが込められているのか伺いました。



Iezoom(いえズーム)では、藤井工務店の建てた家に住むオーナーの声も掲載しています。ぜひご参照ください。


2018年12月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社 藤井光雄工務店の取材記事