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我が家を突然襲った雨漏りの解決方法 江別市Fさん/建匠


天井にぽっかりと開いた大きな穴。これは、江別市に住むFさん宅の2階書斎の光景です。2022年8月、突然、大規模な雨漏りに見舞われました。

大量の雨水が一気に落下



事の発端はお盆休み明け、2階にあるご主人の書斎の前を通りがかった時にFさんが感じた違和感でした。気になって扉を開けると、目の前には天井からだらんと垂れ下がる白い物体。



「幽霊が出た?!」心臓が飛び出るほど驚いたFさんでしたが、よくよく見てみると、その正体はたっぷりの水を吸い込んだ天井の壁紙と石膏ボードでした。溜まった水を抜かねばと天井を突いたところ、大量の水がザバーッと落下。床掃除に追われることになりました。「18リットルのポリタンク2つ分ぐらいはあった」とFさんは振り返ります。



「これは大変!」と慌てたFさんが連絡したのは、札幌市豊平区の工務店・建匠でした。まずは雨漏れした箇所をビニールで覆って、バケツで水を受け、雨水を溜めておけるよう応急措置が施されました。これで、雨が降ってきてもひとまずは安心な状態になりました。



続いて、屋根に上がって雨漏りの原因調査が行われました。書斎の真上にある三角屋根と通常の屋根の継ぎ目部分を調べた結果、ここが怪しいと思われました。


写真は2023年4月の工事の時に撮影したもの


建匠の山口征貴部長の見立てでは、「継ぎ目のコーキングが経年劣化したことが原因では?」とのこと。さらに、2022年の7月後半に降った大雨で一気に雨水が天井裏に入り込み、これまで少しずつ雨漏りによって傷んでいた箇所に重さが加わり耐えきれなくなった壁紙や石膏ボードが落ちてしまったと見られます。

その後、雨漏りの様子を注視しつつ、屋根の補修とともに室内の修繕計画を立て、本格的な補修工事は雪解けを待って行うことになりました。
冬は雨が降ることが少ないので雨漏りする可能性が減ります。その間、湿った木材や断熱材などの乾燥も進み、カビ臭さなどもなく、工事が始まるまでの間、ご主人も問題なくお仕事を続けていたそうです。

原因箇所を確認して処置



例年より早い雪解けを迎えた2023年4月、屋根の補修工事が始まりました。屋根の継ぎ目部分の木材を交換していきます。



また、天井を剥がすと、屋根裏に雨水が染み込んでいた跡が確認できました。



こちらは屋根を剥がした状態です。新たに改質アスファルトルーフィング(防水シート)を敷き、仕上げに向かいます。



その後、新しい鉄板に張り替えて完了。さらに、屋根補修で組んだ足場を活用することで、2、3年後に行う予定だった外壁の塗装も前倒しで実施し、足場を組むコストを削減しました。約1カ月半かけて、外回りのメンテナンスを一度に終わらせることができました。

出会いは工事前の挨拶回り



Fさんのお父さまが建てたお宅は築20数年が経っています。「思い返せば、書斎の天井に何年か前からシミができて気になっていました」とFさんは言います。新築当時の建設会社に相談しようとしましたが、その時にはすでに廃業しており、どこに頼めばいいのか分からない状態でした。
そんな中、「直してもらえればどの会社でも構わない」と地元のリフォーム業者に依頼。屋根にコーキング処理をして、あっという間に工事は終わりましたが、結局、数年後に今回の大規模な雨漏りを見舞われることになってしまいました。「修理や補修は工事した箇所が隠れてしまうので、きちんと施工されているのか分からない」。Fさんはこの時の不安をこう話します。

「ちゃんと解決してくれる会社を探したい」と考えたFさんが思い出したのが、お向かいの家の外壁塗装工事の時、挨拶に来てくれた建匠の山口部長のことでした。その時、強風で窓が開き過ぎてしまうのを山口部長に相談したところ、ストッパーを交換して問題が解決。さらに、ずっと気になっていた換気扇の音についても聞いたところ、すぐ電気屋さんを手配して修理してもらい、悩みの種がなくなりました。迅速で適切な対応に「また何かあったら頼みたい」と自然に思えたそうです。また、「人柄が良くて信頼しているお向かいの方が、昔からお付き合いしている会社さんという点で安心感がありました」とFさんは言います。



この出会いからわずか3カ月後、大がかりな修繕工事を依頼することになったFさん。工事は外回りの作業が中心でしたが、職人さん達が毎日、作業前と後に必ず挨拶に来てくれたこと、またきびきびと仕事をする様子を見て、工事中も気分よく過ごすことができたと言います。

山口部長は「雨漏りに遭遇すると建て主様のショックは大きいかと思います」と話します。新築する際、雨漏りなどの弱点になりやすい、細かい造りこみの箇所を少なくしてあげるとリスクが軽減できるそう。F邸は、三角屋根の部分が雨漏りの弱点になりましたが、今回、原因をしっかり突き止めることで根本的に解決することできました。最後に、山口部長は「F邸は建て主であるFさんのお父さまが愛着を持って手入れされてきたので、今後も適切なメンテナンスを継続できれば、もっと長く快適に住み続けられると思います」と話してくれました。

新築とリフォーム両方の実績が豊富な建匠は、住宅の課題解決を得意としています。また、住宅のどのような箇所が経年劣化しやすいのか、トラブルの元になりやすいのかについて熟知しているので、今回のような修繕工事をはじめ、長く安心して住める新築住宅についても力を発揮できる住宅会社です。新築をはじめ、家のちょっとした困りごとや気になることがあれば、相談してみてはいかがでしょうか。

2023年08月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社建匠

株式会社建匠

住まいをつくり・まもる 札幌市の工務店・リフォーム店

リフォーム・リノベーション専門

株式会社建匠(けんしょう)は、1957年から60年以上続く札幌市の地域密着工務店。リフォーム工事の比率が高いが新築工事も行っている。建築現場が大好きな創業社長溝江一郎氏の姿を見て現取締役の溝江一夫氏も東京の建設会社の現場監督を経て同社に入社。以前は新築中心の工務店だったが、丈夫で長持ちする家を、地域の信頼を大切にしながら施工実績を積み重ねるうちに、ОB客からの依頼で営繕、リフォームなどの要望が増え、現在は、新築工事よりもリフォーム工事の比率が高い工務店・リフォーム店になった。

現在は社長を務める一級建築士の山口征貴氏が、顧客の要望、住宅の状況、予算を踏まえ、施工のプロとしての目線で、お客様の事情を親身になって考え、工事のメリットデメリットを隠し事なくお伝えするリフォームに取り組んでいる。

丁寧な対応で高い評価

リフォーム工事は建て主が長年生活してきたマイホームに対する不満を解消するために行われるため、建て主の思いや事情を丁寧に、しっかりヒアリングし、要望、予算などさまざまな事情を踏まえて最適な回答を出す柔軟な提案力、気配りが大事になる。また建て主が住んでいる状態で工事が行われることも多いため、家具や内装、インテリアを保護する養生や、建て主の生活への配慮など気配りも重要になる。現場には大工だけでなく、板金、内装、電気、設備など多くの専門工事業者が関わり、現場にも入る。

建匠はリフォーム工事にあたって、調査、診断、プラン、見積もり、現場のチェック、納品、請求、アフターも含めたお客様対応を丁寧に行うこと、技能者同士のコミュニケーションや段取りなどの面を重視しており、その気配り力は建て主から高く評価されている。