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予約が絶えない隠れ家イタリアン店と、ほどよい距離感の3世帯住宅/札幌市清田区・野崎さん 北渡建設

「北渡建設さんのモデルハウスに一目ぼれでした。自分の直感に訴えるものがありましたね」。そう話すのは、清田区でも評判のイタリアンレストラン「ミオビーノ」のオーナーシェフ・野崎さん。地下鉄駅近くの便利な場所に店を構えていましたが、2年前に現在の地に店舗兼住宅を建てて移転しました。そんな野崎さんのお店づくりにかけた思いを取材しました。

お客さまの心をつかむくつろげる雰囲気

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hokuto7625_ccr.jpg細いアプローチを導かれるように入っていくと、木目のうつくしさが際立つ、大きな造作のドアが迎えてくれます。モデルハウスの造作でおなじみの、北渡建設の腕利き大工さんがつくったものです。
hokuto7611_cc2.jpg白い壁に木の質感が映える店内。夜は、間接照明の灯りがいっそうムーディーな空間を演出します。写真の中央にある、まるでテーブルを突き抜けてこの建物を支えているかのような丸太柱は、目を奪われるお店のアクセント。これは、北渡建設さんが自社の山から切り出して自ら加工した道南杉だそうです。大きな窓ごしに見える樹齢50年のカラマツも季節折々の姿を見せてくれる、そんな木の息づかいが聞こえてくるようなお店の雰囲気がお客さんの心をつかんでいます。
hokuto7589_ccr.jpgグループのための個室や、カウンターもあります。いずれも、さまざまなお客さんのニーズにこたえたいと野崎シェフが希望したもので、北渡建設さんが作った図面をもとに、細かい部分まで納得のいく打ち合わせを重ねました。厨房も広く、設備や機器も動きやすい配置にしたため、ストレスフリーになったと野崎シェフは話します。
 

ナチュラル&カッコいい北渡建設のモデルハウスに「これだ!」

前のお店は、地下鉄の駅近くで立地は良かったのですが、築60年の木造建物だったため、ストーブを焚いても追いつかないほどの寒さが悩みでした。しかも店内が狭くて換気も悪いため、オープンキッチンで調理をしていると油汚れやスモークの煙で室内の壁がすすけてしまうなど悪条件だったといいます。   hokuto7555_ccr.jpg"自分の実力を生かせる場所に移転をしたい"、そう考えていた野崎シェフ。2年前の秋、たまたま通りかかった北渡建設さんのモデルハウスにピンと感じたものがあって入ってみたそうです。   「中を見たとたん、直感で"これだ!"と思いました。木などを使いながら、カッコよさで魅せる家。外と室内をつなぐスカイコートもいい。こういった建物を造る会社なら、自分の理想も実現できると」。そう決めたのは、対応した渡部社長の誠実な人柄もあったそうです。「他社のモデルハウスも一応行ってみたけれど、営業トークでいろいろ聞かれて疲れちゃいましたね。今も思いますが、渡部社長の人柄がすべてだと思いますよ」   hokuto7549_cc.jpgお店の移転を機に、ご両親、そしてお姉さんの三世帯で一緒に暮らすことになった野崎ご夫妻。「建物って簡単に建つものだと思っていたんです」と話しますが、まずは、自分の理想を実現するための土地探しから、渡部社長との二人三脚で進めていきました。お店の立地は、来てもらうお客さんの層は......話していくなかで、住宅街で、近隣に住む主婦やママたちが気軽に来られる店にしたいと決め、いろいろと探した結果、シンボルツリーとなるカラマツの大木が立つこの土地を購入したそうです。次に融資関係、そしてプランニング......と、北渡建設さんとの丁寧なやり取りの中で、一つ一つをクリアしていきました。

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三世帯それぞれが快適に過ごせる住まい設計

プランニングでは、渡部社長とご家族との打ち合わせもしましたが、「ご両親も『一部屋でいいから』など、本当に皆さん遠慮深い方たちで......。好きなように造っていいとおっしゃるので、こちらも皆さんの夢が詰まった家を実現できるように、ご提案をさせていただきました」と、渡部社長。   hokuto7601_ccr.jpgそうして完成した2階はリビング・ダイニングを中心にして、ご両親の部屋とお姉さまの部屋を一室ずつ設けた程よいプライバシーが保てる設計に。広い予備室も造ってあります。ユーティリティーは、洗濯用のスペースと洗面脱衣室が分かれており、合わせて6畳近くもあります。お店にいることの多い野崎ご夫妻の寝室は、行き来しやすい1階に設けました。 リビング・ダイニングは建物の形に合わせてL字型になっており、家族で気軽におしゃべりができる一方、適度な距離感を持たせた設計になっています。   「昔の家はとても寒かったけれど、いまは玄関に入ったらもう暖かくて、すごくホッとするの」とお母さま。「主人も、前は少し具合悪かったのが、この家に住んでから本当に元気になったのよ」。すかさず渡部社長が「家族みなさんで、一緒にいらっしゃるのが元気の素じゃないですか」。フレンドリーなやり取りに、隣で野崎シェフもほほ笑みます。   hokuto7551_ccr.jpg「渡部社長もそうだけれど、大工さんもみんないい人ばかりでした。家を造っているときもよく行きましたが、見ていると面白くてまったく飽きないんですよね」。良いものを作るという思いが共通するのか、目を細めながらそう振り返る野崎シェフ。

お店の移転オープン前には、北渡建設の皆さんに自身のイタリアンをふるまったそうです。「自分一人ですべてを作りますから。ずっとやってきて、この仕事では負けない自信があります」。ワインも値段で決めるのではなく、ホール担当の奥さまと飲んで美味しいと思ったお手ごろなものをセレクトしているとか。実力派のシェフと、北渡建設さんとの出会いは偶然ではなかったようです。

記者の目

思わず長居したくなる、そんな居心地の良さを感じるミオビーノ。目立った看板もない外観は「本当に分かる人が来てほしい」という思いによるものですが、2014年のオープン以来、予約が絶えない人気店になりました。
L字型のフロアにあるテーブルは、いずれもほかのお客さんと視線が合わないような、ゆとりのある配置に。ナチュラルでありながら、スタイリッシュに見せる木の造作テーブルも見事。お客さんはもちろんですが、お店側として、また住み手としての快適さも細かく考えられた設計は、さすが北渡建設さんと思いました。
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ミオビーノ (MioVino)

札幌市清田区真栄5条5-1-12
電話 011-802-5524
ランチ 11:30~14:30
ディナー17:30~21:30
定休日 水曜日

2017年01月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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