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クルミ床とペレットストーブのぬくもり/シノザキ建築事務所の完成見学会

だんだんと冷え込んできた10月初めの週末、札幌のニュータウンで行われたシノザキ建築事務所さんの住宅見学会におじゃましました。

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ウォルナット(クルミ)の無垢フローリングが広がるリビングルーム。その奥ではペレットストーブの火があかあかと燃えています。「あったかいね~」と見学者の方からも声が。
輻射熱の遠赤外線効果でじんわりと体が温まるペレットストーブは、30代オーナーさんご夫婦の希望によるもの。シノザキ建築事務所の篠崎さんによれば、「1階部分の暖房は、このペレットストーブ1台だけで十分なんですよ。2階には床暖房を使用していますが、暖房費は厳寒期でも月1万円程度で済むはずです」。
これだけの暖房費で済むのは、優れた住宅性能があってこそ。W断熱工法を採用し、柱間には105ミリのグラスウール、外側には「DDSボード」というアルミ蒸着フィルムを張った高性能断熱材を使用しています。篠崎さんによると、道内初採用とか。
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土間のある玄関とリビングとの間は、レッドシダーの格子で緩やかに区切られています。この格子もまっすぐや単純な曲線ではなく、シノザキさんならではの角度をつけた設計がいいんですよね。
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こちらはキッチン側から見たところ。左奥には、引き戸を閉めれば部屋になる和室があります。土間を含むフロア全体がひと続きで広々と見えながら、同時にプライバシーもほど良く確保されている。そんなデザインの工夫があちこちに見られました。
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2階のフリースペースにはハンモックがありました。オーナーさんご夫婦には小さな娘さんがいらっしゃるそうで、思いきり遊べそうですね。さらに手前の壁に面した吹き抜け部分には、冒険ゴコロをくすぐるキャットウォークを発見。これは、猫の通り道ではなくて窓を拭くための実用的な意味もあるんですよ。
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下部はウッディな質感のサイディング、上部はホワイトカラーの塗り壁。ウッドデッキと玄関脇にある木のスクリーンがアクセントとなっています。
当日は30代のオーナーさんご夫妻にもお会いしましたが、少し驚きだったのは、この新しいお宅とお二人の雰囲気がとても似通っているような気がしたこと。ご主人の「すごく思い描いていたイメージに近い家を造ってもらえました」との言葉にも、深くうなずいてしまいました。
まさに「自分らしい家」、いいなあ!

2013年10月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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