Story 取材記事

200インチの大画面が吹き抜け越しに!夫婦で楽しむシアター 旭川市/アイダホーム


旭川市のOさん夫婦が暮らしやすく、共通の趣味を満喫できる住まいを設計・施工したのはアイダホーム(會田建設株式会社・旭川市豊岡)。地域密着でいい家を建て続けて半世紀。オーナーに寄り添うプランニングの良さや、断熱気密・耐震性に優れた確かな住宅施工で、紹介による依頼が絶えない、信頼と実績のある工務店です。

今回はO さんご夫妻とアイダホームの岡田達郎社長に、家づくりの経緯やプランの見どころをお聞きします。

こだわりを詰め込んだ1階+スキップフロアのシアタースペース

吹抜けのおおらかなリビング・圧巻のホームシアターも



Oさんは周りに干渉されない、寛ぎとおこもり感のある設計を希望。吹き抜けのリビングは窓を高く配置することで、落ち着いた空間になっています。アクセント壁に使っているのはグレーの外壁材。岡田社長の提案で、セメント風の風合いが魅力のSOLIDOを採用しました。



階段を上がるとスキップフロアがあり、ゆったりと座れるリクライニング・ソファーが置いてあります。腰壁にはスピーカーが内蔵されていて、奥さまがカーテンを下ろすと…



リビングの壁面が大きなスクリーンに大変身!スキップフロアに設置したプロジェクターから映し出される映像は、圧巻の200インチ大です。ご夫婦はここで、映画や動画を鑑賞する時間がお気に入り。本格的なシアターの登場に、取材スタッフも大興奮です。

造作で使いやすくカスタマイズされたダイニング・キッチン



中庭に面したダイニング・キッチン。リビングとは独立した造りです。奥さまがキッチンに立ち、ご主人がダイニングに座りながら、おしゃべりを楽しんだり、テレビを見ながら食事をしたりと、ご夫婦が一番長く過ごすスペースになっています。



奥さま キッチンは油跳ねや、ダイニングに座った時に冷蔵庫の中が見えるのが気になったので、アイランド型ではなく、コンロ前にも壁を設けたペニンシュラタイプを選びました。

キッチンの腰壁にしつらえた飾り棚や、テレビの下にあるルーバー扉の収納庫、その並びにある、手前に引き出すタイプのダストボックス、大きなダイニングテーブルなど、これら全てがアイダホームの造作によるオリジナル。ホワイトインテリアで統一したデザインの良さと、使いやすさを追求した機能性の両方を実現しています。



キッチンからはパウダールーム、脱衣・洗濯乾燥室、浴室へと動線が続いています。パウダールームには来客時にキッチンを通らずに直接入れるドアも設けています。



テレビと打たせ湯の付いた浴室はご主人のこだわり。サウナが好きなご主人ですが、この浴室が出来てからは、自宅で入浴することが増えたそう。スピーカー内蔵で音楽も楽しめます。

外部にクローズドされた造りで防犯面とプライバシーの両面を確保



ブラックのサイディングにシャンパンゴールドのオーバースライダー・シャッターがポイントの外観。通りに面した開口部を最小限にしているのは、防犯対策と、視線を感じず寛げる住環境を確保するためです。



玄関も通りから見えない造りになっています。



リビングとダイニング、車庫の三方向から出入りができる中庭。上部に屋根は付いていませんが、目隠し壁の外壁を付け、大きな採光窓を設けています。人目を気にせず、ティータイムやバーベキューを楽しむことができる、ご夫婦お気に入りの空間になりました。



ソファーの背面にあるのが中庭に通じるテラス窓。中庭はLDK全体に明るさと外の開放感をもたらす役割も果たしています。

ラグジュアリーな寝室やお子さんたちの帰省用の個室で構成された2階



スキップフロアを上がったところに広がる2階ホールには、吹き抜けに面した腰壁を活用した書斎コーナーをプラン。背面は中庭に面しています。このホールを介して、主寝室と2部屋の個室が配置されています。



間接照明を施したラグジュアリーな寝室は、ホテルの客室を参考にご主人がオーダー。ベッドヘッドやサイドテーブル、ベッド台などもアイダホームの造作です。



寝室内のラウンジコーナー。奥にはバルコニーに出られるテラス窓があります。バルコニーは天気の良い日に洗濯物を干すのに使っています。



独立したお子さんたちが帰省した際にも使えるようにと、個室も2部屋用意されています。

ご夫婦にお聞きします



Q マイホーム新築の動機や、アイダホームとの出合いについて教えてください

奥さま 2人の娘たちが独立し、これからは夫婦2人が暮らしやすい住まいをと、当初は自宅のリノベーションを考えていました。ハウスメーカーに希望を伝えたところ、新築並みの予算が必要との回答が返ってきたんです。

そんな折、アイダホームさんでリノベーションをした友人宅を訪ねる機会があり、対応の良さやアフターケアも安心だと太鼓判をもらい、問い合わせたのが最初でした。

ご主人 岡田社長は予算面でもプラン面でも私たちの立場になって親身に対応してくださり、依頼を決めました。当初はリノベーションのプランを進めていましたが、好条件の土地が見つかり、新築プランに変更。トータルな費用を考えても、自由度が高く希望の住まいが叶う新築を選びました。

Q プランの希望はどのようなものがありましたか?



奥さま 壁面を使い、収納をたくさんつくってもらいました。リビングは中の小さな仕切りまで造作してもらっています。

ごみ箱など生活感の出るものは、家具として内蔵してもらう工夫も。リビングのコーヒーテーブルにも、引き出し式のごみ箱を内蔵してもらっています。



ご主人 私のクローゼットは2階ホールに面したところに、妻のクローゼットは1階の階段横にと、それぞれが使いやすい場所につくりました。



キッチンもメーカーの背面収納に合わせて、分別式のダストボックスをつくっています。そんな気遣いアイテムがお友達にも好評です。

Q アイダホームとの家づくりの感想を聞かせてください

奥さま 防犯を第一に考え窓を少なくしてもらったり、大画面で映画が見られるシアター設備をお願いしたり。他にも細かな要望をたくさんお伝えしましたが、岡田社長は期待以上のプランで、希望を形にしてくれました。とても満足しています。

ご主人 よく現場を訪れましたが、自社大工さんの腕の良さに惚れ惚れしたものです。こちらのリクエストにも柔軟に応えてくれて、仕上がりも丁寧。プロ意識の高さを感じました。

要望がこんなにあったにもかかわらず、岡田社長の口から「出来ません」という言葉は一度も聞いたことがありません。打ち合わせで希望を伝えても、持ち帰るようなことはなく、即断で回答が返ってくる。プラン・費用・完成度、すべてにおいて安心してお任せすることができました。

アイダホームは自社大工を持つプロ集団。大工は親子3代や兄弟など、次世代の育成にも力を入れています。旭川の厳しい気候風土に合った高性能住宅は、断熱気密施工の技術が要になります。

O邸は造作による手仕事や、こうした施工技術の高さによって実現した唯一無二の一棟。アイダホームがプランと施工技術の両面で信頼できる工務店であることを実感した取材となりました。

【O邸の性能】



天井 ブローイングウール300㎜
外壁 高性能グラスウール105㎜充填
ビーズ法スチレンフォーム50㎜付加
基礎 押出法PSF3種100㎜
土間 押出法PSF3種30㎜
PVCサッシ LOW-E トリプルガラス
換気 ダクト式第1種全熱交換換気システム

2023年10月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。