祖父の和風の家、温泉旅館…
そして現代の省エネ技術
住まいの夢が実現しました
和風の温泉旅館、がイメージ
「祖父が暮らしていた和風の家を、温泉旅館に泊まっていたときに思い出したのがきっかけ。現代的な省エネ技術と和の良さを組み合わせることで、子育てもほぼ終わりに近づいた私たちの『終の棲み家』が実現できないかと思った」
ご主人は家づくりの始まりをこう語ります。
出会ったのは社寺建築や、数寄屋づくりの住宅で知られる北一タカハシ建設。
ご夫婦の要望は、
・夫婦2人で暮らすのでコンパクトに
・現代和風、毎日が温泉旅館の気分
・市街地でも陽ざしの入る明るい室内
・省エネ・暖かい暮らし
・共働きなので食洗器などが必要
・除雪等で苦労しない工夫を
・生ゴミをたい肥化できる設備を
・焼き肉ができるテーブルを
・子どもたちも過ごせる部屋を
・予算オーバーしないこと
など。
要望を聞いた高橋社長は早速間取りから建具のスケッチ、キッチンの選択など、アイデアをご夫妻に提案し、ご意見を頂きながらプランを現実化させる作業を開始しました。
和&暖かい暮らしが実現
まず道路からの眺めが圧巻。日本料理店かと思って間違ってチャイムを鳴らしてしまう方がいるほどの外観で、建築工事中からご近所の話題に。 「完成後、お友達を招くとびっくりされる。値段もよく聞かれます」とご主人。玄関に入るまでの雰囲気はまさに和風の温泉旅館のよう。玄関スペースには坪庭、クローゼットなどもあり期待が膨らみます。
壁一面の収納 シアタールーム 囲炉裏も
一階は東側壁一面に収納棚を設け、本や小物類などはすべて収納。プロジェクターを設け、時にはシアタールームになったり、将来的には囲炉裏も付けられるようにしてあります。居間は2階にあります。「旅行に行くと時計も見ない、夢のようなひとときがありますが、この居間にいると毎日そんな感じです」とご夫妻。
2階の部屋は、蓄熱式暖房器1台稼働で暑いと感じるほど。裸足で歩けば浮造りの床材が気持ちよく暖かさも感じます。夫婦でパン作りなどを楽しむキッチンは収納力も重視しました。
ご主人は
「北一タカハシ建設さんはアイデアも技術もすごい。和の暮らしをここまで実現できる住宅会社は札幌にはないのではないか。希望を伝えると値上げしない方法で提案してくれるから盛りだくさんに実現できました」
と話してくれました。
建築概要
所在地・・・札幌市
竣工 ・・・平成21年2月
構造工法・・・在来木造工法
延床面積・・・1階101.86(30.8)+2階99.37(30.1)
暖房方式・・・電気蓄熱暖房器
換気方式・・・自然吸排気システム
断熱
基礎・・・押出スチレンフォームB3種75ミリ +硬質ウレタンフォーム吹き付け50ミリ 外壁・・・硬質ウレタンフォーム吹き付け70ミリ +遮熱シート 屋根・・・押出スチレンフォームB3種75ミリ+発泡ウレタン50ミリ+遮熱シート 玄関ドア・・・金属製断熱タイプ(蘭間付き) 窓 ・・・プラスチックサッシ・Low-Eペアガラス2009年10月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。