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シックなデザイン&料理も楽しい二世帯住宅/帯広市M邸 


今回お邪魔した帯広市内のM邸は2世帯住宅です。長く東京で仕事をされていたというMさんのセンスが生きる内装、そしてお母さまがそば打ちやパンづくりなど料理の腕を発揮しやすいキッチンや収納などの工夫が随所にあります。細やかな造作にも定評のあるプラスワイド社のデザインと技術も光る、見どころ満載のお宅を紹介します。

外観は小さな工夫で見栄え良く、玄関は使い勝手重視で



施工は、帯広・十勝で注文住宅を中心に住宅建築を行う株式会社プラスワイド(PLUS WIDE)です。外観は「シックな感じに」というMさんを元に同社の清水英貴社長がデザインしました。



「家の形は間取りに影響される面も多々あります。とはいえ見た目も大切なので、ポーチの部分だけ屋根を出すなど見栄えが良くなる工夫をしています」(清水社長)
細かな工夫がスタイリッシュな印象を作っています。



玄関に入るとシューズクローク兼薪置き場が。土間部分には天然石を使用しています。「土間は奥行きがありすぎると宅配などの度にドアを開けるのが大変。奥行きよりも横幅が広い方が使い勝手が良いですよ」という社長のアドバイスで土間は小さめに、玄関ホールは広めにとりました。

夏はデッキ、冬は薪ストーブの前で。



さて、M邸は2世帯住宅といっても世帯ごとにはっきりと分かれた造りではなく、リビングルームやお風呂、洗面所などは共用です。「将来的には車椅子でも使えるように」とトイレなども広々とした設計にし、生涯にわたる使いやすさが考えられています。



リビングルームには吹き抜けがあり、キッチン、趣味の音楽部屋、外部のウッドデッキ、ともつながるオープンな造り。奥に見えるウッドデッキは6畳と大人数でも余裕の広さで、夏は毎週バーベキューをしていたそうです。



暖房には憧れがあったという薪ストーブを選択。ノルウェーの薪ストーブメーカー、JOTUL(ヨツール)のもので、すっきりとしたリビングルームに馴染んでいます。
気になる暖房費は「薪が1ヶ月2万円にパネルヒーターのガス代が1万円くらい」(Mさん)と、石油ストーブとほとんど変わらないようです。



シンプルだからこそ計算された配色が際立つ空間。キッチンとの間に使われている梁がアクセントとなっています。床材にはブラックチェリーを使用、スタイリッシュなデザインの中にも自然な心地よさが感じられます。

「イメージにぴったり」要望に細やかに応える造作家具



キッチンには別途ダイニングスペースを設けず、タモ材で造作のカウンターを制作しました。顔の見えやすいL字型なので食事の際にも会話が弾みます。



調理場の一部のように使用することもできるため、「息子のお友達を招いて一緒に餃子を作ったこともあるんです」とMさん。並んでの作業もしやすく、人の集まる家にぴったりです。



そば打ちやパン作りなど多彩な趣味をお持ちのお母様。キッチンは調理器具がぎっしり入る大容量の収納など、お母様の要望を中心にプランを練りました。「自室にもそば打ちの台を作ってもらいました」と笑顔です。



こちらの棚もサイズや仕様など、お母様のもつイメージにぴったり合わせて作られました。プラスワイド社の建てる家の大きな特徴のひとつが、建具職人が制作するこうした造作家具。大工では実現が難しい要望にもきめ細やかに応え、できあがりも緻密な仕上がりです。



上は引き出し式の作業台。調理中もキッチンが広々と使えます。下にはゴミ袋やお米のストックを入れられるようになっており、指で引っかけて蓋を持ち上げる仕組みです。



洗面所の鏡も造作。スライド式で、奥に歯ブラシなどを収納できます。「見せない収納にしたくて」とMさん。無理なく生活感のない空間が実現し、来客時も慌てません。



下から引いて取り出せるようになっているこだわりのタオル棚は、美容室のものを参考にしたそうです。
この他にも、ロボット掃除機がぴったり収まって隠れる充電スペースや、家族宛ての郵便が個別に入れられる引き出しなど、M邸にはアイデアを形にした造作家具がたくさん。「こうしたい!」というイメージがそのまま実現され、視覚的な満足度も暮らしやすさも抜群なお家となりました。

趣味の音楽部屋は心落ち着くテイストに。手軽にグリーンを楽しめる工夫も



共同部分の多いM邸ですが、個室のある二階には小さなキッチンがあり、お茶をいれるなど簡単な調理ができるようになっています。



やわらかな雰囲気の寝室。照明はインターネットを活用してMさんが選んだそうです。



上のお子さんの部屋には、こちらも造作で作ったベッドが。隠れ家のような感覚で使えるお気に入りの空間です。



こちらは一階のLDKから続く趣味の部屋。シックな雰囲気に合わせて床も濃色のウォルナットを選びました。



天井近くに飾ってある観葉植物は、照明用のレールに「スカイプランター」と呼ばれる逆さにしても土のこぼれない植木鉢を吊り下げたもの。空間を活用でき、小さいお子さんのいるお家でも安心です。



壁にはギター用のフックが取り付けられています。見せる収納としてお部屋に美しいアクセントを与えるだけでなく、気が向いた時にすぐに手に取れるのも嬉しいところです。

「見学に行って、その場で心が決まりました」

2世帯での暮らし決めたタイミングでマイホームの検討を始めたというMさんご一家。家づくりのお話を詳しく伺いました。



住宅会社選びはどのように進めましたか?

Mさん 母と娘で見学に行きました。住宅展示場などで10軒くらいは見ましたね。でも、プラスワイドの家を見学したらすぐに心が決まってしまって。



その場で決まってしまったんですね。具体的にどんなところに惹かれたのでしょうか?

Mさん アレルギー体質なので、新しい住宅を見に行くと目がシバシバしたり、臭いが気になったりすることが多いのですが、プラスワイドの家はそれが一切なかったんです。入った瞬間に、ほどよく家が呼吸しているような感覚があり、敏感な自分も楽に過ごせるのが気に入りました。自由にお願いできる造作にも惹かれました。



プラスワイドの家には敏感な体質の方でも過ごしやすい工夫があるのでしょうか?

清水社長 基本的にはすべて自然塗料を使っていること、クロスを貼る際の糊も化学物質が少ないものを使っているということはあると思いますね。



なるほど。随所にアイデアが詰まったお家ですが、家づくりの情報収集はどのようにされましたか?

Mさん 完成見学会などへ足を運ぶほかは、主にインターネットで情報収集をしていました。iezoomも見ていましたよ。間取りなどは自分の中でイメージがあったので、自分で作った図面を清水社長に見てもらって、相談しながら作りました。



ありがとうございます。最後にプラスワイドとの家づくりについてご感想をお願いします。

Mさん 清水社長がしっかりと話を聴いてくださったおかげで、家族の暮らしにしっかりとフィットした家になったと思います。大工さんもすごくいい方で、猫がデッキの下で子どもを産まないようにデッキの縁を囲ったりと配慮もしてくださって……。細かなこだわりも造作で叶えてもらい、住み心地のとてもいい家になりました。



<記者の目>
ご家族のセンスやこだわりと、それを形にするプラスワイド社のデザイン力、技術力とが融合して生まれたM邸。暮らしのイメージに根ざしたデザインから生まれる落ち着きと心地よさ、そしてご家族それぞれの満ち足りた表情が印象的でした。


2021年05月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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