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理想の家は「小さな家」。重要なのは工務店との意思疎通

丸三ホクシン建設のホームページを見たのがきっかけだったという札幌市中央区のSさん。ご夫婦と小学生のお子さんの3人で暮らすコンパクトな我が家ができるまでには、奥様が以前から温めていたイメージを実現させるための紆余曲折がありました。

緑豊かな環境になじむ、開放的な家

hokus1.jpg 昨年末に完成したSさんのお宅。周囲の緑豊かな景観にほどよくマッチした、深緑色の外観です。 hokus2.jpgカーポートの壁は抑えた色味のウッドロングエコの塗装、玄関ドアは明るい色の木を使い、内部の色とも合わせています。1階はユーティリティと個室が中心。明るい木の玄関ドア。積まれた薪が木とともにあるくらしを感じさせます。 hokus9.jpg木の玄関ドアと靴箱。階段はすのこ状で光を通します。 hokus8.jpg内壁は、ベースは白の塗り壁ですが、各部屋の1面だけ青、緑、黄色などアクセントになる色をあしらっています。玄関と奥の子ども部屋は仕切りがなく、勉強机とクローゼット、ロフトベッドがあるシンプルな部屋です。 hokus7.jpg窓から光が入る階段。壁に開けた穴は開放的に見せるための工夫です。 hokus3.jpg2階は間仕切りがなく、リビング、ダイニング、キッチンが一つにつながっています。日当たりが良く、また高さもあるので窓から周囲の緑や遠くの街並みが見わたせます。 hokus6.jpgキッチンは回遊型で左右どちらからでも行き来でき、半分は目隠しの壁、半分はオープンになっており、台所にいてもリビングにいるお子さんと一緒の時間を過ごせます。作業スペースが十分とってあり、スライド式の照明がついていて料理がしやすそうです。キッチンの収納は持っている鍋や皿の寸法を計って作ったのでサイズもぴったり。 hokus5.jpg2階のロフトはフリースペース。お子さんの格好の遊び場です。日当たりのよいバルコニーは、空間を生かすためカーポートの上に作られています。片方が高くなった一枚屋根だから実現したリビングのロフトは、2階全体が見下ろせるフリースペースになっています。 hokus4.jpgリビングの奥はパソコンやミシンで作業するためのスペースに。

自分たちのくらしを見つめ直し、小さな家をつくる

Sさんご夫婦の希望は、「小さな家」でした。「家族が一緒に過ごすリビングと寝室があればいい。必要なものを見つめ直し、自分たちに合った暮らしを考える機会になりました」と奥様は言います。

打ち合わせの段階で丸三ホクシン建設施工の住宅を見に行き、建具や家具など大工さんの手作りが多かったことに好感を持った奥様。そこで、収納など必要な部分は既製品を使わず手作りで、もともとあった家具も生かしました。
hokus3.jpgリビングの薪ストーブはご主人の希望で実現しました。「昔、祖父の家で薪をくべた記憶が残っています。薪ストーブは手間がかかるけれど、だからこそ子どもにも思い出に残ると思います」。薪ストーブの炎は見た目に暖かいうえ、輻射熱により実際の室温より暖かく感じる効果もあります。

北方型住宅ECOに適合させるため、当初の予定より床面積を増やし、99.37㎡に。断熱・気密性能を上げ、その分の費用は補助金と相殺、木製サッシなども採用できました。メインの暖房はパネルヒーターですが、3月は薪ストーブだけで過ごせるほど暖かかったそうです。夏は2階の高い窓を開けていると風通しがよく、扇風機は2日間しか使わなかったとか。

営業マンに希望が伝わらない

Sさん一家は、新しい家と同じ場所で、築45年の中古住宅に5年ほど住んでいました。冬の寒さ、周りに緑が多いためよく虫が入ることが悩みでした。周辺は景観のよい静かな住宅街で、近所の人ともおだやかな関係を築いており、「ここに長く住みたい」と、建て替えを決意しました。

以前、建築の勉強をしていた奥様は、中古の家に住んでいたころから住みたい家の構想を温めており、手書きの詳細な絵も描いていました。

まず、知人のつてで工務店に見積を依頼しましたが、予算に合わず断念。次にハウスメーカーに希望を話したところ、うまく思いを理解してもらうことができませんでした。営業の担当者は既成のパーツやイメージをもとに話をしており「『カントリー風かナチュラル系ですか』と聞いてきます。「外壁とカーポートの素材も合わせたい」と言えば『木調ですか?』と返ってきます。ナチュラル系という枠に当てはめられたいわけでも、木調の建材で処理されたいわけでもない私としてはやはり作り手と直接話さないとだめなのか、と思いました」。

気持ちが伝わったと実感、満足の家づくりへ

そして、インターネットで情報を集めたところ、丸三ホクシン建設の建築家コラボのページが目に留まりました。http://www.hokushin-k.jp 

さっそく連絡をとって、プランと絵を持って首藤一弘社長の家を訪ねました。奥様は、首藤社長とやりとりする中で、「自分の考えを受け止めどう実現するか真剣に考えてくれる。気持ちが伝わっている」と実感できたそうです。

その後も打ち合わせを重ね、工事に入りました。「『この位置に窓は作れない』など、できないことは理由をきちんと言ってくれました。家の各部分の形に理由があるので、住んでいてもすべて納得できます」と奥様は言います。例えば内壁の塗り壁は、現場でタッチを見せてもらい、ほどよく質感がわかる程度の塗り方を選択しました。

そして完成。「家づくりは楽しかったので、終わるのは寂しかった」と奥様。完成後に訪ねて来る友人にも、「ここまで大工さんが作ってくれたんだ」と感心されるそうです。

家づくりを振り返り、希望をかなえるためには「建ててくれる人とのコミュニケーションが大切」と奥様。「迷った時は、今この時の自分たちが何を求めるか、何を大切にするか、その原点に立ち戻れば、答えは見えてくると思います」。
hokus10.jpgちょうどご主人のご両親も遊びに来ていたので、みんなでリビングに集合。

記者の目

奥様が描かれた詳細な絵には、寸法まで書かれており、首藤社長も「プロ並み」と賞賛するほどで、思い入れの強さが伝わってきました。その思いを汲み取ることと、予算を抑えること、両方が実現できるのは丸三ホクシン建設ならでは、と思いました。

2012年02月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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