Story 取材記事

カフェみたいな居心地の良い新社屋へ令和元年の初日に移転! サンケイ建匠・湯浅社長インタビュー

令和元年(2019年)5月1日から営業開始した新社屋


令和元年(2019年)5月1日(水)、大安。おめでたい改元初日。サンケイ建匠(株)は、札幌市西区八軒のビル1階にあった事務所を新社屋に移転し、営業を開始しました。新事務所のこと、これからの家づくりの提案や会社のビジョンなど、湯浅社長にインタビューしてきました。

またとないタイミング


インタビューに笑顔で答える湯浅社長


-新社屋への移転、おめでとうございます。しかも、営業開始が令和元年初日というタイミングの良さです。以前から計画されていたのでしょうか?

湯浅-移転に向けて動き出したのが昨年暮れです。新しい事務所は旧事務所から2軒隣と近く、駐車場スペースも広くて建物も平屋で使いやすそうなのが魅力でした。


カフェ風の入り口看板


実は、数年前から事務所を移転するか、旧事務所をリノベーションするか検討中でした。さっそく事務所スペースとお客さま用打ち合わせスペースなどのレイアウトを考えてプランニングし、「ここなら良い事務所になる」と確信しました。

事務所を移転する場合、新しい場所を覚えていただくのが大変な場合もありますが、今回は旧事務所からすぐ近く、しかも大きな通りに面して駐車場スペースも十数台分取れるという、これ以上ない好条件でした。


お祝いの花が飾られたエントランス


新元号のスタートが5月1日になると既にわかっていましたので、大安であるこの日を新事務所のスタートにしようと決めました。年明けから準備を進め、4月中旬にはほぼリフォーム工事が完成。万全を期して5月1日を迎えることができました。

打ち合わせスペースを快適に


エコを考え、電気自動車(EV)の充電も可能


-なぜ、社屋を移転しようと思ったのですか?

湯浅-これまではビルの1階に事務所がありましたが、いかにも事務所といった殺風景なたたずまい。しかも、お客さまとの打ち合わせスペースはあまり広くなく、入り口から事務所内部が見渡せてしまうなど、気になるところがいくつもありました。「家づくりは一生の一大イベント。打ち合わせも楽しく、時間をかけてやりたいし、それならカフェのようなリラックスしたた居心地の良い雰囲気にしたい」と、社員に数年前から言ってきました。そこで今回、新しい事務所に移ることができてほんとに良かったと思います。

また、私は昨年8月に不動産部門である関連会社、(株)サンケイ・リードの社長にも就任し、サンケイ建匠と2社の経営を任されました。札幌の地場工務店が関連会社として不動産会社も持っているという強みを今後生かすためにも、2社を一体的に経営していく必要があると考えていました。新社屋への移転は、会社組織の改革も進めていく上でも必要だと考えていました。


カフェのようなインテリアの打ち合わせスペース


-新しい社屋のセールスポイントを教えてください

湯浅-打ち合わせスペースは、以前よりも広くなっただけでなく、単純な長方形なので使いやすいのが特徴です。大きなテーブルが2つありますが、どちらも3つに分割することができるので、レイアウトを自由に変えられます。たとえば、社内研修会を開くときに、スクール形式のレイアウトにすることもできます。いただいたお祝いの花をテーブルの間に飾ることでパーテーション代わりになり、隣のテーブルが気になりにくくなりました。常にBGMも流れているのもカフェのような居心地の良さにつながっています。


キッズスペースができたので、小さなお子様がいても安心


さらに、打ち合わせスペースの隣にキッズスペースを新たに設けました。大型ディスプレイで動画を見たり、おもちゃで遊ぶなど、お子様を飽きさせないようなスペースにしました。親御さんも、これで打ち合わせに集中できると思います。


