7月13~14日に行われたシノザキ建築事務所さんの完成住宅見学会に行ってきました。60代親世帯と30代子世帯が住む二世帯住宅だそうです。
2階のオーバーハングが特徴的な外観
玄関は、のぼりの立っているあたりのドアから入るように・・・と、思っていたら!よく見ると、離れた場所にもう1つドアがありました。目立つところの玄関ドアはオーナーさん用、奥まったところのドアはそのまま2階への階段につながって子世帯用です。もちろん、家の中にはお互いが行き来できるドアもあります。独立性を尊重しながら、中でしっかりつながっている素敵なプランです。
篠崎廣和社長が設計しスタイリッシュなダイニングテーブルと一体化した2階のキッチン初日のオープン直後にお伺いしましたが、次々と見学者さんが入ってきます。「シノザキさんが建てた家を見るのが好き♪」というシノザキさんで建てられたOB様もいらっしゃいました。
2階のお子さん世帯のスペースは、ホワイト系でまとめられています。こちらはリビングのキッチンを見たところ。普段はご家族で、また大人数でも食事ができるようにカウンターとテーブルをL字型に造作しています。
これは、シノザキ建築事務所の篠崎廣和さんによる設計。斜めにカットした脚のラインもスタイリッシュ。いすはオーナーさんが建て替え前の家で使っていたものですが、セット物と思えるぐらいテーブルにマッチしています。
絵になる1階のトイレ
こちらはオーナーさん側スペースの1階トイレです。どうですか、トイレだけでこのセンス!インテリアコーディネーターを担当する篠崎正子さんとのコラボレーションもあって、シノザキさんの手掛ける住宅は、どこにカメラを向けても絵になります!
ちなみに親世帯の1階は、ブラウンのウォルナッツカラーで統一。明るく開放的な2階とは別のお宅のような、シックで落ち着いた空間になっていました。こちらにも、随所にこだわりのデザインが見られます。
さりげない上質感を感じさせる家。シノザキ建築事務所では、造作のデザイン一つにしても「魅せる+使いやすさ」のこだわりが見えます。「やはり、お客さまが満足されますからね」(篠崎さん)という言葉の一方で、ご自身が持つ徹底的なこだわりを感じずにはいられません。
2階は洗面ボウルが2台並ぶ豪華仕様
こちらはお子さん世帯。洗面ボウルが2台並んでいて便利です。朝に「早くしてよ~」と家族で言い合うのはイヤですものね。右隣にあるのは、ウォークインクローゼット。パパッと着替えられます。
住宅の性能も、実は篠崎さんのこだわりどころ。こちらの家には断熱材として、道内初という"DDSボード"を採用。ミラフォームΛという高性能押出発泡断熱材を防湿性のあるアルミで挟んだものです。ほかにも省エネをとことん追求・・・と、もう書ききれないので、気になる方はぜひ シノザキ建築事務所さんのHP をのぞいてみてください!予約制の「しのカフェ」でコーヒーを飲みながら、気軽に相談もできるようですよ♪
2013年07月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。