Story 取材記事

ナラ、タモ、チーク…6種類の木で作った壁が評判 当麻町S邸


当麻町のSさんファミリーは、旭川方面にお出かけした際、たまたま昭和木材のモデルハウス「凛」が平屋のプランだったことに興味を持ち見学しました。「室内に入ると、木の質感の良さ、インパクトのあるデザインにピンときたんです。この家が良いと思いました」とSさん。

ということで、Sさんは現在、ナチュラルな和モダンのデザイン、大工など職人さんの技、無垢材をふんだんに活かしたモデルハウス「凛」をベースに、共働きの若い夫婦にあった間取りや生活動線、好みのデザインなどを取り入れたマイホームを実現しています。


上質な木の魅力、昭和木材の人気モデルハウス/旭川市

取材記事 上質な木の魅力、昭和木材の人気モデルハウス/旭川市

以前、IEZOOMでご紹介した(「旭川家具が似合う!昭和木材・和モダン平屋の家」) このオーナーをはじめ何組ものオーナ...

この記事を詳しく見る

モデルハウスの持ち味を生かす



当麻町の豊かな自然と田園風景が身近にある分譲住宅地に建つS邸は延床面積36.15坪の平屋建てのお住まいです。

片流れの勾配屋根とフラットルーフを組み合わせたバランスの良い外観。真っ直ぐなアプローチを挟んでカーポートと駐車スペースを設けています。

存在感のある玄関ホールの間仕切り



Sさんご夫妻の要望が最も多く反映された広い玄関ホール。ナラ・タモ・ウォルナット・チェリー・メープル・チークの6種類の木を使用したウッドタイル貼りの間仕切りで来客用とプライベートスペースを分けています。

「初めて来た人が間仕切りを見て『おっ!』と反応してくれるのがちょっと嬉しい」と笑顔を浮かべるご主人。

S邸を見て同じものを希望するお客様もいらっしゃるそうですが、家に合わせて造るので1つひとつデザインが違うそうです。

「割付けに従って部材1本1本のサイズを決めます。長い木材を現地でカットすると小口がキレイに仕上がらないため工場で加工。現場に持ち込み、大工さんが床の上で仮組みしてから貼り付けます(昭和木材住宅事業部・林のぞみさん)」。



間仕切りの裏側には有孔ボードを貼り、市販のフックを取り付けられるようにしています。



ホールの奥には靴を置く棚とハンガーを設置しました。「自転車が置ける広さ。ついつい何でも置いてしまうので出入り口から見えないように目隠しを下げました(奥様)」。



寒冷地向けの住宅壁貫通型宅配ボックス。内側の扉にペアガラス入り樹脂サッシを使用しているため断熱・気密性が高く、室内の快適性を損ねる心配がありません。



室内の雰囲気や間取りはモデルハウス「凛」をベースにしています。15.6帖のリビングは無垢のタモ材を使った勾配のある竿縁天井が印象的な和風モダン。長さ3.6mの造り付けのテレビボードと1枚板のダイニングテーブルは同社が製作しました。フローリングは無垢のナラ材。

子育てを見据えた4LDKの間取り




「リビングと寝室、予備室の位置関係やキッチンのレイアウトはモデルハウスと同じ。子供が生まれた時のことを想定し、個室を2つ追加しました(ご主人)」。

キッチンは夫婦双方が使いやすく



キッチン廻りは黒を基調としたコーディネートです。

ナチュラルなインテリアにスタイリッシュさが加わり、LDK全体が引き締まった印象に。



ゆったりとしたキッチン内部。先に帰宅して夕飯の準備に取り掛かることが多いご主人の身長に合わせてワークトップを高めにしました。洗い物をする時、前かがみにならないため奥様も使いやすいそうです。

水廻りと子供部屋を結ぶ直線通路

キッチン横の通路は子供部屋に通じる廊下と一直線につながっています。突き当たりの壁には山と湖をモチーフにした抽象画的なクロスを貼り、アクセントをつけました。



トイレの目の前に造作したシンプルな木の洗面台。摺りガラス入りの木製引き戸の向こうがユーティリティです。スペースを無駄なく使うため出入り口は子供部屋を除いて全て引き戸に。



モノトーンでまとめたホテルライクなトイレ。内装・照明は奥様主導で決めましたが、トイレとキッチン廻りはご主人がセレクトしました。

「私がイメージしていたナチュラル系とは違った雰囲気になりましたが、意外と気に入っています(奥様)」。

和の佇まいを添えたプライベート空間



LDKに隣接した寝室。造りは洋風ですが、深みのある抹茶グリーンをアクセントにした「和」を感じさせる色使いです。一段天井をさげたところに間接照明を設置。



子供部屋は塗り壁調クロスに竹製ブラインドという和モダンな組み合わせ。

収納スペースには扉も棚も付けていません。「仕上げは子供部屋が必要になってから。カウンターと棚板を取り付ければ、勉強机のように使うことも出来ると思います(ご主人)」。

家づくりの経緯

平屋の暮らしやすさを日々実感

お隣のペットの鳴き声や生活音が聞こえる古いアパートで暮らしていたSさん。プライバシーも心配で引っ越しを考えましたが、当麻町では新しい賃貸住宅が少なく、気に入った新築物件を見つけても家賃が高いことからマイホームづくりに踏み切りました。

「ちょうど町の宅地が分譲中。これを逃すと次はいつになるかわからないので完売してしまわないうちに今の土地を取得しました。タイミングも良かったと思います(ご主人)」。

その後、時間を見つけては奥様と一緒にいろいろな会社のモデルハウスへ。間もなく昭和木材が旭川市永山町で公開している和風平屋建て住宅「凛」との運命的な出会いが訪れました。

「タモの突板を貼った勾配天井のリビングが特に印象的。1階と2階の行き来がなく、ワンフロアで生活できる平屋建てのプランにも魅力を感じた」というご夫妻。

モデルハウスを見て完成形のイメージが掴めたため間取りや内・外装など細かい部分を決めるのにそれほど時間がかからなかったといいます。



新居に移り住み、平屋の良さを改めて感じたと語るSさんご夫妻。「実際に住んでみると、階段の昇り降りのない家は本当に暮らしやすい。掃除も楽です(奥様)」。

アパートのように音の問題を気にすることもなく「リラックスした気分でいられる」とご主人。ぽんずちゃんも室内を自由に走り回っています。

「まとめ買いした消耗品をストックする収納スペースも十分あり、買い物のスパンが長くなりました。生サイクルが良い方向に変わってきた気がします」。

記者の目

S邸は構造材に当麻町産木材を活用。最大250万円の補助が受けられる「当麻町産材活用促進事業補助金」も利用できました。

1943年に旭川で創業した昭和木材。地場産材や補助金活用、旭川の厳しい寒さや積雪など、気候風土も踏まえた快適な家づくりができるノウハウ、経験があるようです。

当麻町産材活用促進事業補助金 詳しくはこちら


2021年07月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

昭和木材株式会社 住宅事業部の取材記事

いえズームコラム