Story 取材記事

1人で楽しむ上質でコンパクトな暮らし 夕張郡・Tさん

ご主人が若くてして亡くなり、その後は子どもを育てるため、必死で働いてきたTさん。お子さんたちも立派に成人し、仕事も生活にもゆとりができました。そこで自分の時間を大切にし、孫の顔も間近に見えるマイホームを建てました。


外壁は全て木の羽目板を使ったTさん邸

外壁は全て木の羽目板を使ったTさん邸


高窓からの光が入り、白いクロスを使うことで昼間は照明が不要なほど明るいリビング

高窓からの光が入り、白いクロスを使うことで昼間は照明が不要なほど明るいリビング


リビングのアップ。木目のきれいなテレビラックに、モダンなイタリア製ペレットストーブが似合っている

リビングのアップ。木目のきれいなテレビラックに、モダンなイタリア製ペレットストーブが似合っている


仕事優先からゆとりある人生へ

今までTさんは店舗兼自宅に住んでいました。しかし仕事優先のため、事業が拡大すると住居部分を削って店舗部分を拡大したために生活にしわ寄せが。「キッチンがなくなってしまい、自由に料理を作ることができなくなりました」とTさん。さらに、建物が古いので冬の寒さも気になっていました。「今まで頑張ったんだから、自分だけの家を建てさせてね」と子ども達に相談。

土地は、近くに住む娘さん宅の敷地が広いので、その一角に家を建てることにしました。それではどこで家を建てるのか?実は息子さんがシノザキ建築事務所の篠崎廣和社長とテニス仲間で年齢も同じ。気軽に話ができるところから家づくりの話が弾んだようです。

Tさんも「息子が推薦してくれる会社なら大丈夫」と心から信頼し、ほかの会社は検討しなかったと言います。

娘さん、息子さんの協力でマイホーム計画が動き出しました。

木を使い上質な家に

Tさんお一人で住むため、広さは求めていませんでした。むしろ、コンパクトな動線で日常の生活が完結し、落ち着きのある上質な住まいを求めていました。さらに「ログハウスに憧れていた」と話すTさんは、木をふんだんに使った家をイメージしていました。それに応えたのが篠崎さん。

外観は木の羽目板を全面に張ってウッディな雰囲気を作っています。また、高窓のある吹き抜けが外観上のアクセントにもなっています。

打ち合わせは、篠崎さんのプラン提案をTさんが最初から気に入り、スムーズに進みました。写真を見てもおわかりのように、床はブラックチェリーという高級な材料を使った無垢材。表面に薄い板を張った床と違い、表面が汚れや傷がついても磨くことで新品同様の輝きを取り戻します。落ち着いた色調の室内は、家具収納もシノザキ建築事務所が造作し、床と同じ素材を使ったので統一感があります。

玄関ホールとリビング、寝室とリビングはそれぞれ縦格子の引戸で仕切ることができる
玄関ホールとリビング、寝室とリビングはそれぞれ縦格子の引戸で仕切ることができる
機能的に造られたキッチンは、収納も豊富にある
機能的に造られたキッチンは、収納も豊富にある
寝室の奥にあるユーティリティーには、洗面台、洗濯機置き場のほかにトイレも
寝室の奥にあるユーティリティーには、洗面台、洗濯機置き場のほかにトイレも
 

コンパクトで広く暮らす工夫

広々と暮らすために、通常の間仕切りは使わず、光が入る天井まで届く縦格子の大型引戸を造作しています。引戸を閉めても開放感たっぷり。それでいて「仕切られる」ことで心理的に落ち着いて寝られます。

実はトイレに間仕切りがなく、洗面所の奥にあります。1人暮らしならではの合理的な造りです。また、平屋建てで吹き抜けを設けるという贅沢な設計も開放感を演出しています。

