5月27日(月)に札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)で行われた6名の建築家による「家をつくろう展」に行ってきました。
昨年12月(※札幌良い住宅記事)から半年ぶりの開催です。
この日は夏のような暑さでしたが、チカホはやはり涼しい!場所は北3条交差点広場の近くと聞いていましたが、歩きながらチラチラと見る人たちが・・・あっ、ここですね!
「札幌良い住宅.jp」でおなじみの白田建築事務所・白田智樹さんもいらっしゃいました。「建築家は、自分から街に出ていくべき」がモットーの白田さん。いろんな人とコミュニケーションをすることで"建築家は敷居が高い"というイメージを払しょくしたいとか。
「どんな仕事をしているのか、まずそれを知ってもらいたいですね」と言うのは中島正晴さん。「会話することで偶然のお付き合いが始まる、そういったことを私たちは大切にしています」。白田さんも「インターネットや雑誌だけではなくて、まずは話すことが重要なんですよね」とうなずいていました。
そんな思いで意気投合した6名の方が、今まで手掛けた建築の設計や住宅模型などを展示した「家をつくろう展」。
ほぼ皆さん常駐しているので、展示の質問にも答えてくれるほか、簡単な相談にも応じてくれるので通りかかった人はラッキーですね。
前回の展示では「家を何とかしたい」と考えている方のほか、「もう建ててしまったけれど住宅を見るのが好きになった」という方、勉強熱心な建築科の学生さんなどいらしたそうです。「どんな方も、もちろんウェルカムですよ!」と白田さん。
皆さん、訪れた方にはていねいに話していらして"敷居の高さ"を感じさせません。
こちらの写真は、大学の非常勤講師も務める遠藤崇能(たかよし)さん。自然との調和を考えた家づくりや、物件チェックのため自らゴーグルをはめて床下に潜り込む話まで、つい引き込まれてしまいました。同じブースにあった笠井啓介さんの、構想から完成まで3年(!)かかったというアーティスティックな住宅もおもしろい。
建築家の方と、ここまで気さくにお話しできる機会ってかなり貴重だと思います。次はまた半年後の予定ですが、札幌良い住宅.jpでもイベントのお知らせをしますのでぜひお見逃しなく!
2013年06月現在の情報です。詳細は各社公式サイト・電話等でご確認ください。