「クルーソー・コテージ」と名付けられたという、シノザキ建築事務所さんが手掛けたKさん邸。完成見学会では「わあ!」「すごい!」という声であふれ返っていたそうです。名前を聞いただけでもワクワク感がありますが、さて、どんな住宅なのでしょうか。
住宅街に馴染む山小屋風の家


薪ストーブ暖房、排熱や地中の熱も使うエコ設計
Kさんご夫婦が出した条件は「山小屋みたいな木にあふれたイメージで、住宅性能が良く長持ちする家」。奥さんは、既に詳細なデザインプランを描いていました。「妻はインターネットや雑誌で熱心に調べていました。施工例からキッチンのタイルに至るまで、何千も見ていたと思います」とKさん。ご夫妻がシノザキ建築事務所さんと打ち合わせた回数は30回近くになったといいます。 「うちは打ち合わせを丹念に行いますので、Kさんの場合も少し多いぐらいですね」と篠崎社長は言います。「Kさんご夫妻の持っているイメージを確かめるために、例えばフローリング材の塗料も実際に何色か塗ってみてから決めるなど、細かく時間をかけていきました」
性能が良くてエコというだけでなく、断熱材には道産材が原料の木質断熱材「ウッドファイバー」を採用。通常の断熱材よりも蓄熱性が高いため、薪ストーブとの相性もバツグン。ストーブから離れていてもあったかいのです。さらに年中ほぼ一定温度の地中熱を利用し、冬はほんのり暖かく、夏はちょっとひんやりした空気が入るアースチューブを採用しました。
Kさん愛用のエレキギターが飾られた1階の音楽室も、一見寒そうですが暖かい!
Kさんご夫妻が希望していた「ナチュラルで住宅性能があり長持ちする家」にシノザキさんがこたえた形ですが、「こういった無駄のないシステムの考え方は好きですね。お任せして正解でした」とKさんご夫妻も満足。
木と造作の魅力がたっぷり、珍しい樹種のフローリング



シノザキさんならではの造作もたくさん。
どうですか、この化粧洗面台。まるでお店のよう。


休日は、2人でゆっくりできるのもうれしい。親しい仲間たちを呼ぶのも楽しみです。「もう、外に出たくなくなりそうですね」と、お二人は顔を見合わせてほほ笑んでいました。
エレキギターを愛するKさんですが、お住まいは天然素材と自然エネルギーをたっぷり活用し、心地よいアコースティックサウンドを奏でていました。
記者の目
Kさんご夫妻によれば、建築時は現場監督から「こうしたら使い勝手が良いのでは」と提案されたり、大工さんからも「これを付ける高さはここでいいかい?」と、よく声をかけてくれたりしたそうです。「篠崎社長と設計担当、さらに監督さんや大工さんまで、皆さんがアイディアを出してくれて、我が家を造ってくれました」と感謝するKさん。ここまでのチーム力があるからこそ、細部までお客の希望にこたえられる家ができるのだと思いました。2015年05月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。