札幌市北区で行われた「木のあたたかな家」完成見学会へ行ってきました。もう3月も半ばというのに、まだビュンビュンと雪が吹きすさんでいます~。
お昼前、かなりの勢いで降っていた雪
フラットな屋根が多い住宅街の中ではちょっと珍しい三角屋根の家です。クリーム色とブルーのツートンカラーが雪の中で映えています。玄関ポーチの上に設けられたウッドデッキと木の断熱ドアもアクセントに。
外張り断熱の採用で木をそのまま見せられるだけでなく、勾配天井のおかげで頭上が広々してロフトを作る余裕も
家の2階です。天井部分も柱や梁も、これでもか!というほど構造材をそのまま見せた"現し"仕上げ。木の表面は大工さんがなめらかに仕上げているので木の美しさが味わえます。右奥に見えるトイレのドアも木の地肌をそのまま見せた仕上げ。
ちなみに、勾配天井を生かして作ったロフトは広々しています。廊下のほうにもまた別のロフトが。
見学に来たお客さまを案内する稲荷山さん
こちらは1階のリビング。お住まいになるのはご夫婦とその娘さん。
暖房は灯油ボイラーによる温水パネルヒーティング。「木の感じがいいと思って」と見学に来られたご一家に説明しているのは、晃和住宅スタッフの稲荷山さん。「当社では、暖房や外壁など決まったものを強く勧めることはしていません。例えば暖房にしても電気、ガス、灯油などお客さまのお好みに応じてフレキシブルに対応いたします」とのことでした。
勾配天井の現しにした木が特徴の1階LDK
こちらは反対側から見たダイニング。リビングとひと続きになっていますが、ダイニングスペースは天井を高くして開放感を持たせています。
この家には細かい間仕切りがなく、その分動きやすく使いやすそうです。収納になるようなスペースにもほとんど引き戸やドアが見当たりませんでした。
パネルヒーターってこんなビビッドな色もあるんですねぇ
全体的にシンプルな仕上がりの中、洗面台の隣にあるヒーターは鮮やかな黄色に塗られてポップな印象。お部屋の壁にもちょっとした遊びゴコロが見られます。聞いてみればこのお宅、実はオーナーの娘さんが建築士で設計を手掛けられたとのこと。ご入居されたらどんな住み心地なのかしら?そんな想像力をかきたてられる見学会でした。
2013年03月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。