Story 取材記事

2つのファミリークロークがある北欧モダンな家 札幌市・Iさん/リビングワーク


「可愛い娘のために早く落ち着いて暮らせる家を」。そんな思いに動かされ、東京から実家のある札幌へのUターンを決めたIさん。

土地を探しながらモデルハウス巡りをする中で出会った地元札幌の工務店・リビングワークの設計・施工により子育て中の共働き夫婦が快適に暮らせることを第一に考えた北欧スタイルのマイホームを完成させました。


目次

室内が見えにくい安心感のある設計



Iさんご夫妻のこだわりが詰まったお住まいは白のガルバリウム鋼板貼りのシンプルモダンな外観。住宅街にある通りに面した敷地なので外から家の中が見えないよう窓の位置を全体的に高めに設計しています。



石やタイル、レンガなどさまざまな素材を組み合わせた個性的なアプローチ。玄関ポーチの内壁に木を使い、温かみのある上質なデザインに仕上げています。

北欧テイストのリビング&ダイニング

プランニングにあたっての要望は大きく3つ。まずご夫婦で協力しながら効率よく日々の家事がこなせること。次に奥様がお好きな北欧調のシンプルな空間にすること。そして、どこに何があるかがわかる整理整頓しやすい収納です。



吹き抜けから明るい日差しが降り注ぐリビングは家族みんなの憩いの場。休日はご夫婦そろって家事をしたり、お子様と遊んだりしながらゆっくり過ごします。

仕事と家事・育児を両立しなくてはならない目まぐるしい日々の中、「リビングでコーヒーを飲みながら、吹き抜けの窓から見える朝の空を眺めるのが至福のとき」と奥様。



北欧のカフェをイメージしたダイニングキッチン。カウンターの側面にはマガジンラックがついています。フローリングとキッチンの腰壁は無垢のナラ材を使用。

階段下のワークスペースと多機能な小空間



シンプルな吹き抜け空間を引き締める木のリビング階段。その下にフレキシブルに使えるカウンターを設けました。



リビング横の約3帖の小部屋は遊具を置き、プレイルームとして使っています。リビングとの境に大きなツリーを置くことを想定し、設計段階からスペースを確保しました。

水廻りに衣類の収納スペースを確保



レトロ調のヘリンボーンのフローリングが遊び心を感じさせるキッチン。背面の壁にインダストリアルなレンガ調タイルを貼り、ヴィンテージ感を添えました。

正面の扉の奥にはコンパクトなファミリークロークがあります。家族全員のルームウェアや下着はここに。



キッチンとユーティリティの2方向から出入りできるファミリークロークは回遊動線の要。「帰宅して洗面台で手を洗い、部屋着に着替えてからリビングやキッチンへという流れが自然にできて、とても使いやすい」と奥様も満足。

大型ファミリークローゼットで家事の時短



プライベートルームがある2階。寝室はダークな色合いのウォルナット風フローリングとブルーグレーの壁でシックにまとめました。高窓から朝の光が入り、目覚めも爽やか。

寝室の隣にも大型のファミリークロークを配置。物干しスペースとして活用している2階ホールで乾いた衣類を取り込み、クローク内にハンガーごと掛ければ片付け完了。洗濯物を畳んだり、各個室のクローゼットに分けて仕舞ったりする手間がかかりません。



2階ホールの一角にも小さな洗面スペースを設けています。身支度する場所が2ヵ所に分散され、朝の準備がスムーズ。

快適な書斎でリモートワークに集中



深いブルーのアクセントクロスが映えるご主人の書斎。趣味のクロスバイクが置かれた室内にはパソコンの作業がしやすい広めのカウンターと棚があり、テレワーク期間中も家族に気兼ねせず、仕事に集中できます。

こんなお洒落なワークスペースがあれば、リモート会議で自宅の様子がモニターに映り込んでも平気でいられそう。

地元工務店による北国に合った住まい

東京都内で暮らしていたIさんが地場工務店のリビングワークを選んだのは、冬が長く寒さも厳しい北海道の地域性に合った暖かい家にしたかったから。

当初は馴染みのある大手ハウスメーカーでの家づくりを考えていましたが、希望していた高いレベルの性能はオプションの会社がほとんど。「札幌市内の工務店をあたってみよう」と方向転換して間もなくリビングワークとのご縁がありました。



「オープンハウスを見に行きました。それまでのハウスメーカーは間取りやデザインの話が中心だったのに、リビングワークさんは真っ先に建物の断熱気密性能について説明して下さいました」とご主人。性能に自信を持っていることが感じられたといいます。

無理なセールスをせず、予算内で住み手の目線に立った最善の提案をしてくれる親身な対応も好印象。

「共働きで時間がとれない私たちにとって、リビングワークさんのきめ細かく素早いレスポンスはとても助かりました。実際に住んでみると生活動線が本当に便利。家事の時短ができた分、家族の時間が増えたのが嬉しいですね」。

記者の目

子育てに忙しい共働きのご夫婦のライフスタイルを反映した機能性の高いお住まい。特にキッチンとユーティリティの間に2WAYタイプのミニクロークを配置した水廻りのプランと2階の大型ファミリークロークは小さなお子様をお持ちの世帯にとって参考になりそう。リモートワークに対応可能なカウンターのあるワークスペースもこれからは必須。


2021年03月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

株式会社リビングワークの取材記事