暖房はイタリア製ペレットストーブ。燃料は、これまで利用が進まず廃材扱いだった道内の間伐材などを原料にした木質ペレットを使います。薪ストーブよりも手軽で温度調節やタイマーも使えるスグレモノです。

断熱は、外壁が高性能グラスウールで160mm相当と国の次世代省エネ基準を上回る性能にしているので、暖房費が安くなりそう。性能を良くしたことで、ペレット燃料も1回補充したら2~3日持つと試算しています。

この家はバリアフリーも意識して作られています。段差が家中ほとんどなく、開放的なプランなので大規模な改修をすることなく長く住めそうです。

Tさんは交友範囲も広く、真っ赤な愛車で友だちと温泉旅行に行くなど、新しい暮らしを楽しんでいる様子でした。

記者の目

1人暮らし、2人暮らしの世帯が過半数を占める時代。上質な材料を選び、性能の良いコンパクトな家に暮らすことは、節電や省エネルギーが必要な時代にもマッチした新しいライフスタイルだと思いました。


2011年10月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

シノザキ建築事務所株式会社

シノザキ建築事務所株式会社

快適も省エネも諦めない。ラディアント・サーキュレーション住宅。

自然のめぐみが、めぐる家

シノザキ建築事務所が目指すのは、大量のエネルギーを使う暮らしから脱却し、太陽光や地熱、薪など、身近な場所にあるエネルギーを生かした、低エネルギーで低CO2な暮らしを、低コストで実現できる「3LOW の家づくり」。建築会社として、人にやさしい住まいを作ることが、地球温暖化の抑制にもつながると考えています。

涼しさや暖かさという人間の感覚に直接働きかける「輻射熱」をもたらす空気を家中に巡らせ、家そのものを大量の空気をゆっくり動かす装置として設計するのがラディアント・サーキュレーション・システム(特許第7287683 号)です。

高品質の安心と快適の先にある、自分らしい暮らし

暮らし方はお客様それぞれですが、その日常を受け止めてくれる家は、住み心地のよい家になってもらいたいですね。

弊社の打合せの違いを感じていただけるポイントは、当たり前の日常だと思っていたことを、あらためて意識していただく機会を持つことで、「今のプラン段階でこんなアイデアはどうか?」「ここの空間をイメージしてみましょう!」などの提案や工夫をお話しすること。そこには経験から生まれてくる引き出しの多さやコストをかけるだけではないアイデアが大切です。プラン段階での打ち合わせにおいては、ここが一番大切なポイントなのです。

多くのお客様から「暮らしやすい家だね」「空気感が違うね」と言っていただける理由は、こんな打合せを重ねているからこそ。実際に建築が始まると建て主さまは提案者が同じイメージで作り上げていくことになります。

また、木工事の作り手は熟練大工の社員スタッフであることも、設計と施工の連携の大切さを知っているシノザキの家づくりです。

自然素材を使ったホッとするデザイン

ビニールクロスや表面が印刷されたシートのフローリング、既製品の造作材・・・このようなプラスチックや塩ビを使っている材を極力使わない。手にふれる所は天然の無垢材がホッとするし、天然素材をまとうと、建物が喜んでいるように見えます。ぜひ、その圧倒的な素材感を感じてみてください。

建材費も高騰するなか、天然素材で選ぶとその価格差は歴然で、コストを安く抑えようとする会社さんとは金額的に大きな開きが出てしまいます。それでも、そこに本物の素材を使うことで見栄えや⾧期にわたって耐久性があることにも共感してくれるお客様がいる限り、私たちは「こんな家がいいよ」とおすすめしていくでしょう。天然素材にはお金をかける価値があると信じています。

「しのカフェ」や現場見学会で同社を知ろう

同社は事務所にてシノザキの家づくりのいろはや資金計画が分かる相談会「しのカフェ」を定期的に開催。そのほか、リアルなオーナー宅を見学できる完成現場見学会を開催しています。こうしたイベントのお知らせiezoom にも掲載中。気になる方はチェックしてみてくださいね。