旭川市のOさんは、ご夫婦と小さなお子さん2人で暮らす4人家族です。2024年4月に完成した新居は、自社製材の建材を使い、木の温もりあふれる家づくりで人気の昭和木材に依頼しました。
共働きのOさん夫婦は、暮らしやすさやメンテナンスのしやすさにもこだわったそう。ご夫婦に昭和木材との家づくりについてお話をうかがいます。
ゆとりの玄関から始まる暮らしやすい回遊動線
木々の柄が可愛らしい玄関。玄関には宅配ボックスを備えています。玄関の広さは2.5帖ですが、奥のシューズクロークが1.3帖あるため、奥まで見通せて空間にゆとりを感じます。
ご主人 基本的に1階で生活するので、家事ラクを意識して、水回りを含めた回遊式になっています。
帰宅後の手洗いや、来客にも使ってもらいやすいよう、洗面化粧台は玄関からユーティリティーに抜ける通路に設置しました。
洗面化粧台や浴槽、キッチンには手入れのしやすいタカラのホーロー製をチョイス。浴槽は保温効果も高く、4時間ほど経ってもお湯が冷めないそう。
左/トイレは北欧風のかわいらしいクロスで明るい空間に。
右/ユーティリティーには、ガス衣類乾燥機「幹太くん」を設置しました。
キッチンからは1階全体が見渡せる造り。階段を行き来する家族の様子も見渡せます。
高品質なオリジナル家具で彩る開放的なLDK
17帖のリビング・ダイニングは、客室を合わせると22.5帖と、広々とした空間です。ダイニングテーブルとコーヒーテーブル、テレビボードは昭和木材のオリジナル。高品質でデザインもよく、永く愛用できる造作家具が手に入るのは、昭和木材ならではの魅力です。
柱がなく、視界を遮らない客室は、ご夫婦ともにお気に入りのポイントです。遊んでいる子どもの様子にも目が届き、来客時には客室としても使えます。
ご主人 最初のプランでは客間のコーナーに柱がありましたが、視線を遮りたくないと林さんに相談したところ、強度を確保したうえで階段側に移動した今のプランを出してくれました。
美しい木目の床材は、昭和木材の標準仕様で、ナラの無垢材を使っています。
奥さま 子どもがおもちゃを落としても削れたりすることがなく、傷が気になりません。歩き心地もよく、掃除機やワイパーで掃除もしやすい。温かみも魅力ですが、機能面でも優れていると感じます。
こちらはクリの木で作ったダイニングテーブルとイス。天板は、板を半分に割って開いた「ブックマッチ」加工で、木目が左右対称になっています。
ご主人 昭和木材さんの工場で、たくさん並んでいる天板の中から部屋に合う色味とサイズを選びました。耳(※)の形も好きで、とても気に入っています。
※耳とは、原木(丸太)の表皮に近い部分。自然なカーブと凹凸を楽しめるのが魅力
ウォールナットの丸い天板がかわいらしいコーヒーテーブルは林さんのデザインです。テレビ背面の突板にはタモの無垢材が使われており、部屋全体に木の温もりを感じます。
2階はライフスタイルの変化に対応できる設計
2階には、洋室が2部屋と主寝室があります。将来、子どもが巣立つことを考えて、洋室は机とベッドが置ける広さ(4.5~5帖大)にしています。
主寝室の無垢床は、色味の違いが楽しめるよう、板の組み合わせを工夫しています。
寝室の隣には4帖の納戸をつくりました。お子さんが自分のタイミングで入れるよう、ホールから出入りする動線にしています。収納スペースを分散させず、1箇所に集めることで、大きなスペースを確保することができました。
家づくりのきっかけは?
奥さま 育児休暇で時間ができた時期に、いつかはマイホームを建てたいと思っていたので、情報収集を始めました。住宅展示場などもめぐって、実際に数社からプランを出してもらっていましたが、決め手に欠けて、住宅会社探しを続けていました。
昭和木材との出会いは?
奥さま 私の職場の先輩が昭和木材さんで家を建てていて、木をたくさん使った高級感のある家づくりだと紹介され、モデルハウスを見学したところ、入った瞬間に夫婦そろって「ここしかない」と一目惚れでした。
依頼の決め手は?
奥さま 設計力の高さや自社工場で高精度に製材する建材などに魅力を感じました。充実したアフターフォローも含め、総合的に比較して、昭和木材さんを選びました。
家づくりのアイデアはどのように?
インターネットやインスタグラムなどのSNSもそうですが、いえズームに掲載されている昭和木材さんの取材記事を隅から隅まで読んで、参考にさせていただきました。
家づくりの感想は?
ご主人 ぼくたちの要望を整理して、プラスアルファの提案をしていただきました。寝室の床も、大工さんにその場でやってもらうなど、昭和木材さんの柔軟な対応のおかげで、期待以上の家が完成しました。
奥さま 壁紙を決めるときは、現場で建築中の壁にサンプルをあてながら選ばせてもらい、完成像をイメージしやすかったです。細部まで配慮していただき、大満足の仕上がりになりました。
【記者の目】
「期待以上の仕上がり」と話すご夫婦や、上の息子さんが林さんにすっかり懐いている様子からも、オーナー家族に寄り添い丁寧な打ち合わせを重ねた家づくりであったことがうかがえます。
高い提案力と一生もののオリジナル家具。昭和木材ならではの魅力を再確認した取材でした。
2024年10月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。