奥様同士がいとこのF様とY様が隣接地で2棟同時、丸三ホクシンで家づくりを実現させました。当初は家づくりに関して「ざっくりとしたイメージしかなかった」というY様ご夫婦ですが、丸三ホクシン建設の物件を見学するなかで理想の住まいが具体的にイメージでき、さらに設計を担当した兼田さんがご夫婦の希望や好みを汲んで提案した内容に満足し、理想の住まいが出来上がりました。
右側がY邸です。外壁は落ち着いたこげ茶の立平葺きのガルバリウム。1階にはアウトドア好きのご主人がキャンプ道具などをふんだんに収納できるガレージも配備。いとこ同士で同時に建てた住宅でお互いに日照に配慮、玄関を隣り合わせにしました。ただし、住まいづくりはY様もF様も、それぞれの判断で住宅会社を選び、設計、仕様、性能などを決めていきました。お客様に「同じ会社で建てたとは思えないくらい雰囲気が違うね」と言われるそうです。どんな違いがあるのか。その秘密を探るため、早速お邪魔してみました。玄関まわりの壁はややクリームがかったさわやかな白の塗り壁。1階から3階を貫く階段室は大きな窓からの採光もあり、家全体を明るく演出しています。階段は木の風合いを生かしつつ、スチールの骨組みを採用することですっきり、圧迫感のない空間です。トリプルガラスの高断熱・高性能窓や壁の断熱性能の高さにより上下階の温度差が少ないので、こうした開放的なプランが実現できました。キッチンは「以前の家はキッチンが個室で寂しかったので、リビングにいる家族のほうを向いて料理ができるように」という奥様のたっての希望で対面型に。キッチンは造作。背後の収納棚は、大工さんの手づくりで、オーナーの手持ちのキッチンツールに合わせたぴったりサイズです。棚を低めの位置にするために窓は特注。台に登らなくても物を取れます。アンティークガラスも奥様お気に入り。シンクと、窓側についたガスコンロの間の空間も、作業や移動がしやすい距離にこだわりました。作業スペースも広いので、近い将来、お子さんと並んでお料理もできそうです。照明の位置も工夫されており、通常の立ち位置の真上から少しずらしているので、手元が陰になりません。「これも見てください!」と奥様が見せてくれたのは、キッチンの引き出しの中に収められていた長いパン切り包丁も入る包丁立て。なんと、これも大工さんの手作りでタモ材で作られています。
リビングには南東に大きな窓を。窓の位置は外から見てどのように見えるかも考慮して考えました。白い壁と天井、床のニレ材がやさしい色合いで、明るく開放的な空間になっています。断熱性能の高さで、暖房費が割安になるのは予想していましたが、夏にエアコンをほぼ使わずに快適に過ごせたのが良かったといいます。
家族全員のお気に入り空間がリビング。お子さんたちもダイニングテーブルで勉強することが多いそうです。
奥様の希望は、帰ってきた子どもたちや、遊びにきたお友達の様子がキッチンにいてもわかること。キッチンと階段スペースの間に開口を作り、空間をつなげて開放感のある場所になりました。
子ども部屋も大きな窓から光が差し、昼間は明るさも十分です。子ども部屋それぞれに収納もたっぷりあります。
子ども部屋は四畳半ですが天井板が無いため空間が広く感じられます。姉弟もお気に入りの空間でけん玉の技を披露してくれました。
いとこのF様と同時期に、家の建て替えを考え始めたY様ご夫婦。それぞれ、ハウスメーカーなどの情報も集めていましたが、予算に対応するために窓や断熱性能を削るなどの提案を受けました。「予算内に収めるために住み心地を悪くするのは違うな」と思っていたころに丸三ホクシン建設と出会い、施工事例や会社の姿勢、大工さんの技術に触れ、惚れ込んだといいます。「こんなに立派な家が予算内で建てられるなら」と、2棟同時に計画がスタートしました。
建築中の家を4軒ほど見学。無垢材の使い方や、階段の配置、照明、玄関前や外壁の雰囲気など、気に入ったところがたくさんあったと言います。物件を見学した中で見つけたポイントや、設計を担当した兼田さんが提案してくれた中から選んでいくことで、悩まずにスムーズに計画が進められたと言います。ご主人の休日が不定期なので、夜遅くの打ち合わせも快く対応してくれたそう。「3階建てやガレージ付き、断熱性能など、やりたいと思っていて、諦めたものは一つもありません。予算内で贅沢な家ができました」とY様ご夫婦。無垢材や塗り壁などの自然素材、階段や窓など、自分たちの好みを汲んで提案してもらったことに満足したと話していただきました。
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住まいの理想をあきらめない 札幌市東区/F様 ~いとこ同士が一緒に3階建ての住まいづくり~
2015年11月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。