Story 取材記事

8.6mヒバの通し柱はまるで古代ローマ建築 札幌に建つ青森ヒバの家1

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札幌の白石区で、とんでもなく大きな家が建ちはじめています。
大きさがすごくて見に行ったわけではありません。


写真の柱、8.6mの通し柱ですが、青森ヒバなのです。いや、柱に限らず、主要構造部材がすべて青森ヒバ。
『よくもこれだけヒバを調達できたな』
僕がぼそっと話したら、
現場の責任者を務める若き宮大工・村上くんが
「そこなんですよ」と答える。


なかなかに面白いのです、この会社の大工たちは。


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現在、現場は次の柱と梁が来るのを待っている状態。
見ての通り、柱は家の外周部のみで、室内には柱がない家。その外周柱だけが立つ姿は、写真で見る古代ローマの巨大建築のようです。
柱は8.6mですから、普通の家の3階分以上の高さです。


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純粋におもしろい建築です。
また来週報告できると思います。


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2016年10月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社北一タカハシ建設

株式会社北一タカハシ建設

北海道・札幌宮大工の工務店/社寺建築・木造住宅

北一タカハシ建設は、ゼネコンの現場監督で社寺建築を数多く手がけてきた高橋一彦氏が独立し1999年に創業した札幌の工務店。

お寺に冬に行くと、身体の芯まで冷え切ってしまうのは、道外の大工さんが建てているので断熱・気密の意識が薄いからと考えた高橋社長は、高齢者の利用が多いお寺こそ暖かく省エネな建物が必要と提案。宮大工の育成を図りながら道内で80棟を超えるお寺の新築や増築、そして和風の戸建て住宅にも取り組んできた。

本格的な和風住宅、数寄屋住宅、明治・大正時代の洋館風住宅、現代和風住宅。釘を打ちつけるより強い耐震性がある宮大工独特の軸組み工法や、木材を腐りにくくする工夫、伝統建物の屋根や軒の美しい曲線、断熱・気密性能の高い住宅づくりが特長。