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書斎・収納・予算などの要望を網羅した愛着深まる我が家 旭川市/H邸


家は一生の買い物なので1年はかけて慎重に住宅会社を選びたいと考えていた旭川市在住のHさんファミリー。最終的に昭和木材さんに出会えたことで、自然素材を活かした飽きのこない家づくり、無理のない予算、好みの間取り、十分な収納、そして真冬でも日中は暖房を切っても暖かい、とても快適な家が実現しました。



旭川市内の利便性の良い住宅地にH邸はあります。外壁はデザイン性重視の窯業系サイディングで屋根はフラットルーフ。カーポートも併設し、雪の多い旭川でも除雪の負担を減らせます。



玄関の上がり框の部分が直線ではなく木の外周の形状を活かした自然な形になっています。高級な無垢のテーブルなどで見かける「耳付き」です。道内有数の総合木材メーカー「昭和木材」の住宅事業部は、随所にこうした自然素材を活かした家づくりが特徴。左側には収納力十分のシューズクローゼットも配置しています。



昭和木材住宅事業部のモデルハウスを見学した際に、無垢材のあたたかくナチュラルな雰囲気が好印象で、床はナラ、天井はタモの無垢材を採用しました。ソファーも昭和木材の林さんに相談し、旭川家具「宮田産業株式会社」の製品を採用。



右のテレビボードはオーダーで職人が制作した一点もの。



対面キッチンの正面にあるダイニングテーブルはカンディハウスを選びました。



キッチンは掃除やメンテナンスの負担が少ない、そして丈夫さが魅力のタカラスタンダードを選択。



高断熱・高気密住宅でセントラルヒーティングを採用しているため、家の中はどこももれなく暖か。そうなると冷蔵庫に入りきらない保存食や野菜、飲み物などを涼しい場所で保存することができなくなります。そこで用意したのが外気を取り入れる食品保冷庫(パントリー)です。冬期は冷蔵庫として活躍してくれます。



ユーティリティは、奥からバスルーム、洗濯スペース、洗面化粧台、そして右手にはアイロンや洗濯ものをたたむのに便利な造作カウンター、左にはウォークインクローゼットという、着替え、洗濯、洗濯干しとたたみ、アイロン、収納までが一か所でできる動線です。



2階の主寝室の奥にはウォークインクローゼットがありまして・・・さらに進むと



ご主人が要望した隠れ家風書斎があります。当初はご主人専用を想定していた書斎ですが、家族みんなで共有できるように大きなカウンターにしました。カウンターや見せる収納などは造作です。



書斎の本棚も収納力抜群です。間取りや収納、カウンターなどの造作に至るまで、打合せを重ね、一つひとつ、満足できるようにプランニングしていきました。

ではHさんご夫妻に家づくりの経緯を伺います。

―家づくりのきっかけは?



以前は旭川のマンションに住んでいましたが、左右の家の生活音が聞こえてきて。私たちも子どもが走り回ったりすると近所迷惑になってしまうのではないか、子どもにピアノを習わせたいけど、この環境では難しいしと思ったのが、家を建てようと思ったきっかけです。

―家づくりは何から始めましたか?



まずは旭川市内の住宅展示場を回りました。ただ各社の営業の方の気合いが凄くて3社くらい見学したらけっこうな疲労感でした。見積りまでお願いしてしまうと引き返せなくなるかも、とも感じました。住宅雑誌を買ったり、旭川市内のモデルハウスや、完成現場見学会の情報なども得て、約1年、予算、デザイン、間取り、そしてどの住宅会社がいいかなどの観点で情報収集していました。

―昭和木材住宅事業部との出会いは?

岩手で建築関係の仕事をしている叔父に相談したんです。木材をいっぱい使った家が好きだという話もしたところ、叔父が昭和木材を紹介してくれたんです。


※昭和木材は、道内だけでなく東北(青森、秋田、岩手、宮城)、関東、関西でも木材販売を行っている。


それまでは、ブルックリンスタイルなどの家なども興味があったのですが、昭和木材さんの永山のモデルハウスを見学させてもらったところ、木の風合い、そして時間が経つほどに風合いが増してくる家、というのも大変いいなと感じたのがきっかけで、その後の打合せなどを経て、昭和木材さんに決めました。

―家づくりで重視した点は?



昭和木材住宅事業部の林さんと1年以上かけて、10回以上の面談、そしてそのほかにもLINEや電話などで打合せを重ねました。

特に重視したのは予算。賃貸マンションの家賃と同等くらいで、家計を圧迫しない住宅ローン額に抑えたいというのが第1でした。子どもの教育費も必要ですし、住宅ローンの負担が大きすぎると家族で旅行や趣味などを楽しむことにも支障が出ると思います。

また回遊動線、収納の位置などいろんな部分で林さんには何度もプランを検討していただきました。



林さんは、こちらの要望を丁寧に受け止めてくれて、実現できる方法を提案してくれます。自由設計の注文住宅なので要望をいろいろ叶えていただけました。決めなければならないことも多かったですが、林さんにアドバイスをいただきながら進められたので、楽しかった記憶しかないです。

―住み心地は?



家での時間が快適で外出が減りました。仕事が終わって家に帰ると「ああ、良い家だな」って毎回思います。寒い家で暮らした経験もあるので、真冬の日中に、暖房を切っても暖かい家というのは驚き。快適そのものです。



ウォークインクローゼットなどは、家づくりの最初の頃に興味を持ったブルックリンスタイルを取り入れたり、昭和木材さんの完成現場見学会で見たアレクサ(Amazon Echo/アマゾン エコーの音声で家電を操作することができるスマートスピーカー)を使ったIOTを採用してもらったり、昭和木材さんの造作建具など素敵なものをたくさん見学させてもらって、そういったものを我が家に取り入れることもできました。

予算、間取り、素材選び、家具などに至るまで丁寧に検討できて、納得の家づくりでした。娘も新しい家が気に入って悠々自適に楽しく過ごしています。

ちなみに、昭和木材さんとの縁を作ってくれた叔父とテレビ電話で話した時は、私たちが冬なのに裸足で半袖だったので驚かれました。暖かい家なので、自然に薄着になっているようです。

H邸の建築概要



1階床面積  76.18㎡(23.0坪)
2階床面積 48.22㎡(14.55坪)
延床面積 124.40㎡(37.55坪)
構造・工法 木造(在来工法)
断熱(壁) 吹込用ロックウール厚60kg100mm
(付加)押出法PSF3種b 30mm
断熱(天井) 吹込用ロックウール厚25kg 300mm
断熱(基礎) 外 押出法PSF3種 50mm
内 押出法PSF3種 50mm
スカート断熱3種50mm
断熱(窓) エルスターX(トリプルガラス)
換気  第3種換気システム
暖房 エコジョーズ(ガスボイラー)
セントラル暖房

2022年05月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。

昭和木材株式会社 住宅事業部の取材記事