どうです?この見事な青空!参加するみなさんの願いが届いたに違いありません。開場前からオーナーさんたちが列をつくる盛況ぶりです。キクザワ社員のあいさつと、菊澤里志社長による乾杯の音頭で感謝祭がスタート!
4000本の焼き鳥が次から次に、窯焼きピザも大人気!屋台エリアは焼き鳥、焼きそば、フランクフルトにフライドポテト、子どもにうれしい綿あめやかき氷、大人がうれしいビールまで、お祭りらしいフードやドリンクがたくさん。
毎回人気の焼き鳥は、一度に2皿、3皿と持っていく人もいます。
なので!
6人のメンバーが、焼き台を並べて一気に300本焼き。汗だくになっても「毎年、お客さまが喜んでくださいますから」という表情はさわやかです。
「ここのお祭りで、キクザワに決めたというお客さまもいるんですよ」と話すのは、川上左官工業の佐藤さん。「建築中の現場に入ったら、施主さんにお声を掛けられて。『あのとき、あなたが良いと言っていたわよね!』と、自分を覚えていてくれたんです」。塗り壁体験をしたときに、塗り方や珪藻土の性質などを詳しく説明したそうです。
その塗り壁体験コーナーは、今回も親子さんを中心に人気。職人さんが優しく教えてくれるので、ちびっこでも安心です。
去年からメニューに加わった、窯焼きのピザにも長い行列が。生地にトッピングをのせていたメンバーの方は、コックのように手付きも鮮やか。「わたしはクリナップから来ているので、料理実演には慣れているんですよ」の言葉に納得。
取材中でしたが、焼き立てのピザをいただきました。熱々で皮もパリッと香ばしく、チーズもトロ~リ。取材のことを忘れてしまいそうです・・・実は、トッピングに使用されたバジルは、社長のご自宅で栽培したものなんだとか!ベーコンもお客様のお知り合いのところで作ったものを、分けていただいたもの。天然素材を使って手作りで丁寧に仕上げるところは、キクザワの家づくりと同じですね。
焼きたてのピザ、おいしいよ!
自慢の家を造ってくれた棟梁に逢いたくて美味しいピザをいただいた後、お客さまにもお話を伺ってみました。答えてくださったのは穏やかな印象のご夫妻です。
「この感謝祭で、何がいちばん楽しみですか?」
豪華賞品が当たるビンゴかな、餅まきかなと思いながら尋ねると、 「キクザワの方たち、特に梶田さんに会いたくて!」という答えが。
「14年たっても自慢の家です、今度来てくださいよ」とKさんご夫妻。平屋で外壁は板張り、室内も木の質感あふれる家だそうです。玄関ホールがない設計のため、建てる前に「寒いんじゃないの?」とまわりからさんざん言われたとか。
まだインターネットの情報もそれほど充実していない時代。図書館に通っては家づくりの本や雑誌を片っ端から読み込んで、住宅性能が何よりも必要なことを知ったとか。でも、性能にきちんと取りくむ会社がなかなか見つからなかったそう。
「他社さんは営業の人が多いから質問にこたえられないんですよ」。その点、キクザワ社長は質問にすぐ答えてくれて、図書館で仕入れた知識の誤りも教えてくれました。「この会社は次元が違う!と思いました」。他社のように契約をせかすこともなく、「いつでも納得したらでいいですよ」と。
施工中は、棟梁の梶田さんに「本当に細かく無理を言って私たちの願いを叶えてもらいました。だから、なんともいえない親しみを感じていて、毎年会ってお話しするのが楽しみなんです」。その梶田さんも「当時は泣きながら造りましたね!」と笑いながら話します。
そうして出来上がった家は、「リビング入り口のドアがなくて玄関ドアからすぐリビング」といった造りで寒さが入ってきそうなのに、とても暖かいそうです。14年たった今も、「暖かさも含めて快適さはまったく変わりませんね」とKさん。
友人のYさんにも聞いてみました。「キクザワさんには、うちの屋根を直してもらったんです。実は、別の業者で2回工事を頼みましたが良くなりませんでした。そこをキクザワさんはきれいに直してくれましてね、雨漏りの悩みもなくなりました」。Yさんだけでなく、ご一緒のお母さまもここに来るのを楽しみにしているそう。「雰囲気も楽しいし、食べ物も美味しいって言ってますよ」。
四国から移住したNさんご夫妻にも聞きました「建てる前、社長には2回も四国まで来てもらったんですよ」。そう話すのは、息子さんと3人で平屋の家にお住まいのNさんご夫妻。「引っ越すまで、北海道は寒いと心配していましたが、我が家は本当に暖かいです。いまは2人でウォーキングなどを楽しんでいます」。年に1回、ファミリーのように集まるこの感謝祭を楽しみにしているそう。「ビンゴで旅行券が当たったこともあるんですよ」
新築したばかりで、今回は初めての参加というパパ。「今日は妻と息子の3人で来ました。板張りの家で木の感じもいいし、やはりうちの中が暖かいですよね」。ちいさな息子さんも、休憩コーナーの積み木を組み合わせてうれしそうに遊んでいましたよ。
大人もちびっこも大喜びのコーナーがいっぱい!会場は変わっても、広々とした敷地でいつものようにエンジョイするみなさん。ヨーヨー釣りや的当て、輪投げ、木工コーナーやニジマスのつかみどりなど、子どもたちの歓声があちこちで聞かれました。
菊澤社長は、イベントの間に会場内を回ってファミリーにごあいさつ。友だちのように肩を組んだり、「どっちが腹出てる?」と、オーナーさんとお腹をたたき合ったり(笑)。
突然の会場変更といったハプニングはあったものの、お客さまとの絆を大切にしたいと語る社長、そしてキクザワスタッフや恵風会メンバーの心意気が見えるフェスティバルでした。
記者の目迎えるスタッフも参加するオーナーさんも「楽しいです!」という声がたくさん聞かれた感謝祭。大雨による裏の苦労はまったく見えず、いつものように明るさに溢れていました。"絆"を大切にする菊澤社長をはじめスタッフ、恵風会メンバーがつくり出すファミリーのような雰囲気は、回を重ねるごとに新旧オーナーさんを惹きつけるなぁと感じました。
2018年07月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。