事務所と打ち合わせスペースを仕切る棚には、目を楽しませるアイテムが飾られている


-インダストリアルっぽい棚など、インテリアも素敵ですね

湯浅-カフェのような居心地の良い空間を作りたかったので、デザインだけでなく、置くアイテムにもこだわりました。音楽は、直接見えない場所にスマホ対応のスピーカーを置き、軽やかな音楽がいつも流れるようにしました。陶芸作家の作品を飾ったり、当社の施工事例をきれいな額にディスプレイしするなど、目で見て楽しめるしかけもあります。

今回の事務所移転では、リノベーション室長の入山俊文が頑張りました。インテリアのディスプレイに至るまで細かな気配りをし、事務所の雰囲気をよりよいものに仕上げてくれました。


事務所も広々としており、LED照明は暖色系にも色を変えられる


事務所スペースでは、スマホやタブレットで制御できるLED照明も導入しました。昼間は明るく白っぽく調色し、夕方には赤っぽくやや暗めにするなど、自在にコントロールできます。このほか、打ち合わせスペースには、大型4Kディスプレイを2台設置しました。プラン打ち合わせでCGによる完成予想パースや間取りの検討に使うとき、ディスプレイが大きく精細だと細部をはっきり確認できますし、お客さまの気持ちも盛り上がると思います。
 

モデルハウスも建てたい


最新の施工事例


-新社屋に移ったことで、今後会社の方向性は変わりますか?
湯浅-札幌圏に根ざして毎年コツコツ家を建てるという基本的な部分は全く変わりません。会社を大きくしようという気持ちもなく、今までどおり札幌で地道な仕事を続けていきたいと思っています。ただ、今までやっていなかったモデルハウスを建てたいと考えています。


最新の施工事例から2


これまで当社では、建築中の住宅の構造見学会、完成見学会をずっと行ってきました。当社の家づくりを知りたいと思ったときは、見学会にお越しいたくのが一番だと思っています。それでも、現場進行のタイミングで見学会を開けない月もあります。家づくりを真剣にご検討されているお客さまに、すぐ見ていただける家があれば、と考えていました。札幌市内にモデルハウスを持っていれば、お客さまをいつでもご案内できます。モデルハウスは半年から1年程度展示した後で売却することを考えています。


最近の施工事例から


新しい事務所では、不動産会社の(株)サンケイ・リードと工務店のサンケイ建匠(株)との一体化経営を進めたいと思っています。たとえば、サンケイ・リードが管理している賃貸物件の価値を高めるリフォーム提案をサンケイ建匠が行う、中古住宅探しをサンケイ・リードで行い、購入された住宅をサンケイ建匠でリノベーションするなど、住まいにかかわるワンストップサービスを実現することで、他の住宅会社にはできないサービス、お客さま満足をご提供できればと考えています。


最近の施工事例から:造作にもこだわる


それから、新しい事務所スペースは地域(札幌市西区八軒)に開かれた場所にしたいと考えています。これまで40年以上地域のみなさまにお世話になったことに感謝しています。たとえば地域社会のためにボランティア活動を行っている方々などにこの空間をご活用いただきたいと思っています。また、駐車場スペースが広いので、今後イベント開催なども考えたいと思います。

将来の話になりますが、後継者を育てていくのも大きな目標です。私は40代ですが、後継者のことは今から考える必要があります。数年で育成はできません。できれば20年かけてじっくり育てていきたいと考えています。
 

記者の目


リノベーション室長がはこだて工芸舎(http://kogeisya.blueboxcraft.com/)まで出かけて買ってきた陶芸作家のマグカップ


現場見学会をこまめに開いて、家づくりをお客さまに知っていただき、何度も通ううちにサンケイ建匠のファンになる。その基本は10年前に初めて社長取材した時と何も変わっていません。会社を大きくして有名にすることが大切なのではなく、その地域にずっと存在し続けること、何か困ったことがあったらいつでも相談できることを重視する湯浅社長の考えはブレがなく、これからも安心して家づくりの相談ができそうな会社だと感じました。

2019年05月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

この記事もおすすめ

札幌圏の取材記事