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ミニマルで暮らしやすい平屋の家 旭川/ 昭和木材株式会社

昭和木材株式会社の家は、SOLID WOOD「木の香りに癒やされる住まい」。100年続く老舗の木材会社だから、良質な木材の入手はもちろん、プレカットから一枚板のテーブルづくりまで、一貫した請負体制が魅力です。

今回は昭和木材の木の魅力「木味(きあじ)」に魅了され、自ら詳細な間取り図を起こし、こだわりや希望を見事に実現させたKさんのお宅を拝見しお話をうかがいます。



Kさんのお宅は2015年9月に完成。のどかな住宅街にあります。縦長な土地に、縦長に配置された平屋建てで、敷地の間口から建物まで、駐車スペースを広く確保しています。


目次

温かみのある「木」を使った家にしたい

30代後半のKさんはご夫婦の二人暮らし。周囲の友人達がマイホームを建てることが続き、自分たちも新築一戸建てを考えるようになったといいます。

ご夫婦共に、2階建て住宅に暮らすご両親が上階を持て余している様子を見ていたこともあり、当初から平屋建てを希望していました。

それから、「木の温もりを感じられる家にしたかった」Kさん。昭和木材の住宅事業部に勤めるいとこの高野さんに相談し、完成現場を見て、とてもしっくりきたそうです。



玄関ポーチの天井にはアカマツを採用。木質調のドアと相まって良い雰囲気です。



勾配屋根の形状を生かした吹抜けのリビングは10畳大。開放感溢れる空間で、実際よりも広く感じられます。ナラの無垢板を使った床には、掃除がしやすいようウレタンワックスを掛けています。



玄関には大型のシューズクローゼットを完備。採光窓の付いたコート掛けスペースも備えています。



ダイニングの壁面には書斎スペースを希望。テーブルや椅子は東川の家具工房に制作依頼したオーダー家具で統一しています。キッチンの腰壁には食事をしがらテレビが楽しめるよう、カウンターも設置しています。



対面キッチンは、壁高を手元が隠れる高さにしました。天板にはタモの一枚板を使用しています。

自分たちの暮らしに合った間取りを追求

家づくりに関する書籍やインターネットを使って、情報収集をしていたご主人。自分で間取り図をつくり、より具体的な希望を伝えました。


ご主人が作成した間取り図。エクセルのマス目を使い、実際の広さもイメージすることができます。


「試行錯誤の末、当初の希望を反映しつつ、客間、寝室、クローゼット、寝室と、居室が縦に配置されたマンション・スタイルに落ち着きました」とご主人。





上からご主人の寝室、ウォークインクローゼット、奥さまの寝室。寝室の間に共有のクローゼットを配置し、双方から出入り出来るようにしました。

共働きのKさんご夫婦。洋服を畳んでしまう手間を省くため、ハンガーに掛ける収納方法をとっています。そのため、ハンガーパイプも多めに設置したそうです。



ウォークインクローゼットの背面には大型のパントリーを造りました。キッチンと通路を挟んだ場所にあり、とても使いやすそうです。



パントリーとは別に、リビングには掃除用具などを収めた収納も。ささっと取り出して気軽に掃除ができます。



また、ユーティリティーとは別に洗濯専用室を確保。「前に住んでいたアパートでは洗濯物がなかなか乾かず、ストレスだったので、洗濯室は必ずつくろうと思っていました」と奥さま。

洗った洗濯物をその場で干すことができ、人目にも触れないので急な来客時でも安心です。

キレイが保てる水回りを徹底研究!

「とにかくお掃除が苦手で、なるべくメンテナンスに手間がかからないようにしたかったんです」と奥さま。特に水回りを工夫されています。



キッチンは手元が見えないよう、腰壁を高めに設定しています。天板はメンテナンスのしやすさと丈夫さを考えてステンレスにしました。

キッチンは通常サイズ(2.55m)よりも長い3m。食洗機も一番右端に設置してもらうなど、奥さまが一番こだわった場所です。



拭きやすく、デザインも良いフラットなガスレンジ。ボタン式のスイッチもお気に入りです。



さきほどの洗濯室横にあるユーティリティーには、ご夫婦それぞれのシャンプーなどが入ったボックスや、スポンジが掛かった棚があります。



奥さま「我が家は銭湯スタイルなんです。洗剤容器の底に付くヌメリや石けんカスなど、カビや水垢の原因になるものを出来るだけ置かないよう、浴室にはラックを付けませんでした。

入浴する時に自分の道具を持って入ります。主人がひげ剃りに必要だからと、鏡だけは付けました」。



北欧テイストのシンプルな造作洗面化粧台。正面には明るいグリーンのアクセントクロスを使いました。左手にトイレ、右手にユーティリティーがあります。

オーナーのこだわりに提案をプラス

「ご夫婦の家づくりに対する方向性が、しっかりと決まっていたので、大変やりやすかったです」とインテリアコーディネーターの林さん。

「飽きの来ない、でも個性も出したデザインを希望しました」とご主人。


こちらはデンマークのブランド「ルイスポールセン」のペンダントライト。以前からKさんが愛用していたもので、林さんはこの照明がインテリアのヒントになったと言います。


シンプル・ナチュラルなスタイルに、北欧テイストを採り入れたインテリアは、昭和木材の住宅にピッタリです。



現在のリビング。ご入居されて4年が経つとは思えない、新築同様の美しさを保たれています。「若草色のアクセントクロスが素敵ですね」という取材者の言葉に、「実はつい先日、クロスを変えたばかりなんです」と林さん。



こちらが完成当時の室内。全て真っ白なクロスで統一されています。どちらも素敵ですが、クロスの貼り替えだけでこんなに印象が変わることに驚きました。
「林さんに全てお任せしました。こちらの好みを分かってくださっているので、出来上がりも大満足です」と奥さま。

記者の目



「ここまで詳細な間取り図を用意されたオーナーさんは初めててでした。こだわりを、できるだけ丁寧に形にしていきました」と、Kさんのいとこで工事担当の高野さん。

また、「Kさんの希望で採用した方法は、その後の昭和木材の家づくりで、参考にされる方が多いんです」と林さん。例えば、浴室に棚やタオル掛けを設けない「銭湯スタイル」は、実際に採り入れたお客さま(Eさま)にも大変好評だと言います。
Eさま邸の記事はこちら



最近人気の高い平屋建て住宅ですが、限られた広さで、機能性と居心地の良さを両立させたKさんの住まいは、是非参考にしていただきたい実例でした。

2020年01月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

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